フランスのお袋の味 キッシュ・ロレーヌ <Quiche lorraine>
2004年12月01日(水) 0時00分
難易度 ★☆☆ 所要時間 ★☆☆ご無沙汰しております
所持事情により更新が滞っていました。。。その間にチェックしてくれていた皆さんごめんなさい
さて、今日はフランスを代表するお惣菜「キッシュ・ロレーヌ」
フランスのほとんどパン屋さんでも売っている定番中の定番
具はベーコンのみの塩味のある食事用キッシュです
「Lorraine」、つまりロレーヌ地方はパリから特急で2時間半ほどのフランス北東部の地方のマモン(母親)の味

作り方も簡単で冷めても美味しいので、年末年始のFete(フェット:パーティー)のお土産やランチにお勧めです
材料(4〜6人分)<練りこみ生地>
小麦粉 200g
バター 150g
卵 1個
塩 5g
水 大さじ2(30ml)
<アパレイユ(中身)>
ベーコン 150g (できれば塊)
卵 3個
生クリーム 200ml
とろけるチーズ(細切り) 適量
ナツメグ(粉) 適量
作り方@、練りこみ生地を作ります。小さめのキューブ状に切ったバターを室温に戻してボールに入れる。小麦粉もふるい入れ、スプーンの裏などでバターを潰すようにしながら小麦粉を全体に混ぜ込む
A、塩、卵を加え全体が馴染むまで混ぜ込み、水も加え更に混ぜ、手で丸くまとめる
B、丸めた生地を取り出し、冷えた台の上などでこねないように気をつけながら、何度か折りたたむようにして全体を均一に混ぜ込み、再び丸くまとめてラップで包み冷蔵庫で30分ほど休ませる
※ここまでで練りこみ生地の仕込み終了
C、休ませた生地を冷えた台の上で麺棒を使って3mm厚程度にのばす
D、直径18〜22cm程度のタルト型にのばした生地をのせ、破けないように指の背などを使って型にぴたりと貼り付け、型の上を麺棒を押し付けるように転がし余分な生地を切り落とす。生地の底をフォークで満遍なく突いて空気穴を開け、再び冷蔵庫で15分ほど休ませる
E、休ませた生地にクッキングシートを敷いて重しを入れ、180℃に熱したオーヴンで25分ほど焼色をつけない白焼の状態まで焼き、クッキングシートごと重しをはずす
F、6mm各程度の棒状に切ったベーコンを、少量の油をひいたフライパンで全体に焼き色をつけるように中火で炒め取り出す
G、フライパンに残った油を捨て火にかけずに生クリームを少量加え、底にこびりついたベーコンの旨みをこげそるように生クリームに溶かし込み、ボウルに移す
H、上記ボウルに卵、塩胡椒、ナツメグを加えて溶き、残りの生クリームとチーズを少量加えて泡だて器などでよく混ぜ合わせる
I、下焼きした生地の底に焼いたベーコンを全体に散らし、Hを生地のふちに付かないように流し込む
J、とろけるチーズを全体に散らし、180℃に熱したオーヴンで表面に綺麗な焼色が付くまで25分程焼く。楊枝やナイフを刺してみてアパレイユが先端につかず温かければ焼きあがり。型から取り出して完成

美味しく作るコツと解説・生地はもちろん市販品を買ってきてもOK
。パイ生地でも構いません。甘くないものを選びましょう・スプーンの裏で混ぜたり冷たい台の上で作業する理由は、体温や生暖かい台の温度でバターが溶けてしまうのを避けながら混ぜ込むためです。バターが溶けてしまうとベタベタの生地になってしまうので要注意

・作業ごとに生地を冷蔵庫で休ませる理由もバターが溶け出してしまわないようにするためです。バターは室温でも柔らかくなるため作業中にも溶け始めています。それを再び冷やし固めるためです。温かいお部屋での作業は避けましょう

・生地を混ぜ込む際はうどんのようにこねないで下さい
。こねすぎるとと小麦粉からグルテンが出てしまいサクッとした仕上がりになりません。こねすぎてしまった場合には一晩冷蔵庫で休ませるとグルテンも落ち着き良い状態に戻ります
・重しがなければ全体が金属製のフォークやスプーンを底に置いて焼きましょう。火傷には注意

・下焼きの時点で焼色が付くまで焼いてしまうと、アパレイユを流し込んで二度目に焼いたときにふちが焦げてしまいます。その場合は二度目の焼きのときに、ふちにアルミホイルなどをかぶせて焦げないようにしましょう

・流し込むアパレイユは必ず少量なめて塩加減を味見しましょう。生ですが少量舐めたくらいではお腹は壊しません。ベーコンにも塩気があるのでアパレイユの塩気は若干控えめが良いでしょう

・アパレイユを流し込むときに生地のふちに付いてしまうとその部分が焦げやすくなってしまいます。付いてしまったら拭き取ってから焼きましょう

・ベーコンの代わりに、炒めたたっぷりキノコを入れれば「キノコのキッシュ
」。炒めたほうれん草とサーモンを入れて「ほうれん草とサーモンのキッシュ
」などヴェリエーションは無限大
。水気が多い食材はあらかじめ炒めるなどして水分を飛ばしておくことが重要です。さもないとオーヴンで焼いている間に水分が出てしまい「ぐっちゃりキッシュ
」に。。。
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