ローカルボーイズ (ネタバレ有り)

2005年11月12日(土) 15時10分
ローカルボーイズ (2002) ネタバレ有り

原題: Local Boys
邦題: ローカルボーイズ
監督: ロン・モラー
出演: エリック・クリスチャン・オルセン
出演: ジェレミー・サンプター
出演: マーク・ハーモン
出演: ジュゼッペ・アンドリュース



ケーブルで観ました。

ローティーンの少年と少年の兄の心の成長を描いた爽やかな映画。

サーフィンといえば無謀な若者と多く出てきたり、犯罪絡みの映画も多いけど、実際はこの映画のように悩みながら毎日を送っている人々の方が多いんだと思う。
12歳の誕生日に兄にサーフボードを買ってもらった少年。選んだボードが身体にちょっと大きすぎて苦労していると、浜の監視員をしている年配のサーファーに声をかけられた。

監視員の彼が少年の体格に合ったサーフボードを少年に貸し与え、サーフィンについても教えてもらった。少年はメキメキと腕を上げていくが、兄は監視員の彼が気に入らない。

少年と兄の兄弟は母と暮らしていて父親は既に亡くなっている。母は徐々にその監視員の彼と親しくなるが、兄はそれも気に入らない様子。

兄は父親の影を常に感じ、母親が他の男性と親しくするのも許せないし、弟には父親代わりにならなければと必要以上に神経質になってしまっている。弟はそういう兄を理解できないで、兄に反発してしまう。

監視員の彼は実は伝説のサーファー。兄は彼が自分よりもサーフィンが上手なことも気に障ってしまう。

兄は友人とメキシコに行くことを計画していたが、車が壊れてしまう。監視員の彼の本職は車の修理工だったので、彼に治してもらうことになった。

車の修理をしてもらううちに彼と兄は徐々に打ち解けるようになった。彼にロングボードを貸してもらい、兄の友人たちと少年はメキシコへと向かった。

メキシコに入国してから早速、友人の知っているという秘密のスポットへ急な坂を下って行ってみると、きれいな波が揃っているのに誰もサーフィンをしていない綺麗なビーチが広がっていた。彼らがサーフしているのを見ているのは、ビーチにたむろしている鳥たちだけ。

夜は他のサーファーも集っているビーチで焚き火を囲んでビールを飲んで騒いでいたが、友人の1人が悩みを抱えていた。仲間とのひと時で友人はなんとか自分を取り戻すことができた。

メキシコまでは車で2時間半のカルフォルニアなので、それほど遠くまでの旅ではないが、少年も兄も兄の友人たちも急速に成長した1泊旅行だった。


カルフォルニアに帰ってくると監視員の彼は何故か少年を避けるようになってしまった。少年は兄がビーチに誘っても断り、彼がビーチ連れて行ってくれるのを待っている。

兄と母は少年が傷ついていることにそれぞれ痛みを感じて衝突してしまう。自分の部屋で、母と兄が自分を思って口論しているのを聞いて、彼は心が吹っ切れ独りでビーチへと向かう。

少年は彼の自動車修理工場へと向かって、彼の話を聞くことにした。彼は3年前に奥さんと娘を交通事故で失って、家族を思い出してしまって彼らと会うことが辛かったということが少年にも理解できた。

少年は、彼にサーフ出来る元気が出るまで待っているといって帰る。

彼は彼ら兄弟のもとにしばらくして現れた。兄は反発したものの、最終的に彼を受け入れてひと夏の終わりには彼らはお互いを受け入れることが出来るようになる。


大人になっても少年のままで居たいと願う、サーファーの物語。

ホロリとして、つい眼に涙が溜まってしまった。


PAM





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