脱毛症になった理由

December 17 [Sat], 2016, 16:23
その時のことはほとんど覚えていません。

ただ、朝から鈍痛がして、診察室で長時間見て貰って。

次第に周囲がバタバタしだして、先生や看護婦さんに色々言われて…。

診察をする医師

気がついたら夜になっていて、全てが終わっていました。

赤ちゃんは男の子だったそうで、先輩は亡骸と対面したそうです。

妊娠6ヶ月の流産は、正しくは「死産」の扱いになるということを、私は後から知りました。

役所へ届出を出したり、お葬式も家族だけでやりました。
全て、先輩と両親に任せて、私不在でやってもらいました。

先天的な要因か、もしくは私がそういう体質なのか、それともストレス等の外因的なことが原因なのかはわかりません。

だけど結果として、私の赤ちゃんはいなくなってしまいました。

退院後、私はそのまま1度も顔を出さずに会社を辞めました。

1人暮らしの自宅で、時間の感覚が無くなるくらい長い時間横になって、静かにすごしました。

関係が悪化していた先輩も、さすがに一応そばに居て慰めてくれましたが、気持ちの溝は埋まることはありませんでした。

私達は赤ちゃんを失った悲しみを共有することも、これからについて話し合うこともできませんでした。
すれ違ったまま、重苦しい空気の中、無言で、ただ同じ部屋にいました。

胸にぽっかりと穴があいて無気力になった私を、この頃先輩はどんな気持ちで見ていたのか。
何を考えていたのか。

一緒にいたのは、ただの義務感だったのかもしれませんね。

それから時間が流れていき、2ヶ月近くたった頃でしょうか。
P R
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