収賄,背任  

May 25 [Tue], 2010, 15:56

借金返済を諦めるな!


第1 同市が市有財産を取得することに関し,予算の調製・執行及び議会に対する
議案の提出並びに同市c1公社が行う公有地の取得等につき,同公社に対し,先
行取得の依頼,必要な業務命令,予算・事業計画の承認等を行うなど,同市を統
括・代表する職務に従事していたものであるが,平成12年8月3日,a1市b
1番地所在のa1市役所市長室において,同市d1番地に本店を置き,建築業,
土木業及び不動産の仲介業等を営む株式会社e1の代表取締役である分離前の相
被告人甲から,e1所有の同市f1番地の土地及び同番g1の土地をa1市が買
収するための先行取得として同市c1公社に4億9000万円で購入させる議案
をa1市議会に提出するなどの有利かつ便宜な取り計らいを受けたことに対する
謝礼及び今後も同様の取り計らいを受けたい趣旨の下に供与されるものであるこ
とを知りながら,現金300万円の供与を受け,もって上記の自己の職務に関して賄賂を収受した
第2 同市の財産の管理,職員の指揮監督並びに同市の事務を管理・執行していた
ものであるが,同市が美術品等を展示した観光施設等として利用する名目のもと
にa1市h1番地所在の料亭「i 1」(経営者A1)の建物(別紙i 1登記簿一覧
表記載の建物)を賃借するに当たり,同建物は,建築基準法上飲食店以外の用途
に使用することが困難であり,かつ,同建物の一部は国有地に無断で建てられて
おり,残りの部分については多額の地代を国に滞納していたのであるから,そも
そも同建物の賃借を差し控えることはもとより,敢えて賃借する場合には,滞納
地代を建物所有者において完済させた上,その賃料等について,同市が不当な損
害を被ることがないよう,不動産鑑定等により十分な調査をするなどして算出さ
れた適正な賃料額に従って賃貸借契約を締結するなど,同市の健全な財政運営を
損なわないよう,誠実にその職務を遂行すべき任務を有していたところ,上記料
亭が年々累積赤字を続け,地代も滞納するなどの経営困難状態にあったことから,
被告人といわゆる愛人関係を続けていた前記料亭「i 1」に若女将として勤務し,
同建物の一部を所有する分離前の相被告人乙と共謀の上,市長の立場を奇貨とし
て,同市と乙及び同建物の一部を所有するB1との間に,同建物の賃貸借契約を
締結させ,同市に不当に高額な賃料の支払義務を長期間負担させるなどして,上
記困窮状態を解消させるとともに乙らの生活を安定させることを企て,被告人に
おいて,乙らの利益を図り,同市に損害を加える目的をもって,上記各任務に背
き,平成12年5月下旬ころから同年9月下旬ころにかけて,部下職員を指揮し
て,同建物の賃貸借契約締結に向けた作業に従事させ,同建物が築後約40年の
老朽化したもので,その固定資産評価額が約2884万円であり,実勢価格とし
ても,同評価額以下での売却しか見込まれず,月額約36万円が相当な賃料であ
るのに,適正な賃料額の調査を十分行うことなく,19年6か月にわたる月額140万円という不当に高額な賃料を設定するとともに,本来,同市が賃借人とな
る場合には,敷金を差し入れる必要性が認められないのに,上記滞納地代約53
0万円の支払いに充当させるために,敷金を差し入れることとするなどの施策を
進め,議会対策として,債務負担行為でなく長期継続契約の形式を採用して予算
の承認を得るなどした上,同年9月29日から翌30日にかけて,上記料亭にお
いて,a1市と同建物の所有者である乙及びB1との間で,同市が同建物を,同
年10月1日から平成32年3月31日まで,月額賃料140万円・敷金700
万円で賃借し,毎月の賃料は,乙にその3分の2を,上記B1にその3分の1を
支払う旨の賃貸借契約を締結させ,その結果,平成12年10月5日から平成1
5年3月20日までの間,同市をして,同契約に基づく債務の履行として賃料等
合計4900万円を乙らに支払わせ,もって同市に財産上の損害を加えた
ものである。
P R
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