ある午後

2012年05月19日(土) 0時40分
やっと机を手に入れました。本棚も取り付けました。ワークステーション、着々と出来上がってます。これで少し、部屋らしく見えます。

さて、この大引っ越しの前、私は毎日のように誰かに会ってお別れをしていました。ある日、生徒さんの一人と最後のランチをしました。新しくできたイタリアン風のカフェがあったので、入ってみることに。

よく見ると、テーブルや椅子はどれもバラバラ。一見するとてんでばらばらに見えますが、全体的には調和がとれています。カフェの名前は「ALÓ(アロ)」。



ある机は古い学校の机。



この大きなテーブルと椅子は、まるで学校の食堂みたいです。



カウンターに並ぶ椅子も、オリジナル。こんなスツール欲しいなあ。



ひょんなきっかけで入ったカフェだけど、すっかり気に入ってしまいました。せっかく入れてもらったカプチーノをエキサイトしすぎて全部こぼしちゃったけど、まあいいか。またいつか戻れると良いなあ。

もしもし

2012年04月11日(水) 15時50分
ご無沙汰です。最近引っ越しをしました。ちょっと大きい引っ越しをしました。まだしばらくはバタバタして、生活パターンも掴めそうもありませんが、適当にアップして行きますのでよろしくお願いします。

マドリードの割とグランジーな地区、La Malasaña(ラ・マラサーニャ)はおしゃれなカフェやオリジナルの服を売る小さな店もある、人気のエリアです。

けれども、同時に結構アナーキーな地区でもあって、おしゃれな店が並ぶ道にいきなりocupa(オクパ)もあったりして、パンク兄さんやヒッピー系の人たちがうろうろしています。

さて、そんな道を歩いているとこんなものを見つけます。



よくあるグラフィティーの一つと思うかも知れませんね。でもよ〜く見てみてください。何か気づきましたか。



そう、電話です。一見普通の公衆電話に見えますが、実はこれ国際電話が無料でかけられる公衆電話なんです。このオクパには結構なITマニアのグループがいて、無料国際電話のシステムを取り込んでしまったんですね。

最初見たときは、よくある小銭を入れても動かずしかもその小銭も返ってこない電話だと思ったものですが、話を聞くと本当に無料でかけられるんだそうです。まだ実際これで話している人を見たことはありませんが、一度耳を当ててみたら通話可能のプーと言う音がしていました。

みなさんもマドリードをお尋ねの際、日本の家族と話したくなったら是非この電話をご利用ください。

ただ今

2012年03月28日(水) 8時57分
こんにちは、ご無沙汰です。

ただ今引っ越し真っ最中。連日お別れの食事やらなんやらで、ちょっと忙しいです。

落ち着いたらまた、ゆっくり書きますね。

それまでの適当な訪問、お許しください。


1周忌に当たってのお願い

2012年03月02日(金) 22時31分
今日もちょっとまじめなお話。

以前何度かこの場を借りて、被災地を助けるための写真展企画の話をしました。私のために色々と動いてくれた方々、本当に感謝しています。この場を借りてもう一度お礼をさせてください。

企画を進めているのは、実は私を含め二人と半分です(アダではありません)。彼らも自分の仕事があり、企画は思うように進まず、尻を叩いて良いものか、叩きすぎてはやる気が失せてしまうのでは、などと考え、このまま立ち消えになってしまうような不安もありました。

結局写真展をするにあたっての問題は、その資金です。場所代、写真の印刷代、表装代、イベント代などなど、スポンサーのいない私たちには大きな金額でした。また、写真を送ってくださった方たちのほとんどはボランティアで行っていて、もちろんカメラなんて持っていません。写真の多くは携帯のもので、それを写真展用に引き延ばすのはかなり無理がありました。

「ここであきらめちゃあ、いけねえ」

この企画の本来の目的は、できる人ができることを日本のためにする。お金がないならないなりに、写真が引き延ばせないなら引き延ばす必要がないように。

だから、写真展をウェブですることにしました。送っていただいた写真やビデオを何枚かに、皆さん一人一人の体験談を日/英/西の3カ国語で載せます。英/西訳はこちらでします。サイトのイメージはこんな感じです。http://www.villalbacuenta.com/ 上部の「HISTORIA」というところをクリックしてみてください。

また、マドリードでは若手の日本人が集まって1周忌メモリアルデイのイベントをします。この日にウェブを発表できるよう、今翻訳中です。

そこで、日本のみなさまに最後のお願い。あなたの震災体験を教えてください。写真は携帯のものでも大丈夫です。地震当初のものでも最近のものでも、この震災に関するものなら何でも大丈夫です。どこで何を撮ったのかをタイトルにして送ってください。

海外では少し忘れられた感のある震災後の日本。一人一人が声を大にして現状を世界に伝える場を作れたら良いと思います。参加してくださる方は、メッセージでメールアドレスを教えてください。こちらからご連絡します。

では、長くなりましたが、ここで失礼します。

密かな楽しみ

2012年02月24日(金) 1時09分
この時期、アダの散歩をするときに密かにはまっている楽しみがあります。
それは、これです。



なんだか分かりますか。



この木から落ちて来ます。

これはプラタナスの木です。今の時期、このポンポンが沢山落ちています。そして私の楽しみはこれを踏むこと。



これを踏んだ時の感触がとっても似てるんです、あの、新しい雪を踏む感触に。実は感触マニアな私。雪のあまり降らないマドリードで、プラタナスを踏んで冬気分を味わっています。さあ、今からアダを連れ出すとしましょうか。ああ、でも近所のプラタナスは全部踏んじゃったなあ。

もっと落ちてこないかな。


たまには芸術的に

2012年02月14日(火) 8時19分
昨日は友人とMatadero(マタデロ)という近代美術館へ行きました。美術館と言うよりは、モダンアート・カルチャーセンターと言うべきかも知れません。不思議なオブジェクトやパフォーマンスが、次から次へと展示されます。

これは最初のビルの出口。中は幾つもの建物に分かれています。室内にいる限りは、日差しの降り注ぐ綺麗な日曜の午後でした。



これは外からの様子。外へ一足踏み出すと、耳がひっぱがれそうな(こんな言葉あるのか?両親がよく使っていたような...)寒さ。



こちらは、対面のセクション。カフェもあります。



実はこのMatadero、今でこそスーパーファションギャラリーとなりましたが、以前は肉の解体工場でした。Mataderoと言う言葉は「Matar=殺す」から来ていて、〜deroはその行動をする人といった意味があります。だから、入り口が分厚いビニール製のカーテンなんですね。工場の名残でしょう。

最初のビルは受付です。オフィスやみんなが勝手に座って本を読んだり、ピンポンをしたりできるスペースがあります。こんなものもあります。



掲示板もあります。



ぐるっと一回りした後、私たちはEl Ranchito (エル・ランチート)という、リサイクルをテーマにした展示室にたどり着きました。工事用の足組を使ったブランコとか、工場でよく使うパレットを使って作った階段やテーブルもありました。

道のサインを使ったテーブルと椅子も。発想が面白いですね。



Matadero、もしマドリードへ来る機会があったら、是非足を運んでみてください。

寒かったけど、締めくくりは台湾人の友人のうちで玄米茶をごちそうになりました。そこにたまったお米を食べる幸せ。あ〜。

靴磨きの王

2012年02月07日(火) 0時25分
人通りが多いマドリード中心街の映画館のど真ん中に、靴屋さんが現れました。開店前に、店の修理をしています。

彼はただの靴屋ではありません、El Rey del Brillo (エル・レイ・デル・ブリヨ)、輝きの王です。



この椅子に座って靴を磨いてもらったら、王様みたいな気分になれるかな。

発想の転換

2012年02月02日(木) 8時07分
日本食はヘルシーというイメージが強いようで、どこへ行ってもとても人気です。確かにバリエーションも豊かだし、素材の味を大切にしているし、飽きませんよね。

先日は初めて会ったコロンビア人の女性に「なんで日本人は太らないんだ」って聞かれた上「あっら〜、ぺったんこのお腹、いいわあ」って、なぜかハラを撫でられてしまいました。さすがラテン系、社交辞令は存在しません(笑)ちなみに彼女には、日々の200回腹筋のことは黙っておきました。

最近ではスペインでも日本食材を良く見かけるようになって、値段も少し安くなったように思います。その上、日本からのお客さんとか母親からたまに食材が送られてくるので、ハウスメイトなんかに振る舞うわけですが、よくビックリさせられます。

例えば、このところよくみそ汁を作ります。作った時はもちろん、ハウスメイトにも分けてあげます。先日も仕事から帰って来た彼女に「みそ汁あるよ」と言ったら、そそくさと戸棚から買って来たばかりのライスヌードルを出して来ました。

そう、彼女のイメージでは「みそ汁=日本=アジア=米=ライスヌードル」なわけです。おそらく私の顔は(@ ̄Д ̄@;)だったのでしょう。彼女は「ダメ?」と聞きました。私は気を取り直して、いいんじゃな〜い。彼女は嬉しそうにみそ汁にライスヌードルを放り込んでいました。

そしてできたミュータントみそ汁はこれ。



ハウスメイト曰くヌードルを入れすぎたとかで、和食を食べる時は日本人のいう通りにするもんだと言っておりました。

でも、この例だけに限らず、こういうことはよく起こります。先日はもう一人のハウスメイトにお茶漬けのもとをあげました。彼女には「炊いたご飯に振りかけて、その上から熱いお湯か緑茶をかける」と2回も説明したにもかかわらず、ご飯と一緒に炊き、味がないから味噌を混ぜ込んで食べておりました。

以前ロンドンでは、母親が送ってくれた日本そばが大のお気に入りだったスペイン人のハウスメイトはある日、「あっあのそば夕飯に食べようよ」と言いました。私は「でもそばつゆ、もうないよ〜」と言ったら台所からツナ缶を持って登場。「ツナマヨでいいんじゃ〜ん」

( ̄□ ̄;)

「ヌードルはヌードル」と言い張る彼女に勝てず、ツナマヨソバを食しました。しかし、これが意外に美味しく、その後私たちはすっかりリピーターとなったのです。私たちはいつも食べる食べ方があるから、他の方法なんて考えないけど、発想の転換によって新しい味を発見できることもありますよね。はてさて、次はどんな珍味が飛び出すことやら。

オリーブの国

2012年01月26日(木) 2時12分
スペインは言わずと知れたオリーブの国です。マドリードを少し離れてCastilla La Mancha(カスティーヤ・ラ・マンチャ)とかExtremadura(エクストレマドウーラ)などへ行くと、風景は一面オリーブ畑です。山だって、オリーブの木がびっしり。

というわけで、オリーブ油は家庭の必需品。トーストにはバターの代わりにオリーブ油、サラダにもドレッシングじゃなくて、塩とオリーブ油です。

スーパーへ行くと、油売り場はこんな感じ。



見えている分は全部オリーブ油です。日本の味噌売り場みたいですね。各自好みのブランドや濃度があります。

ちなみにこれは私たちの台所。



私のは手前の「La Española (ラ・エスパニョーラ)」のエクストラバージン、真ん中の赤いのは同じブランドですが、少しマイルドです。これが、いつも私のブログを見に来てくれるNAOMINさんの使っているのと同じですね。スペイン産ですよ〜、あははははは。

そのNAOMINさんから確か聞かれたと思うのは、その値段。上の写真の3本は標準のもので1リットル3ユーロくらい。日本円だと400円くらいでしょうか。

5リットル入りのこれは20ユーロしませんね。まあ、安いと言えるのではないでしょうか。



前回日本に帰った時は、いつもの癖で全てをオリーブオイルで料理しようとして母親に「高いんだからね」って叱られました。

先日はアダばあさんとちょっと長めの散歩。私が本を読んでる間、ばあさんは足下に。ちょっと呼んだら、「ん?」


Pinxo(ピンチョ)の日

2012年01月22日(日) 10時33分
先週末の話ですが、家でPincho(ピンチョ)の品評会をしました。ピンチョとはスペイン語で「刺す」という意味です。Tapas(タパス)は聞いたことある人、多いのではないでしょうか。Pinchoはスペインの北、Basque(バスク)地方で一般的なbar(バル/バー)のスナック料理で、爪楊枝とか串で刺したつまみと呼ぶのはおこがましいつまみです。ちなみにバスク地方ではpinxoと書かれていることが多いですが、発音は同じです。

というわけで、pincho/pinxoの品評会をしました。

彼女は私のハウスメイト、Charoさん。「料理は面倒」だからほとんどしませんが、この日は朝からエプロンを着けて台所を占領していました。真剣なまなざしです。



彼女が作っているのはスペインの代表的なサラダ、Ensalada Rusa (エンサラダ・ルサ/ロシア風サラダ)です。主な材料は、ジャガイモ、ツナ、ゆで卵、オリーブ、パプリカをマヨネーズで和えるだけ。マヨネーズも手作りでした。



赤いパプリカを飾りに載せてと。



「日本のブログに載るよ」と言ったら、「え〜、こんなエプロン姿なのに〜!!!」と言いつつちゃんとポーズ。



しかしこのサラダ、本当に美味しかったです。翌日残ったのを完食したのは、私です。もう一人のハウスメイト、Josephine(ジョセフィーン)はメキシカン好きということで、タコスを作りました。

さて、みんな集まったところで試食開始。



Charoの「日本に発信されるよ」の一言で、みんな手にpinchoを持ったままテーブルから離れました。残ったのはCharoと黒いドレスのAngela(アンヘラ)さん。彼女は巻き寿司を作って来ました。



しかし、どれも美味しかったです。ちなみに私が作ったのは、ハラペーニョのディップとデザートのリンゴのオーブン焼きとマスカルポーネチーズをスポンジケーキに載せたもの。そして私の一押しは、地元バスク地方出身の女の人が作った、エビとオリーブのpincho。ただのエビ好きという声も聞かれますが、美味しかったです。

最終的にはpinchoというより、持ち寄りパーティーとなったのですが、美味しかったしまあいいか。
プロフィール
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