すっかり忘れていた小説4回目 

May 05 [Tue], 2009, 13:18
かなり更新しないで放置をしていたせいか、小説を書いていたという事実を忘れていました・・・。

まぁ見ている人殆どいないのでいいのかなぁって思ったりもしたのですが、やり始めたのだから最後まで

やるしかないよね・w・ ってことで、投稿です。 今更ながら書いていて背中が痒くなるくらい恥ずかしいと気が付きました=w=;


苛立ちに任せ両手を振り下ろしたとき、手にあの花が無いことに気がつく。彼女との唯一の接点とも言うべきだろうか、今更ながらにあの花を失くしてしまったらもう二度とアリアンに会えない気がしてしまった。
 −彼女に会えない−
 今日会ったばかりだというのに、その存在はフィンにとってかなりのものとなっていた。−また合いましょう−
その言葉を守るためにも何としてもあの花を探さなければ、考えるよりも体が動いたとはこの事か。そう考えたときにはもう既に花を探し始めていた・・・。

 どれだけ探したのだろう、辺りは夕焼けに染まり始めていた。フィンはアリアンと会った木陰に下に佇んでいた。散々探し回ったためか、やや疲れた表情で小川を眺めていた。このまま戻れ無いのだろうか?もしかしたらアリアンにも会えないかもしれない。否定的なときは考えまでも否定的になってしまう。考えなければいいことまで考え、とことん沈んでいくフィンの前を流れる小川をぼんやりと見つめていると視界の片隅に捜し求めたあの花が映った。向こう岸に行ったはずも無く、強い風が吹いたわけでもないのにあの花は反対側の小川の水面に浮かんでいた。
 −流される前に取らないと−
 フィンは回り込むことさえじれったさを感じ、勢いのまま小川へと飛び込んだ。
−あの花を手に取るために−
 強い水飛沫があがり、水面が静寂を取り戻した頃、フィンの姿は何処にも無かった。
 小川の中の小さな小瓶から、ポコリと小さな気泡が漏れていた。

第2章

 ホルンは慌てていた。そりゃ慌てるだろう。麒麟馬からフィンが落ちたのもそうだがフィンの安否を確かめるために急いで小川へと近づいたが、波紋一つ残さずフィンの姿が跡形も無くなっていたのだから。
 名前を呼んでも返事さえなく辺りをくまなく探しても、小川の流れに沿って上流下流を探して見てもフィンどころか、フィンがいたと思われる痕跡さえなかったのである。そうこうしているうちに辺りは薄暗くなってきていて、いよいよホルンも泣きたくなってきていた。『やはり誰かに話して一緒に探してもらうべきだったか?』大事にならないように一人で探したことに今更ながら後悔を感じていた。
 しかし、一人で探すより大勢のほうが良いに決まっているのだが、ホルンが一人で探したのには理由があった。フィンとホルンは小さいときから共に育った兄弟みたいなものだったが、フィンの家庭は元々貧しく麒麟馬の調教、飼育でその生計を立てていたのだった。そしてホルンの家庭では、彼らと関りを持つことを極端に嫌がっていた。(ここの世界では麒麟馬は必要なものだが、その世話を担当するものは下流階級の中でも最下層の者たちと決まっており、昔でいうエタ・ヒニンのようなものであった為、上流階級の者であるホルンの家のものは嫌がっている。そしてホルンの家はここらの地主である)その為、このことを知られたら、探すのを手伝ってくれるばかりか家族の元に連れ戻されかねないのである。
 だが、ホルンにとってフィンはかけがいの無い親友であった。ホルンにとって階級などどうでもいいことであり、お互いにそんなものに囚われるような仲ではないと思っている。(おそらくフィンも)そして何より彼こそがホルンにとって唯一の気の置けない相手なのである。
 もはや探す当てが無く、フィンのいなくなった処まで力なく戻りだすホルン。彼の目に映るずぶ濡れのフィンは幻だろうか?
 「・・・?!ふぃん? !!オーイッ!フィーーンッ!!」
 其処に映るのが幻ではなく実のフィンであることに気がつき慌てて近づいていくが、彼の表情は全くの無表情だった。その瞳には疑問が残り当てもなく前を見据えている。ホルンが話しかけても暫くの間反応さえしなかった。
 「・・・なぁ、ホルン。・・俺、いったい如何してたんだ?麒麟馬に放り出された所までは覚えてるんだけど・・・、気がついたらずぶ濡れで小川に突っ伏してたんだ・・。」
 「・・。お前、何にも覚えてないのかよ。確かに放り出されて小川に落ちたんだぜ。だけどその時からどんだけたってると思ってるんだ?俺だって探し回ったけど、お前全然見つかんなかったんだぜ。いなくなってたとしか思えないよ。・・・それなのに覚えてないなんてな・・・。」
 「うん・・・。でもなんかだか大事なことがあった気がするんだ。覚えてないんだけど、俺にとって大切な何かが・・。・・・誰かが・・・?」
 「・・・まぁ、でもなんとも無さそうで良かったよ、本当に。・・・ずぶ濡れにはなったけどな。」
 「・・ハァ。そうだよなぁ、このままじゃぁ風邪引いちゃうよ。家帰って風呂入って着替えなきゃあなぁ・・。ホルン、・・・今日は本当有難うな。」
 「気にすんなよ。俺とお前の仲だろ。じゃぁ、帰るとするかぁ。早く風呂入ってゆっくり休めよフィン。今日はなんだか色々あったしな。」
 「・・あぁ、そうするよ。じゃぁ、またなホルン。」
 少しの間、話しをして二人はそれぞれの道を戻っていった。その時、フィンの手の中にはあの花があった。この小川の中にも小さき小瓶があり、やはり気泡が小さく漏れていた。

 うす暗闇の中、フィンは独り佇んでいた。辺りには光一つなく何処にいるのかさえ分からなかった。しかし、微かに水の流れる音がする。フィンの心にあの小川のことが思い出されていた。
 −アリアン−
 急に頭を突き抜ける一筋の言葉。途端に辺りは光に包まれ目もあけられないほどとなった。光が弱まり目を開けてみると前方に先ほどまでなかった一筋の光が見えた。『何故だろう、誰かに呼ばれている気がする。』独りでに足がそちらへと向かい、次第に走り始めていた。光が近づくにつれ呼ばれている感がどんどん大きくなっていく。
 −急がなければ−
 その思いに駆られ光の中に飛び込んだその瞬間、辺りは緑豊かな見渡す限りの草原となり小川が流れ、その側に木によって出来た木陰に一人の女性が座っていた。『泣いている。』そう思い声をかけようにも名前が分からない。いや、分かってはいるが声に出すことが出来ないのだ。『それならせめて彼女の側に。』そう思い近づくと彼女の閉じられた瞳から一筋の涙が流れていた。その涙は頬をつたい膝の上で強く握られている手の甲へと落ちていた。元気付けようと彼女に触れようとした途端、再び暗闇に囚われることとなり今度は方向感覚さえ失われていた。どちらが上でどちらが下なのかさえ分からずに唯さまよっている。あの光、あの草原、そして何より
 −アリアン−
 辺りを必死に見渡しても何一つ見つけることが出来ない。取り残された絶望感が襲ってくると共に、水の流れる音が聞えてきていた。音は次第に大きくなり、気がつけば方向感覚は戻っていた。その足元には水があり、既に膝までの高さになっていた、その水かさはどんどん増えていきあっという間にフィンを飲み込んだ。フィンが溺れ意識が飛ぼうかというとき、誰かに手を引かれる間隔を覚えた・・・・。

 気がつけば其処は見慣れた自分のベッド。先ほどまでのことは全て夢だったのか?あの女性は誰なのか?当てのない考えが廻る中花びらが一枚落ちていた。

 「―――。」
 全身に走る寒気を感じたアリアンは暗闇の中、独り目を覚ました。右手は微かに冷たく湿気を含んでいるように思えた。
 −助けなくちゃ−
 そう思いあの時溺れゆくフィンへと手を差し伸べたが果たしてそれは正しかったのだろうか?また会いましょう。そう言ったのは確かに自分で彼との繫がりを失いたくなかったのも事実なれど、その結果どうなっただろう?そしてどうなるのだろう?目の見えない自分と関り親しくなってしまったら彼は如何するだろう?片時も離れず自分の目の替わりをしてくれるだろう、話し相手になってくれるだろう。でも、その時彼は笑っているのだろうか?外では笑っているかもしれないが、心では泣いているかもしれない。私のせいで。
 −私が彼を引き込んでしまった?−
 あの出会いは避けられたものだった。微かな風の変化を気にせずに病室にいればだ会うことはなかった。・・・あの人に・・・出会うことは。
 しかし、自分は望んでしまった。日常は嫌いではなかったけれど、独りは寂しいが辛くは無かった。自分の我侭が彼を求めた。心に響いてきた彼の姿、名前、あの声・・・。分かっているつもりだった。だがあの夢が現実だった。己の不安が彼の夢と同調し、彼の夢を変えてしまった。彼を助けたことで同調は更に強まっていくだろう。もしかしたら現実にも影響を与えてしまったかもしれない。『彼の人生を狂わしてしまった。』
 苦しみの輪廻に囚われたアリアンに絶望が押し寄せていく。
 『私の生きてる意味って・・何?』
 頬を流れる涙が拭われることは無かった。


うわぁぁぁぁぁ、こんなの書いてたんだ私・w・;

スッカリ忘れてーら=w=+

そんな感じなのですが、最後までは頑張ろうと思いますので、生暖かい目で見守ってやってください=w=;

久々復帰で 

May 05 [Tue], 2009, 11:30
こんにちは。パル子です

今日は久々に復帰してやっているマビでたまーに起こっているバグ?についてチョロチョロといこうかなって思います。

まずは下のSS(スクリーンショット)を見てください。・w・



うん、マップが色々おかしいですね。本来はカルー森の橋を越えてフィリアに向かっている途中なのですが、

あっるぇ〜・3・? 2つのマップが重なってるぞ〜?

はい、イリアに来るとよく起こるのです。マップだけウルラとか、逆にイリアの後にウルラ戻ってもマップが

イリアとかね・・・=ω=;

あんまり困っていないのでいいのですが、出来れば無いほうがイイヨネ・w・



後、就職活動終わってまたアルバイト始めようと思ったのですが、見つからないっ!?

なんか正社員募集とかばっぱりで・・・近所で見つからないぃぃぃ。

以前に比べて圧倒的に求人が少なくなっています。・Д・)・・・

就職活動の時にキビシイってひしひしと感じたのですが、やっぱりアルバイトの方にも影響出ていますね・・・。

大学の方に来ている求人欄を漁ってみようかな・・・その方がずっと見つかり易いかも・・・

と思ってみたり・w・


あ、電話だ・・・。 あれ、声が聞こえない。 って切れた・w・;

あ、まただ・・・。 さっきと同じ番号だ・・・。 あれ?やっぱり誰の声も・・・ 「間違えてごめんね〜。 プツッ」

=w=!? ってことがありました。



さて、今日はこの辺で〜。

またですよ・w・ノシ

さぁて来週の・・・更新?はっ 

May 01 [Fri], 2009, 9:29
お久しぶりです・・・パル子です・w・

激しく放置してしまい存在そのものを忘れかけている人も多いでしょうこのブログ。

私生活において就職活動を行っていたのですが、ようやく行き先が決定しまして、苦しかった生活とも

おさらばですっ!!


と言うわけで、更新をしてみようかなぁ・・・って思いました。 はい、もっと定期的にすべきでしたね・・・。

マビも最近復活しまして、そちらの話もじわじわして行こうかなぁって思っています。


と言うことでこれからまたブログの方を頑張って行きたいと思いますので宜しくお願いします><

ではまたですよ〜 ・w・ノシ

久々の更新をするだって・・・・・・? 

November 23 [Sun], 2008, 12:24
ものすっごいお久しぶりになりますが、パル子です・w・+

別に面倒だったとかそういうわけじゃなかったのですが、暫くブログ更新をサボってしまい申し訳ありません=w=

とりあえず今日は今までに起こった事で記憶に残っている事をちょろっとw

いきなりちょっと前の事になるのですが、マビにおいてシーソーイベントなるものが行われました。

これがやって見ると意外と難しく・・・私のPCでは限界がありました・w・+

そしてこのイベント、二人でシーソーの端に立って交互にジャンプをして徐々に高く飛び上がっていく・・・

と言うものなので、10m以上飛び上がる事で景品の入った福袋をもらう事が出来るのです。

まぁ中身に付いてはレア品が出すぎでマビのバランス崩れるんじゃ無いかって思ったほどですが、

ここで重要なのはそんな事では無いのです・w・

何が言いたいかと言うと・・・



この子は私のサブ人間2号のSunalia(サンアリア)ですw

※ここに落ちているのはキャラではなくイベント品のドレスとスーツです

いらないからと言ってぽいぽい道端に捨てるのはマナー的にいかがなものなんでしょうね=w=;

コレを見てどう思うかは人それぞれですが、できればこういう事が起こらないようになって欲しいですねぇ・・・

さて、グチグチ言うのはコレくらいにして、久々の更新を終わらせたいと思います・w・

ではまたですよ〜

思いつき小説2 

August 19 [Tue], 2008, 1:07
どうもどうもパル子です・w・
今日は予定外のブログ更新ですが(ぇ タダでさえ更新してないのに予定外ってナンだ・w・?
実はマビの掲示板に晒そうと思っていた自作小説が・・・文字数圧倒的オーバーのため晒せませんでした・w・

じゃぁもうこっちで晒すしかないよね〜って事で下に小説を載せます・w・ 正直・・・・=w=です

  巡り巡って夏が来て

 小さい頃から少年の家族は夏になるとお盆休みも兼ねて田舎にある父方のへと帰郷するのが行事となっていた。その年もまたいつもの様に祖父の家で暑い夏を過ごしていた。
祖父は農家を営んでおり、この時期にとれるスイカはとても甘く美味しかった。そして家の近くには綺麗な川が流れており、年の近い地元の子供らがよく川で遊んでいるのを縁側から遠くに見ていた。「一緒に遊んで来ればいいのに。」少年の母はそう言っていたが、もともと都会育ちだった為こちらには友達が居らずどうにも入って行きづらかった。昔遊んだ事のある友達もいたのだが、どうやらその子は引っ越してしまったらしい。きっかけがあればな・・・、そう思いながら少年は冷えたスイカに噛り付いた。
祖父の家に来て一週間が経ち、いよいよ一人では詰らなくなってきた。鬱陶しいくらいの日差しの中、地元の子らは毎日空きる事無く川で遊んでいた。そんな中、年の近い子が遊びに来ている事を聞きつけたのか、地元の子供が祖父の家に少年を遊びに誘ってくれた。
渋る仕草を見せた少年だったが、心はとても弾んでいた。きっかけがあれば本当に後は簡単だった。思っていた以上にすんなりと友達になることが出来た。遠くから見ていた川遊びがこんなに気持ちいいものだったのかと少年は病み付きになった。あっという間に日は暮れ、また遊ぶ事を約束しスッカリ焼けた少年は足取り軽く帰宅した。
 今まで何度も田舎には来たが、これほど明日が待ち遠しい日は無かったかもしれない。早く遊びたい・・・流行る気持ちを抑えながらも少年は床に付いた。

 そんな楽しい日々を過ごしていたある日、少年はいつもと違うことに気が付いた。いつものように川で楽しく遊んでいると何処からか視線を感じたのだった。自分の経験が有るだけに何と無く気になった少年は「ちょっと休憩。」休む振りをして川から上がり辺りをキョロキョロ探ってみた。年は自分より一つ二つ上なのだろうか?薄い青のワンピースを着た女の子が川原の大きな石に座りながら此方をぼ〜っと見ているのが分かった。
 「ん〜、誰もいないじゃないか。」
 遊び仲間に女の子の方を見ながら彼女の事を聞いて見ると驚くような答えが帰って来た。でも確かに少年には見えて今もこちらを見ている。
 「ちょっと行ってみるよ。」
 仲間の言葉を確かめるように少年は大きな岩の方へと慣れない川原をおぼつかない足取りで向かって行った。
 「キミは何処の子なの?」
 女の子は驚くような顔をして辺りを見渡し少年が自分に話しかけている事を確かめていた。
 「貴方、私が見えるの?」
 至極当然な事を言う女の子に少年は不可解な顔をしながらも「見えなかったら話かけないよ。」と答えて見せた。
 「お〜い、戻ってこいよ〜。」
 少年以外には女の子は見えていないのだから直ぐに呼び戻されるのは当然と言えば当然だった。少年も確かにまだまだ遊びたい、しかし話途中の女の子をこのままにしていいのだろうか・・・・。「みんなと遊んできたら?」女の子がこんな事を言った。
 「キミは遊ばないの?楽しいのに・・・。」
 「私はいいの。それにきっと一緒には遊べないだろうから。」
 やはり少年には分からない。何故一緒には遊べないのだろう?迷っていると「いってらっしゃい。」女の子が微笑みながら少年に言葉をくれた。少年は女の子を見た後、渋々と仲間の所へ戻って行った。可愛らしい笑顔だった。
 戻って暫くの間は女の子の事を気にしながら遊んでいた少年も、やがて女の子の事を忘れてしまい、日が暮れるまで遊んだ。少年は疲れて仲間と別れた後も、家が近くだった事もあり少し川原でのんびりしていた。
 「楽しかった?」不意に女の子の声がし、そちらを見ると先ほどと同じように女の子が佇んでいた。「ねぇ・・・一緒に遊ばない?」少年は疲れていたが、女の子を見ていると自然と言葉が出ていた。「二人きりだから分からないよ。」少年に促されるように女の子は腰を上げ、少年と一緒に川の浅瀬へと移動した。水をかけ合いザブザブと音を立てながら走り回った。既に夕方であった為、女の子と遊べた時間は本当に僅かなものだったが少年にはとても充実した一瞬だった。
 「すっかり暗くなっちゃったね。僕の家はそこなんだけど、キミは大丈夫なの?」
 女の子はなんとも言えない顔をし、今日はとても楽しかったと声を出した。不思議に思った少年だったが、女の子のその楽しそうな顔を見ていると自分も嬉しくなっている事に気が付いた。
 「また一緒に遊ぼうよ。」
 その時見た笑顔は昼間見たものと比べものに成らないものだった。女の子は花のように笑っていた。

 次の日もまたその次の日も、少年は友達と遊んだ後に日が暮れきるそれまでの僅かな時間だったが女の子と一緒に遊ぶようになった。どんどん仲がよくなり、お互いの事を話すようになった。「誰も信じてくれないだろうけど・・・」そう言いながらも女の子は、自分が川の精霊である事を少年に伝えた。本来精霊である自分を見る事ができる人はいない事、川の精霊は自分の担当地域を持っている事、人と同じように年を取り世代交代をしていく事、そして女の子は暫く前に降った大雨によって自分が担当している地域より流されてしまった事。
 「精霊なのに流されちゃったの?」
 当然と言えばこの質問を少年は女の子に聞いていた。女の子が言うには、精霊は担当地域の中の何かしらの対象物に宿りその地域に住むのだと言う。この前の雨でその対象物が流されてしまったらしい。「探してあげるよ。」少年はそう言ったが「きっと見つからないよ・・・」その対象物は特別大きい物でも無く、女の子にも大まかな位置しか分からないと言う。「そんな事よりもっと遊びましょうよ。」少年はあっさりと従った。思えば初恋だったのかもしれない。

 友達や女の子と遊びあっという間に夏休みも終わろうとしていた。友達や女の子にはまた来年遊びに来る事を伝え、少年は都会へと戻って行った。
 季節は巡りまた夏が来た。去年と同様に少年は田舎へ行き友達、そして女の子と一緒に遊んだ。「貴方にあげたい物がるの。」女の子が自分の首に手を回し首から下げていた小さな首飾りを少年に手渡した。「私、同じのをもう一つ持っているの。」女の子も初恋だったのかもしれない。
その夏はやけに暑く雨が長く降らない時期が続いた。女の子は日照りで川の水が減ってしまったせいか、少し元気が無かった。
 「自分の担当の地域じゃないのに影響があるなんて・・・」
 精霊と川とは切っても切れない関係にあるらしく、励ましの声でしか元気付けられない自分に少年は腹を立てていた。女の子は川の状態で体調などが変化するらしく、前に川が汚くなった時には元気が無くなり、見た目も汚く汚れてしまったと言う。少年は出来るだけゴミを拾っては女の子が元気になるのを祈っていた。
 ある朝激しい雨の音で少年は目を覚ました。暫く降っていなかったせいか、数回分まとまって降っている感じに思えた。「これじゃぁ遊べないなぁ。」母は友達と遊べないことを詰まらながっていると思ったらしい。少年もそれは残念だが、なにより女の子に会うことが出来ないことが寂しかった。

 その雨の日以来、女の子の姿を見る事は無くなった。思いつく事としては宿っていた対象物が流されてしまっている事だった。少年はその夏の日以降、女の子の姿を求めその川を下流へ下流へと下る事を始めた。しかし大人でない少年には限界があり、一日の内に祖父の家に戻らなければならなかった。一晩空けてしまった時があったが、その時は父に泣きながら叩かれた。叩かれたショックと心配させてしまったという事から、少年の涙は寝るまで止まらなかった。
 少年が探せども探せども、女の子の姿を見る事は出来なかった。更に月日が流れ少年は探すことを諦めてしまった。いや、諦めざるを得なかった。しかし夏になり田舎へ来ると、毎年のように女の子と遊んだ川原に行っては女の子の事を思い出していた。

 少年が女の子と出会ってから両手で足りない位の夏が過ぎ、少年は青年へと変わっていた。大学へ通う事となった青年は、自分の部屋を新しく借りた。大学生活も楽しいもので、既に仲のよい悪友?親友?も出来た。大学はゴミや砂を使って埋め立てを行った所謂夢の島の近くに作られており、青年のアパートも大学からそう遠くない場所にあった。季節は夏となり、青年は仲間達と共に砂浜へ泳ぎに来ていた。風が気持ちよくふきぬけ、海の水飛沫が気持ちいい。「昔はよく爺さんの家の近所の川原で遊んだっけなぁ。」物思いにふけながら青年はふと女の子の事を思いだした。あの時は探せなかったが、今なら自由に探せる事に気が付いた青年は川をもう一度探してみようと考えた。それと共に川の精霊についても一緒に調べる事にした。
 「なぁに、ちょっとした暇つぶしだよ。」
 仲間にそう言いながらも青年の目は真面目だった。川の隅から隅とはいかないが、可能な限り青年は歩き探した。あの時自分には普通の女の子として見えたのだ。触れる事も出来た。実際あの子からプレゼントだって・・・・
 「――――――――っ!」
 そうだ、あのペンダント・・・。精霊であるはずの女の子から貰ったあのペンダントは川から離れても、都会へ帰った後も自分の手元に消える事無く残っていた。「あのペンダントがあれば何か分かるかも・・・。」
 実家からペンダントを取ってきた青年はそのペンダントを身に付け必死に探し始めた。地域に伝わる伝承から青年は女の子の情報と成り得る知識を兎に角探していった。川の精霊は川の状態が悪化すると直ぐに死んでしまうらしい事、そして青年が貰ったペンダントも、精霊が身につけている首飾りに間違いない事を付きとめた。・・・しかしそれまでだった。青年がいくら川の近くを探しても女の子の姿は見当たらず、その川の上流、近くの池や沼、流れの存在している所を何度も何度も探し続けたが女の子は見つからなかった。

 どんなに月日が流れ、自分が成長しても彼女の事に関しては無力のままだった。青年は途方に暮れ、ただペンダントを眺めるしかなかった。「たまには気分転換が必要だろ?」仲間に誘われ、再び大学の近くの浜辺へとやってきた。「ここに来なければ思い出さなくて済んだのになぁ。」青年は沈んだ気分のまま浜辺へと寝転んだ。空は青く、風は穏やかだと言うのになぜこんなにも気が乗らないんだろう?せっかく仲間が気を使ってくれたというのに・・・。そう考えていると、目の前が真っ暗になった。
 「!?」
 仲間だった。顔の上に盛大に缶ジュースを落とされ危うく怪我をするところだったと食って掛かったが「やっと元気になったじゃないか。」その声に感謝せずにはいられなかった。自分はこんなにも恵まれている・・・。仲間に悪態を付きながらジュースを受け取り一気に飲み干すと、青年は海の家へと仲間の分を含め食べ物を取りに行った。
 「!?」
 再び目の前が真っ暗になった。また仲間か・・・そう思った青年は顔に飛んできた麦藁帽子を手に取ると気配のするほうへと投げつけた。
 女性の可愛らしい「きゃっ・・・。」という悲鳴が聞えたとき、青年は体から血の気が引いた気がした。「だっ、大丈夫ですか!?」いきなり飛んできた帽子に驚き尻餅を付いてしまっている女性に声を掛け、手を差し伸べたときだった。
 「やっと会えたね・・・。」花のような笑顔がそこにはあった。
 
巡り巡って夏が来て、少年は青年となりかつての女の子に再会した。

すっごく時間が経っちゃいましたが・・・ 

August 05 [Tue], 2008, 10:43
どうも。凄くご無沙汰でしたパル子です・w・;
このたびはサブキャラのGramfsky(グラムフスキー)がめでたく結婚する事になりましてその式での記念撮影の様子を載せようと重いマス・・・あれ・・・思います。



真ん中にいる花嫁がグラムフスキーです〜(ぇ主役なんだから当たり前って?そんな事分からないじゃないですかっ!
そしてお隣の新郎が結婚してくださったうしゃすーっさんです><

知り合ってあんまり立たないで式まで行ったいわゆる電撃結婚?というものだったのですが、結構共通の話題も多くうまくやっていけるんじゃないかな〜って思っている今日この頃です・w・

ただうしゃすさんはあんまり戦闘は得意ではないようなのでダンジョンを連れまわすというメイン(pearlvaty)のノーキンには付き合わせてはいけないなぁと思っていたり=w=;

そして式にはたくさんの人達が集まってくれました・w・
私の知り合いの方もうしゃさんのお知り合いの方も結構来てくれたみたいで、思った以上の人数が集まってとても楽しいちょっとカオスな結婚式ができたのです><

この場をお借りして(ぇ、自分のブログでそんな事言う?)式に来てくれて本当にありがとうございました><
とっても遅くなりましたが感謝の言葉とさせていただきます・・・・orz

遅くなってしまったお詫びとしまして、初期の黒歴史と言われたグラムフスキーを晒したいと思います・・・w



知り合いにこぞって不評だった初期の様子でしたw

さて今日は久々ですがこの辺で失礼させていただきます・q・

またいつかの更新でお会いしましょう〜(ぇ

・w・ノシ

あはははは^^; 

June 05 [Thu], 2008, 1:47
どうもどうも、すっごく久々の更新となりましたパル子です。
いやぁ・・・こんなに更新しないでいるとは自分でもびっくりしている次第でして、この場をお借りしてとかなんとか言いつつお茶を濁そうと試みています。

さて何で急に更新しようかと思ったかというと・・・ギルメンに怒られちゃったからですっ><
ごめんなさい;;更新さぼってて・・・

まぁあれです、過ぎ去った事はどうでもいいのです。これからちゃんと更新しようと頑張るので許しておくんなまし・・・

さて何を書いたらいいのやら・・・このブログはマビノギの事を書いていこうと思って始めたのですが、実はマビノギ関連が非常に少なかったりします
そこで、今回は、マビ関連じゃないのです・・・・=w=;

これは結構前から思っていたことだったのですが・・・私はあんまり音楽関連に興味がないせいか、ソッチ関連の事に非常に疎いのです(ぇ?そんな事どーでもいいって?・・・ちょっと聞いてくださいよ奥さん・・・

それでも一応好きになった曲とかはちょろちょろと非常に遅いペースながらもCDを買ったりしているのです。
でもその好きになる曲もまた一般的ではないマイナーというかなんというかと言った感じのものが多いようでして・・・

私ことパル子はヒーリング系というか癒し系の音楽が好きなわけでして〜そのくせ選り好みしてるという面倒な奴なのでして〜、とどのつまりは『他の人の音楽関連の話題に付いていけず(´・ω・)なわけ』です。

あんまり好きな曲じゃないからいいよっ って強がってて影で話題に加わりたいなぁってこそこそ思ってる今日この頃。他の人もこんな経験した事あるのでしょうか・・・。

そして余談ですがしょーせつを書いてみようと思いました。
設定としてはマニアックと言うか何と言うかですが、人間の加齢をコントロールするシステムが作られその階級などによって寿命も延ばすことができるっていう世界でのお話です。
ここでこのシステムの事に関連したお話ができればいいなぁって思っています。

ではアディオスあみーご〜 ・w・ノシ

たまにの小説・・・かぁ? 

March 29 [Sat], 2008, 18:32
 どうもどうもパル子です

今日もちまちまと更新をしていこうかなって思っているところです。今日もマビではシャカシャカと鉱物採集をして・・・精錬して終わりです=w=今の所ですが。

そこで暇なので、ちょっと小説でも書いてみようと思いました。(どーでも、いーですよっ

では



私「ねぇ?」
誰か「ん〜?」
私「いや、なんでもないけど・・・」
誰か「どうかしたの?」
私「いや〜本当になんでもないの」
誰か「どーした」
私「や、ただ呼んだだけ」
誰か「・・・・」
私「(=w=)」
誰か「(´・ω・)」



以上です。

え?小説じゃないって?そんな事気にしたらそこで試合終了に・・・・

すいません何もオモイツキマセンデシタ

どうでもいいですが腕時計の時間調節するねじ回しみたいな部分って竜頭って呼ぶんですってね。

まぁそんな事で今日はこの辺で〜

みっ・・・みかんが・・・・ 

March 28 [Fri], 2008, 8:57
 どうもどうもパル子です。

昨日はのんびりとマビノギで鉱物採集(通称シャカシャカ)をやっていました。

始めはあんまり面白くないんじゃないかなぁって思っていたのですが何の何の、はまってしまいました・w・

シャカシャカしているとたまーに宝石が出ることがあるのですが、その宝石を集めつつとりあえず飽きるまでうやっていました。

その後に集めに集めた鉱物たちを鉱物「うわぁ〜」って感じに精錬して本日のマビは終了って感じでした。

え?写真が無いって?

・・・・

・・・・・・




撮り忘れました・・・ ;;

何時も終わってから気が付くと言う悲しいこの頃です・・・。

そして、昨日の最も重要な、重大な事件は

みっ・・・みかんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜

腐ってる〜;;  カビ生えてる〜 ;ω;

2週間くらい前に祖母から貰ったみかんが・・・・。 確かに机の隅の方に置いておいて存在そのものを忘れてしまっていたんですが・・・まさかこのような事態になろうとは・・・。

祖母「日にちが経ってるから早めに食べな〜。」
私「う〜ん、分かったぁ〜」

で、コレですよ・・・・

暫く放置するって本当に危険デスネ(食べ物とかは特に)

皆さんも食べ物(特にみかん)には気をつけましょう・・・・

まだ大丈夫って思っていると未知なる存在に遭遇してしまいますよ・・・(ぇ?私だけ?・・・デスヨネー

では今日はこの辺で〜^ ^ノシ

一日遅れに・・・ 

March 24 [Mon], 2008, 17:48
 どうもどうもパル子です。

本当は昨日の内に更新しようと思ったんですがどうにも眠くなってしまい(忘れてた)今になってやっと更新ですm(_ _)m

さてこの前の土日をつかってマビでメインキャラのミルトレをあの世で必死にやっていました・・・・。その甲斐あってかようやくミルをランク1にすることが出来ましたっ

・・・・長かった・・・・

もといマゾかった・・・・。当分ゾンビ見たくないですね、はい

そしてその反動からかは分からないですが昨日の後半はあの世から生還した後まったりとしていました。

こんな感じですね。

まぁこんな感じでまったりと一日過ごしていたわけです。(ぇ、だからなんだって?別にそれだけですよ・・・・

というか他にも色々したんだろうけどあんまり良く思い出せないと言うか・・・・

言われれば覚えていたり思い出したりするんですが、ブログ書いている時に細かく覚えていないのが現状です・・・。

ちょっと頭さび付いている気がしますが(ちょっとどころじゃないかも)とりあえず今日はこの辺でマビの話終了w

そしてまたどーてもいい話をしばしば。

マビにも出てくる村正って刀の事なんですが、この『村正』って名前は刀に良くある作り手である名工村正の事です。

なんでも鎌倉時代から室町時代にかけて何代も活躍したとかなんとか。(正確に覚えていない・・・。)

それでもってこの村正さんが打った刀が通称村正と呼ばれている名刀村正となるわけで、この村正は妖刀って言われていたりもします。

妖刀って言われているのには結構な理由があったようですね。なんでも徳川家にとっては良くない刀だそうで、

家康の父親の松平公もこの村正によって切られており、家康の長男もこの刀で切腹したと聞いた覚えがあります。

これ以外にもあった気がしますがやはり覚えていない・・・。でもそんなこんなで家康は自分の近くに村正を置かなかったようです。(でも徳川四天王の本田忠勝の蜻蛉切は村正とか・・・・。)

その一方で打倒徳川を掲げた人達はみなこぞって村正を帯刀していたようです。

っとまぁ長々書いてしまいましたが今日はこの辺で〜^^ノシ
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