プロローグ 

2007年01月01日(月) 11時09分
誰かのためになんて

そんな責任放棄した言葉は嫌いだから。

だからこれは僕が選んだ道。

きっかけはどうであれ選んだのは僕。

例え何があろうとも

投げ出すつもりも

逃げ出すつもりもないんだ。

これからン十年と飽きるほど長く続くであろう僕の人生の

一瞬の煌めきでしかなくても。

それでも。。。。

これは僕が出会ったスーパーヒーローと彼を取り巻く人々のお話。

Mission 1 〜the first part〜 

2007年01月01日(月) 11時22分
季節は冬。

しかし南半球も中央付近に位置しているせいかいまいちその実感はない。

「なぁんか、こうあったかいなかキラキラ電飾飾られてもなぁ。。。」

「そうかな??慣れればこんなもんだと思うけど」

公園のベンチにけだるそうに座っているのはまだ少し少年の影が残る2人。

「冬はやっぱり寒くてなんぼだろ!!で「夏は暑くてなんぼなんでしょ・・・」

一方の言葉をさえぎるように続けた。

「よおくわかってんじゃん!!ジョー!!そ、冬は寒くてくっつきやすいし、
 夏は暑くてビバ☆露出!!」

「そんなことばっかり言ってるから、宅配便で斧届けられたりするんだよ、トラは。。」

トラと呼ばれた短髪金髪の中背の少年と

ジョーと呼ばれた濃い茶の髪に黒いニット帽がトレードマークのちょっとひょろっとした少年。

いい年した2人がなぜベンチに肩を並べて座っているのかというと。

「まぁ、だべるのも大概にしてっと。この猫を探せばいいんだよな??」

トラが取り出した一枚の写真には目つきの悪い黒猫が写っていた。

「そ。依頼人が公園で遊んでるときに行方不明になったベルゼブフ(2)♂。」

まぁなんともアグレッシブな名前だこと、とつぶやいてトラは立ち上がった。

「ま、暇だし付き合ってやるよ。でも、おまえバイト先変えたほうがいいんじゃね??
 私立探偵事務所ってよりは、何でも屋だぞ、これ」

「ははは、モットーは世界で一番地域に密着した探偵事務所らしいからね・・・」

乾いた笑とともにジョーも立ち上がり依頼人(ナターシャ(8)/所長(32)の大親友)
 
のためにベルゼブフ捜索を開始した。

             **********
ピルルルルルル・・・・

無機質な着信を受けて聞こえるのは不機嫌な声。

『うぉい、ジョー!!本当にこの公園にいるのか!?俺、もう二回も職質受けたぞ!?』

日頃の行いがにじみ出てるんだね、、親友よ。

決して口にすることはない言葉を頭に浮かべ答える。

「いるはずなんだけどなぁ。あ、内面的な特徴言ってなかったね。依頼人によると《見た目もそうだけどベルはとってもナイーブなの。きっとあたしと離れて不安で心細くてどこかに隠れて縮こまってるはずだわ。可能な限り早く見つけてあげてね≫な感じらしい」
 
『おい、あの猫のどこにナイーブさがあるんだ??名前も見た目もアグレッシブじゃねーか!!』

電話口から聞こえてくるトラのわめき声に苦笑いを浮かべる。

「まぁまぁ、とにかく日が暮れるまでに見つけないともっとめんどくさくなるよ」

トラをなだめるために言った言葉はトラに届いていないのか、返事がない。

「トラ??どうかした??」

・・・だから、猫探してるだけだっつてんだろ??・・・はぁ!?流行の幼児誘拐!?しねえよ、そんなの。
 俺は綺麗でいろっぺーお姉さま専門だっての!!


「・・・・。三回目の職質・・・。」

かすかに聞こえてくる声に同情する気も失せたジョーは電話を切り公園を見渡した。

依頼人の言うことは伊達に間違ってないかもしれない。

普段ほとんど外に出ない猫がひとの多いところに進んで行くことは無いだろう。

行方不明になって3日、ろくに食べていないだろうし。

・・・さて。この公園で人の気配がしなく、外敵からも身を守れそうな所は??

「・・・・・うん。あそこらへんが一番怪しいかな」

ジョーは公園の端にある少し木の生い茂った一角に足を向けた。

未だ職質を受けているであろうトラを思考の片隅に追いやって。

Blue 

2007年01月08日(月) 3時50分
うみの青
 
そらの青
 
あなたの青

あたしのせかいをつくる青
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