大樹と蝋燭の光に 

October 05 [Wed], 2005, 23:49

夜になってふと庭に出てみる。
小川のせせらぎと、虫の声に耳を傾けつつ
仄かな月明かりと城の光を頼りに。
まさか人などいないだろうと思っていたから
誰かが背後に立ったとき、緊張が走った…



少女 

October 05 [Wed], 2005, 17:34

見張りと探索を兼て、城を回る。
片目と言う者は厄介で、どうも距離が掴みにくい。
そうすると眉間に皺が寄ったままで
なるほど倦厭されていたのはそのためだったかと。

勘違い 

October 05 [Wed], 2005, 17:17

わたくしは昔からそう。
失敗したら、ただ謝るだけで回りは許してくれると分かっているのに
どうしても謝っても振り切れない何かが御座いますの。
失態は許されない。
それはお爺様が口を酸っぱくして仰った言葉

奏でる歌、貴女の前で 

August 10 [Wed], 2005, 22:02
昨日の事。
折角学園に赴いたのだから
きちんとお顔をお見せし様と思ってマリア様の元に。
そしたら其処には、微かながらに歌を紡ぐ人が。
折角気持ちよく歌ったらしたのに、邪魔をしてしまいましたの。
それからえっと、レッスンのお話になって…
歌のレッスンをすることになったの。
後から来た美優姫さんも参加して。
けれど、わたくし…。

蓮さん、最初は笑顔が固かった人だったけれど…良かった。

それから大きな声がしたと思ったらえっと…姫緒さんと仰る方が。
残念ながら早めに帰られてしまわれたけれど
わたくしのお名前をお伝えするのを忘れてしまいましたの。
でも元気な方。
元気、という言葉が似合う方。

それから同じクラスの美優姫さん。
…申しわけないながらわたくしの名前を彼女が告げなければ
同じクラスということは分からなかったと思いますの…。
早く名前を覚えなければと思うたび、急く心は鈍くなる。
多分此れは宿命であり使命。
皆が皆、受け入れてくれるとは思わない。

故郷 

July 28 [Thu], 2005, 22:02
夏休みが始まって直ぐ、故郷にゆえと帰郷。
暫くの間の故郷は懐かしさが感じられて…
お店も昔に比べれば苦しいけれど
程ほど繁盛をしている様子で一安心。
それにしても、夏の京都は暑かった…

体育祭 

July 16 [Sat], 2005, 22:45


今日は体育祭でしたの
真白な体育着に見を包み
クラスカラーの鉢巻を頭に
履き慣れた赤いスニーカー
紙を二つに結わいたならば
片方につけた髪飾りの銀リボンが揺れる

…絶対今年こそは、負けなくってよ!

マリア様が.... 

July 10 [Sun], 2005, 22:35

矢張りご挨拶はしておかないといけないと思って
お聖堂へ
マリア様にご挨拶を

未だに慣れない敷地内
まだ迷うけれど
もう、心細くはない

マリア様の微笑みは美しくて
わたくしも、何時もこんな笑顔を浮かべていたい
マリア様にお祈りをしていたら何方かいらして…
それが晴香さま
本当に懐かしい人

昔はよく遊びにいらしていたのだけども最近はご無沙汰
昔もわたくしは慎一郎兄さまの影に隠れてあまり姿を表さなかったから…
でもあんなに素敵な方だったらもう少し頼りにしてもよかった

この広い学園に
わたくしを知っていて、頼ってもいい方がいる

こんなにも嬉しいことだと思わなかった…

天に願いをかけて 

July 08 [Fri], 2005, 23:02


空を見上げては溜息をつき、貴方を探します
流れる星を捉えてはお願い、と願いをかけます
どうかこの気持ちが届きますように…と
貴方に出逢えます様、と
私は輝く星を身に纏い、ただ祈ります

散策 

July 07 [Thu], 2005, 19:32
未だ慣れない箱庭―リリアン女学園

早く慣れて羊の一匹になりたいから、地図を片手に少し散策


途中編入 

July 06 [Wed], 2005, 19:28

急に―
いいえ、前からお父様とお母様は悟っていたみたい
何となくこうなることを…
だからわたくしも黙って受け入れようと思った

静かに涙を流しても誰も優しい声をかけても
その涙の理由は分からないから
きっと、マリアさまでさえも…

だから…
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