『肉の蝋人形 (1933) (1953)』 

April 29 [Sun], 2012, 2:03
『肉の蝋人形(1933)』

監督:マイケル・カーティズ
脚本:ドン・マラリー カール・エリクソン
原作戯曲:チャールズ・S・ベルドン
撮影:レイ・レナハン

キャスト
Ivan:ライオネル・アトウィル
Charlotte Duncan:フェイ・レイ
Florence:グレンダ・ファレル
Ralph:アレン・ヴィンセント
The Editor:フランク・マクヒュー
Harold Winton:ギャヴィン・ゴードン
Joe Worth:エドウィン・マクスウェル
Sarrow:アーサー・エドモンド・カリュー
The Captain:デウィット・ジェニングス
Hugo:マシュー・ベッツ
Joan Gale:Monica Bannister
Planinclothesman:パット・オマリー

制作スタッフ及びキャストは映画-Movie Walker http://movie.walkerplus.com/mv6757/ より参照しました。

肉の蝋人形(1953)

監督:アンドレ・ド・トス
脚色:クレーン・ウィルバー
原作:チャールズ・ベルデン
製作:ブライアン・フォイ
撮影:バート・グレノン ペヴァレル・マーレイ
美術:スタンリー・フライシャー
音楽:デイヴィッド・バトルフ
録音:チャールズ・ラング
編集:ルーディ・ファー

キャスト
Prof. Henry_Jarrod:ヴィンセント・プライス
Lt. Tom_Brennan:フランク・ラヴジョイ
Sue_Allen:フィリス・カーク
Cathy_Gray:キャロリン・ジョーンズ
Scott_Andrews:ポール・ピサーニ
Matthew_Burke:ロイ・ロバーツ
Mrs. Andrews:アンジェラ・クラーク
Sidney_Wallace:ポール・カヴァナー
Sgt. Jim_Shane:ダブス・グリア

制作スタッフ及びキャストは映画-Movie Walker http://movie.walkerplus.com/mv6758/ より参照しました。

月に一度の更新日が来たでよ。
そう、このブログは月に一度、更新するという鑑賞ブログなんですよ。いや単に面倒くさ書く暇がなかった。あれ、これ前回と同じ言い訳だな……。
まあ簡単に言えば、よし今日更新しよ→いややっぱ明日更新するか→うーんなんか気が乗らないから明日でいいか→やっぱ(ryといった駄目スパイラルに陥ってただけ!さてこの駄目スパイラルから抜け出すことはできるのか!!!
と言う事で今回の映画は『肉の蝋人形』。このDVDは珍しい両面型でA面がリメイクである1953年版、B面がオリジナルの1933年版となっています。因みに、この作品は2005年に三作目である『蝋人形の館』が製作されていますがそれは別パッケージ、つまり別売なんですよね。それを紹介する日は来るのだろうか……。
リメイク作品というのは新鮮さを求めるために時にアレンジを加えたりするのが常ですが、この映画もご多分に漏れず、蝋人形館焼失により支払われる保険金の差(33年版:1万5千ポンド 53年版:2万5千ドル)といった小さなものから、ヒロインの役割といった重要なものなどが変更されています。
オリジナル版のヒロインは女性記者のフローレンスで、蝋人形館の主に狙われる女性は別に用意されており(シャーロット)、フローレンスは男と対等な関係となっているのが特徴です。彼女は自由に動き回り、率先して物語を解決していきます。
しかしリメイク版のヒロイン、スーには、オリジナルにあったフローレンスの役割を削除した、怪人に襲われ、ただ男達に助けられるだけのよくいるヒロイン像が与えられている。こうすることで物語がスムーズになっているのだけれど、オリジナルと比べるとあまりに単純過ぎて、逆につまらないヒロインが出来上がっている。そういう意味では単純化するというのも勿体無いなと感じさせます。
ただこのスー、家まで尾行されているのに平然と窓を開けて放して寝るといった無用心をやる位なのでアホの子意外と剛気なんでしょうかね。何考えてんだ……。
ホラーというよりミステリー色が強い作品であり、古い作品というの手伝ってまったく怖くないんですが、だからこそ近年のホラーに多用される過激な殺人描写やお色気といった要素が薄く、そういった作品が苦手な方にもお勧めできる、上品なホラーに仕上がっています。偶には古典も良いよね。
ただ、オリジナル版にはフローレンスが新聞社の編集長ジムの告白を受けるシーンがあるんですが、フローレンスがジムに気のある描写が出てこない、恋人でもなく始終ただの部下として扱われているため、ラストのシーンが少し唐突過ぎると感じてしまうんですよね。それがある程度描かれていれば……と惜しい作品でもあります。
まあ借りたDVDが傷ついていたせいか開始8分でいきなり10分程飛んでしまった為、そこへ至るまでのフラグを見落としている可能性もあるんですが……ね。

『妖怪人間ベム』には溶かした死体を銅に混ぜて銅像を作るという話があるんですが、もしかしたらその話はこの作品から着想を得たんじゃないだろうか。
そう考えると、この死体から蝋人形を作るという設定はかなり良く出来ていて、この『肉の蝋人形』のアイディアはホラー作品において結構重要なものかもしれない。と、そんなことを考えてしまいます。

『黒い乳房』 

March 09 [Fri], 2012, 2:35
『黒い乳房』

監督:土居通芳
脚本:杉本彰
企画:島村達芳
製作:大蔵貢
撮影:森田守
美術:加藤雅俊
音楽:松村禎三
録音:沼田春雄
照明:秋山清幸

キャスト
村田桂子:小畠絹子
村田芳子:池内淳子
村田まさ江:藤村昌子
谷口弘:菅原文太
小野正憲:林寛
早川隆彦:川喜多雄二
塚本:高宮敬二
純子:若杉嘉津子
熊岡:晴海勇三
木部:倉橋宏明
三木:渡辺高光
高村:高松政雄

制作スタッフ及びキャストは映画-Movie Walke http://movie.walkerplus.com/mv22896/ より参照しました。

久しぶりの更新です。三記事目から凡そ一ヶ月ぶりの更新という……いや飽きたというわけではないんですけど。
ただ書く暇がなかっただけというか、書く気が起きなかったというか。忙しかった、そう!忙しかったんです。
まあそういうのは置いといて、更新ですよ。
そうそうあらすじはある友人から「あらすじ要らなくない?」と言われたので無くしました。気になる人は参照サイトにあらすじが載っているので是非。
というわけで『黒い乳房』です。題名が『黒い乳房』と付いている割に内容は至って普通な映画でした。これだったら『極悪坊主』の方が不健全だな……あっちはすぐ絡むわ、わかめ酒出てくるわ(隠れてたが)あれ方面で酷い映画でしたよ、ええ。東映は何考えてんだ。
まあ、そんなことは置いといて本題へ。
この映画には小畠絹子演じる桂子と池内淳子演じる芳子という対照的な二人の女性が登場する。
桂子は昼はドル買い、夜はキャバレーで働く夜の女であり、芳子は看護婦として働き家では母親に尽くすという孝行娘だ。
この二人は姉妹だが、どちらも父親が違う異母姉妹という設定で、桂子は父親が刑務所に、芳子は小野重工業社長という逆の立場に置かれている。というか母親がどうやってその二人と付き合えたのかが気になるな……。
妹が社長令嬢であると知った桂子は母親が死んでいるのを良いことに自分が娘であると偽り、幸せな将来を掴み取ろうとしていく。その為には正式な相続人である早川(川喜多雄二)を昔の情夫である塚本(高宮敬二)に殺させ、更には自身の手で塚本を崖から突き落とすなど、物語が進むに連れて彼女の悪女性は開花していく。
しかし人生というのは儘ならないもので、早川が死んだことにより小野は秘書の谷口(菅原文太)を相続人として指名するが谷口が愛しているのは妹である芳子だった。桂子は芳子を殺そうとするが、その企みは失敗に終わり、それが結果的に桂子の破滅に繋がっていく。
この『黒い乳房』は悪女を題材にした作品だが、桂子をただの悪女として描くのではなく、幸せな将来を求めるために歪んでしまった女性、同情すべき悲劇の主人公という二面性を与えた映画だった。そういう意味では悪女映画としては中途半端ではあるが、魅力ある主人公を作れていたのではないか。
ただ個人的に思うのはこの桂子の悪女性はどこから来たのか、という点である。前述した通り桂子の父親は網走の刑務所に居る。犯罪者の子供だったからキャバレーやドル買いという過去を持ち、死という結末を迎えたのだろうか。同じように社長令嬢であったから芳子は看護婦になり、幸せになれたのか。二人の親の因果によって結末は決められていたのか。この作品は因果性によって進められている。だからこそ桂子の悪女性が説得力を持つことになるのだが、ありきたり過ぎて詰まらないとも感じさせてしまう。
まあこういった話は王道的なものなのでそれをいうのは野暮なのだけれど。

ところで『黒い乳房』とは一体どこらへんが黒かったのか、こういう題なのに黒い乳房的要素がまったく分からないというのはどうなんでしょうか。納得がいかん。なんの為にこんな題名を付けたのか……。
あと、「そうそう黒い乳房っていう映画があってさ」と話を振った時に「そんなの認めねぇから!」と叫んだ友人の事は忘れない。というか忘れられない。

『同級生』 『体育館ベイビー』 

February 08 [Wed], 2012, 23:40
『同級生』
『体育館ベイビー』

監督:深川栄洋
製作:大橋孝史 尾越浩文 奥出緑
プロデューサー:上野境介 棚橋裕之
エグゼクティブプロデューサー:植田龍太郎
原作:鹿目けい子
脚本:深川栄洋 鹿目けい子
撮影監督:安田光
美術:畠山和久
編集:和田剛
音楽:平井真美子 采原史明
主題歌:中村優一 『同級生』 『体育館ベイビー』
録音:宋晋瑞
助監督:水波圭太

キャスト
中村優一
桐谷美玲
高橋優太
久保翔
桜庭ななみ
川原真琴
永井朋弥
藤澤恵麻(友情出演)
渡辺いっけい

高校3年生の柴原潤(中村優一)は競泳部のエース。しかし、夏のインターハイに向けた予選でライバルの村井直樹(高橋優太)に負けてしまい、父親で監督の保(渡辺いっけい)から、水泳をあきらめ受験勉強に専念するように言われてしまう。
落ち込んでいた潤のもとに、見知らぬアドレスからメールが届く。北海道に住み、潤と同じ誕生日だという“ジュン”。同じ名前の潤とジュンは、その日からメル友となる。
ある日、病院へといった潤は、車椅子に乗った少女・早川希実(桐谷実玲)に声をかけられる。潤と同じ高校で競泳部の1年先輩だった希実。病気で留年し、いまは潤と同じクラスとなっていたが、潤は彼女のことを思い出せず、傷つけてしまう。
それから入院中の希実との連絡係をつとめることになった潤だが、気があわない希実とは、顔をあわせれば喧嘩ばかりの関係に。そんな希実との関係や、水泳のこと、受験のこと、潤は抱え込んださまざまな事柄をジュンとのメールで打ち明ける。
いつしかジュンの言葉は潤にとってかけがえのないものになっていき、潤は顔も知らないジュンに、本気の恋愛感情を抱いていく……。
制作スタッフ及びストーリーのあらすじはCINEMA TOPICS ONLINE http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=9023 より参照しました。

恋愛映画、である。二本とも真っ当な(『体育館ベイビー』は内容的に真っ当かどうか分からないが、構成を見るかぎり真っ当な恋愛映画と言えるだろう…うん…多分…見える見える…。)恋愛映画。
『同級生』はJUNONが主催した恋愛小説大賞、第一回優秀賞受賞作を映画化したものだ。
そして『体育館ベイビー』はこの『同級生』をベースに、視点を変え作りなおされたパラレル作品である。
まず『同級生』であるが、あらすじを読めば誰がジュンなのか分かってしまうくらいにベタな作品である。ベタ過ぎて書くことが無いよ……。というか『体育館ベイビー』の方から見たから『同級生』は印象が薄い……。
しかし、ここまでベタであるという事がかえってこの作品の純愛度を深めているように思う。
作品は潤一人の視点で進んでいく。潤がどう悩んでいるか、考えているか、ジュンへの思いを延々と描いていく。なんていうか潤は恋する女の子だ。
こう「私に対してここまで想ってくれる男の子って良いよね♡」みたいな。
「本当の事をさらけ出して、最後にネタバラシして死んでいくけどそれでも愛してくれる潤って健気で可愛いよね♡」みたいな。
下手な少女漫画の主人公を性別だけ変えて持って来ました。的な印象を受けさせる。
この『同級生』は純愛というより一方的な想いの奉仕を描ききった作品といった方が正しいのかもしれない。
結局潤はジュンとのキスすらできなかったしね。
しかしだからこそ、恋する男を描いたこの映画はある種の夢を女性達に与えている。
そういう意味では女性を意識し、女性の夢を描いた『同級生』は成功したのだろう。商業的に成功したかはわからないが……。
ただ、内容が普通過ぎてもう少し動きがあったほうが良かったと感じさせるのがこの映画の弱い所だ。
あー悲恋だなーという感情から先に動かない。
夢であるということを活かした部分が欲しかった作品でもある。

で、『体育館ベイビー』である。これは『同級生』の弱かった部分を補った作品といえる。
補いすぎじゃね?えぇー?とすら感じさせる作品でもある……。
この物語は潤とその幼馴染の加藤そしてライバルの村井によって進められる。ジュンという少女はこの話には出てこない。ジュン?ああそんなのもいましたねええと…誰でしたっけ?という感じ。
『同級生』ではサブのままでいた親友、ライバルにスポットライトを当てて潤との三角関係を描いていく。
三角関係、そう男同士の三角関係である。夢ありすぎるだろ!
ライバルという立場を超え、潤に思慕の念を抱く村井。村井は遂に潤の唇を奪う。『同級生』ではキスすらなかったのにね……。
村井にキスされたと相談を受ける加藤。加藤は幼馴染として親友として潤を心配していくのだが、段々とその想いが別の感情へと変わっていく。
この『体育館ベイビー』は女性を排除した男達の恋愛で進む作品に見えるが、実は女性主導で進んでいく作品といえる。
物語の中心は潤だ。潤というヒロインを巡り男達が凌ぎ合う。潤は『同級生』におけるジュンという要素を与えられた役柄だ。自身がジュンへ、一方的な想いの奉仕を送ったのと同じように、今度は潤が村井と加藤から想いの奉仕を送られる。
また早川は潤の代わりに加藤によって世話されている。そして早川の死が加藤の気持ちを変えるきっかけとなっている。
なぜ恋人という要素をオミットすると同性愛へと変わるのか。同性では恋人にはなれないが、そこに女性性を与えることで精神的に恋人になることはできる。同じように男性性を与えることでも恋人になることはできる。
それは夢のような話だ。しかし、夢という要素を考えるにあたって『体育館ベイビー』は面白い題材になりうるのかもしれない。
ただ、夢を求めるあまり所々違和感しか感じない場面が出てくる作品になっているのも事実である……。
夢は夢のままで、形にしてはいけないのかもしれない。

というわけで、『同級生』と『体育館ベイビー』は両方見ることをおすすめする。
片方だけ見るとなにこれクソつまら(ryという風に感じてしまうからだ。
ただしこの作品、別々の作品としてDVD発売されているみたいなので、二つ揃えなければならない。面倒である。
そこら辺はJUNONの夢の力でなんとかならなかったのか、現実は夢よりも非情である。南無。






何を書いてるんだろう。

これから感想とか書いていくんですけど 

February 01 [Wed], 2012, 5:13
その音楽を聞くきっかけって何があるでしょ。ラジオから流れてきたから?YouTubeといった動画サイトでPVを見て?CDTVで紹介されてるから?オリコンに載ってるから一応抑えておかなきゃと、音楽を聞くきっかけというのは数多く存在する。
で、そこで多くのバンドやアーティストを知ってCDを買う、借りる、PCやWalkman、iPodといった音楽再生装置にインポートする。私達は通勤時間や寝る間、暇な時にそうやって音楽に親しんでいくわけですが、そのようなことを段々とやっていると次第にその曲よりその曲を作っているバンド、アーティストの方へと興味というのは移っていくわけで。気付いたら曲の為に音楽を買っているということが、そのアーティストの為に買っているということになったりする。
ただ自分はあまりアーティスト自体に興味が行かないというか、一応バンド名とVo名は覚えているけどメンバー全員は知らない。名前は覚えてるけど誕生日や趣味とかになるとわからないといったミーハー気質なんですが。
ふと出会った一曲の為にアルバムを買い、勿体無いから同じバンドのCDをもう二枚ほど借りる。隣にあった同ジャンルのCDをもう一枚、あのPVの曲が入ったアルバムも……と、やっていると自分の中での音楽が段々と拡がってくる。個人的に浅く広い音楽感だなと思ってるんですが、それでも持っているCDや聞いてきた音楽が多くなってくると、その曲が作られた経緯とかバンドの歴史なんかはあまり書けない、薄っぺらな音楽感だけど、自分でも語りたくなってくる。そういったことでこのブログをやってみようと思ってます。あと書くことでその曲の整理や理解ができれば良いかなとも。
そうそう、偶に自分が見た映画や放送された映画の感想、読んだ本についても書いていこうと思っているので、拙いブログですが宜しくお願いします。

作成 

February 01 [Wed], 2012, 2:34
友人に誘われてブログ作成する事になったわけですが。
本とか映画とか音楽とかそういった感想サイトになるはず(飽きなければの話ですけど)。
ということで、宜しくお願いします。
プロフィール
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