記事のお値段について考える
February 29 [Wed], 2012, 23:25
主にネット媒体で、もの書き仕事を頂いていたりするParsleyだけど、よく紙媒体に比べてネットは記事あたりの単価が低い、という話になる。
ネットでのライターといっても、媒体によってピンからキリまである。
例えば、nanapiの「在宅ライター」だと、記事あたり200〜500円相当というお値段。(参照)
アドネットワークやGoogleアドセンスなどアフィリエイトバナーなどが主な収入源のニュースサイトならば、数千円というお値段になる。ポータルサイトや、プロバイダーのサイトのコンテンツになると、ユーザーの滞在時間を延ばすことが目的の一つになるので、やや高め、でも諭吉さんには届かないぐらいのお値段。
それが、自社媒体の宣伝が目的である新聞社や出版社の運営するサイトだったり、有料メディアへの誘引が目的の一つとしてあるサイトだと、10000円を越えたお値段が提示されたりする。
もちろん、各運営会社には編集部があって、抱えている人員や、サイト運営のコストなども勘案すると、だいたい1文字あたり10円、もしくは1PV=1円(24時間以内)というのが妥当な金額なんじゃないかなぁ、と個人的には考えている。それじゃとても食べていけませんよ、というのは別問題なので置いておくとしても。
今、どの運営会社も複数のニュースサイトを運営する方向に進んでいるけれど、それは少ない人員で複数の媒体を回すことにより、全体のPV数を増やすのには当然の方策といえるだろう。そして、一つの記事を各サイトで配信することにより、ライターに払うお値段に対して、PV数を稼ぐことにより、結果としてコストを下げるという「手」でもある。
さて。逆に考えると、これまでの新聞・雑誌といった紙媒体が、いかに高コストだったか、という証左でもあると思うのですね。
例えば、時事通信が2月28日に流した「消費税8%時の使途説明不要=岡田氏」という記事。
これの文字数は201字。これが前述した1文字10円という換算だと、2010円というお値段という数字になる。
もちろん、時事ドットコムだけでなく、Yahooニュースなどにも配信しているし、各地方新聞のサイト、そして紙の新聞にも掲載されるから、計算自体相当に乱暴なのだけれど。
ただ、この記事がアップされるまでに、記者会見に参加している記者さんが最低1人、記事の取捨をするキャップがいて、デスクがいて、さらに整理部の担当がいて…とコンテンツが出来るまでに複数の人数が関わっている。さらに、ネットでも打ち込みを担当する人やチェックをする人がいるだろう。一つの記事に対して手間も人数もかけて配信している。
いや、それだけ多くの人員を割くことを批判したいわけではない。より正確で中身の濃い情報発信をするのに、人数をかけるという判断があってもいい。
ただ、一つの記事あたりに対するコスト、という考え方が、既存メディアにはあるのかなぁ、といった疑問が、記事一つに対していくらといった仕事をしている私みたいな人間からしてみると、どうしても湧き上がってきてしまう。
まぁ、私は既存の大手メディアで仕事をしていないし、彼らにはないフットワークと早さと切り口の違いで、差異化を計っていくしかないんだよな、と改めて思った次第です。
ネットでのライターといっても、媒体によってピンからキリまである。
例えば、nanapiの「在宅ライター」だと、記事あたり200〜500円相当というお値段。(参照)
アドネットワークやGoogleアドセンスなどアフィリエイトバナーなどが主な収入源のニュースサイトならば、数千円というお値段になる。ポータルサイトや、プロバイダーのサイトのコンテンツになると、ユーザーの滞在時間を延ばすことが目的の一つになるので、やや高め、でも諭吉さんには届かないぐらいのお値段。
それが、自社媒体の宣伝が目的である新聞社や出版社の運営するサイトだったり、有料メディアへの誘引が目的の一つとしてあるサイトだと、10000円を越えたお値段が提示されたりする。
もちろん、各運営会社には編集部があって、抱えている人員や、サイト運営のコストなども勘案すると、だいたい1文字あたり10円、もしくは1PV=1円(24時間以内)というのが妥当な金額なんじゃないかなぁ、と個人的には考えている。それじゃとても食べていけませんよ、というのは別問題なので置いておくとしても。
今、どの運営会社も複数のニュースサイトを運営する方向に進んでいるけれど、それは少ない人員で複数の媒体を回すことにより、全体のPV数を増やすのには当然の方策といえるだろう。そして、一つの記事を各サイトで配信することにより、ライターに払うお値段に対して、PV数を稼ぐことにより、結果としてコストを下げるという「手」でもある。
さて。逆に考えると、これまでの新聞・雑誌といった紙媒体が、いかに高コストだったか、という証左でもあると思うのですね。
例えば、時事通信が2月28日に流した「消費税8%時の使途説明不要=岡田氏」という記事。
これの文字数は201字。これが前述した1文字10円という換算だと、2010円というお値段という数字になる。
もちろん、時事ドットコムだけでなく、Yahooニュースなどにも配信しているし、各地方新聞のサイト、そして紙の新聞にも掲載されるから、計算自体相当に乱暴なのだけれど。
ただ、この記事がアップされるまでに、記者会見に参加している記者さんが最低1人、記事の取捨をするキャップがいて、デスクがいて、さらに整理部の担当がいて…とコンテンツが出来るまでに複数の人数が関わっている。さらに、ネットでも打ち込みを担当する人やチェックをする人がいるだろう。一つの記事に対して手間も人数もかけて配信している。
いや、それだけ多くの人員を割くことを批判したいわけではない。より正確で中身の濃い情報発信をするのに、人数をかけるという判断があってもいい。
ただ、一つの記事あたりに対するコスト、という考え方が、既存メディアにはあるのかなぁ、といった疑問が、記事一つに対していくらといった仕事をしている私みたいな人間からしてみると、どうしても湧き上がってきてしまう。
まぁ、私は既存の大手メディアで仕事をしていないし、彼らにはないフットワークと早さと切り口の違いで、差異化を計っていくしかないんだよな、と改めて思った次第です。








