「趣味ジャーナリスト」じゃダメですか?
March 04 [Thu], 2010, 15:45
『ケツダンポトフ』様の「朝ダダ」で、一つ気にかかったことがあったので、メモ程度に。
第二部で「職業ジャーナリズムは誰が支えるのか?」という問いに対して、上杉隆氏が「やろうとした人。日本はジャーナリズムの敷居が高いが、自称でいい。世界のジャーナリストはみんな自称。気楽に入ってほしい」とおっしゃっていたことが、何となく違和感を覚えてしまった。
おっしゃるように、自分で「ジャーナリスト」と名乗ればいいだけだから、ジャーナリズムの世界に飛び込むことは簡単かもしれない。けれど、昨今の新聞業界は今にも日が沈みそうだし、出版・雑誌文化は瓦解寸前でこの先落ちるしかない。テレビも広告費を削られてアップアップという状況。そんな中で「職業ジャーナリスト」としてやっていくのは、今後相当難しいのではないか、と思わざるをえない。
以前に、Parsleyは「ジャーナリズム的。 vs オールドメディア」というエントリーでも触れたように、職業記者以外の一般人が、Web上で事件・事故を伝えることをジャーナリスティックなコンテンツとして情報が流通していくという潮流になっている。
もっといえば、これまで既存ジャーナリズムが担ってきた公共性を、twitterをはじめとするWebサービスというアーキテクチャ上に乗った「みんな」で肩代わりしていく、ということにはならないだろうか?
そんな中、「職業ジャーナリストの存在意義は何?」という問いに、答えられる既存のメディア人(会社所属・フリーに関わらず)はどれだけいらっしゃるのかしら??
ご存じのように、拙ブログではたびたび報道機関の方などにインタビューしたり、福島みずほ大臣会見に出席したり、ジャーナリストのまねごとのようなことをしている。これは別に対価を求めてのことでもなく、「公共を担う」なんて大それたことを考えているわけでもなく、ただ一個人の「趣味」としてやっている。
例えば、公官庁などはかなり情報公開が進んでいて、疑問があったことを電話で直接聞けば担当者に繋いでくれるし、こちらの拙い質問にも丁寧に答えて頂けるケースがほとんどだ。一般企業でも、中には木で鼻をくくったような態度で応対されることもあるけれど、大抵の場合フレンドリーな扱いをして頂ける。つまり、担当者レベルだと、ほとんどの場合「取材」に応じてもらえる。
唯一のネックというか、一般人がなかなか踏み入れさせて貰えない「壁」があるのが、プレス向けの記者会見・発表だ。
まず、会見・発表があるということ自体が、広報・PRの手順から外れているので情報を得るのは難しいし(最近では『ブログクラブ』のようなサービスもあるけれど)、一部大臣記者会見のように、「報道機関」であるということに重点を置いて出席者を選別している場合もある。
となってくると、記者会見を牛耳っている記者クラブなる組織・団体が「趣味ジャーナリスト」の最大の障壁、と思えてくる。
外野から見れば、一人でも多くの人に「伝えたい情報」を知って貰うという観点から言えば、会見の参加者を制限する意味が分からないし、「情報公開」を求めてきた報道機関が、逆にクローズドにしていることに皮肉を感じざるを得ない。
あ、もちろんいろいろ大人の事情があることは知っていますよ。決して察したりはしませんけれど(笑)。
だから、あえて、公官庁の広報室の方々や企業のPR担当の方々には、こう問いかけたい。
「趣味ジャーナリスト」じゃダメですか、と。
第二部で「職業ジャーナリズムは誰が支えるのか?」という問いに対して、上杉隆氏が「やろうとした人。日本はジャーナリズムの敷居が高いが、自称でいい。世界のジャーナリストはみんな自称。気楽に入ってほしい」とおっしゃっていたことが、何となく違和感を覚えてしまった。
おっしゃるように、自分で「ジャーナリスト」と名乗ればいいだけだから、ジャーナリズムの世界に飛び込むことは簡単かもしれない。けれど、昨今の新聞業界は今にも日が沈みそうだし、出版・雑誌文化は瓦解寸前でこの先落ちるしかない。テレビも広告費を削られてアップアップという状況。そんな中で「職業ジャーナリスト」としてやっていくのは、今後相当難しいのではないか、と思わざるをえない。
以前に、Parsleyは「ジャーナリズム的。 vs オールドメディア」というエントリーでも触れたように、職業記者以外の一般人が、Web上で事件・事故を伝えることをジャーナリスティックなコンテンツとして情報が流通していくという潮流になっている。
もっといえば、これまで既存ジャーナリズムが担ってきた公共性を、twitterをはじめとするWebサービスというアーキテクチャ上に乗った「みんな」で肩代わりしていく、ということにはならないだろうか?
そんな中、「職業ジャーナリストの存在意義は何?」という問いに、答えられる既存のメディア人(会社所属・フリーに関わらず)はどれだけいらっしゃるのかしら??
ご存じのように、拙ブログではたびたび報道機関の方などにインタビューしたり、福島みずほ大臣会見に出席したり、ジャーナリストのまねごとのようなことをしている。これは別に対価を求めてのことでもなく、「公共を担う」なんて大それたことを考えているわけでもなく、ただ一個人の「趣味」としてやっている。
例えば、公官庁などはかなり情報公開が進んでいて、疑問があったことを電話で直接聞けば担当者に繋いでくれるし、こちらの拙い質問にも丁寧に答えて頂けるケースがほとんどだ。一般企業でも、中には木で鼻をくくったような態度で応対されることもあるけれど、大抵の場合フレンドリーな扱いをして頂ける。つまり、担当者レベルだと、ほとんどの場合「取材」に応じてもらえる。
唯一のネックというか、一般人がなかなか踏み入れさせて貰えない「壁」があるのが、プレス向けの記者会見・発表だ。
まず、会見・発表があるということ自体が、広報・PRの手順から外れているので情報を得るのは難しいし(最近では『ブログクラブ』のようなサービスもあるけれど)、一部大臣記者会見のように、「報道機関」であるということに重点を置いて出席者を選別している場合もある。
となってくると、記者会見を牛耳っている記者クラブなる組織・団体が「趣味ジャーナリスト」の最大の障壁、と思えてくる。
外野から見れば、一人でも多くの人に「伝えたい情報」を知って貰うという観点から言えば、会見の参加者を制限する意味が分からないし、「情報公開」を求めてきた報道機関が、逆にクローズドにしていることに皮肉を感じざるを得ない。
あ、もちろんいろいろ大人の事情があることは知っていますよ。決して察したりはしませんけれど(笑)。
だから、あえて、公官庁の広報室の方々や企業のPR担当の方々には、こう問いかけたい。
「趣味ジャーナリスト」じゃダメですか、と。
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