日本のネットは「残念」なままでいいし「大人」もいらない
June 21 [Sun], 2009, 6:24
今北産業ではありますが、覚え書き程度に。
あえて挑発的なことを書くならば、今の日本で「インテリ」や「エスタブ」と位置づけられている人達の中で、Webのコミュニティに「降りて」きて「議論」をする価値がある方って、具体的に誰になるのか、まったく思いつかない。日本のインテリゲンジャなんて、その程度なんじゃない?
双方向で思考をぶつけ合って一つのテーマに対する共通認識なりベースが出来る能力がある「上の人」なんて、一体どこにいるんだろう。私の知る限り、ある程度の「名」のある方がネット上で展開しているのは、単なる「情報戦」であって、エントリーやコメント欄で展開されているものは、本質的には「議論」ではなく、もっと政治的な何かだ。
簡単に言って、彼らが属しているコミュニティは、第二次大戦下もしくは戦後初期に構築された社会システムに適応し形成されている。そのシステムが、我々の世代まで維持し続けることが出来るのか、どうにも怪しい。そして、ネットの普及によって、いちばん最初に崩れだしたのが、「知性を評価する仕組み」だろう。
情報公開が進んで統計等が、自宅のPCから簡単に調べられるようになった現在において、どれだけ博覧強記を誇ってもGoogle先生には敵わない。必然的に比重が「知識」から「論考」へとシフトしている。研究室に篭もって論文を書き上げる労を採らなくても、自説を世に問うことが可能になった。その結果、これまでのラインからは登場しなかったような人が、論壇に現れるようになっている。
その変化に気付かない人達が「残念」と評したところで、何の痛痒も感じる必要もない。むしろ、理解されないことを誇るべきとさえ思う。もし、「大人」が理解を示そうとしたならば、そこに何らかのインセンティブを得られるという政治的な判断が働いたと判断すべきだ。警戒されたし。
で、『ガ島通信』様の記事。
日本のネットで本当に残念なこと 「梅田発言」の波紋 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
日経IT-PLUSという媒体でお書きになられたということは、ある程度「大人」=中高年を意識された内容で、ネットユーザーもっと言うとはてなブックマーカーなどノー眼中なのだろうけれど。既存のシステムがクラッシュする前に逃げ切れる世代が、パラダイムの変化に理解を示すことを期待するのは難しいよね、というのが率直な感想になるかな。
確かに、このままいけばmixiや楽天が第二第三のライブドア事件に発展する懸念はあるけれど。繰り返しになるが、既存の社会システムの継承が望み薄な私たちの世代からしてみれば、何度潰されようが、新しいアーキテクチャの構築を図り続けなければならない。そこでコンクリフトがおこるのはむしろ当然。となると、既存のものよりも生産的かつ効率的なモデルを早いところ作ったもの勝ちなのではないか。そこに「大人」の顔色を伺う余裕など、ありはしないでしょう。
たぶん世代間の落差を埋めることに手間暇をかけるくらいならば、彼らの想像を超える速さと深さで、Web社会を現実の社会と融合させてしまうしかない。そういった覚悟が、そろそろ必要になっているんじゃないかなーと感じているのだけど、どんなものでしょうね。
あえて挑発的なことを書くならば、今の日本で「インテリ」や「エスタブ」と位置づけられている人達の中で、Webのコミュニティに「降りて」きて「議論」をする価値がある方って、具体的に誰になるのか、まったく思いつかない。日本のインテリゲンジャなんて、その程度なんじゃない?
双方向で思考をぶつけ合って一つのテーマに対する共通認識なりベースが出来る能力がある「上の人」なんて、一体どこにいるんだろう。私の知る限り、ある程度の「名」のある方がネット上で展開しているのは、単なる「情報戦」であって、エントリーやコメント欄で展開されているものは、本質的には「議論」ではなく、もっと政治的な何かだ。
簡単に言って、彼らが属しているコミュニティは、第二次大戦下もしくは戦後初期に構築された社会システムに適応し形成されている。そのシステムが、我々の世代まで維持し続けることが出来るのか、どうにも怪しい。そして、ネットの普及によって、いちばん最初に崩れだしたのが、「知性を評価する仕組み」だろう。
情報公開が進んで統計等が、自宅のPCから簡単に調べられるようになった現在において、どれだけ博覧強記を誇ってもGoogle先生には敵わない。必然的に比重が「知識」から「論考」へとシフトしている。研究室に篭もって論文を書き上げる労を採らなくても、自説を世に問うことが可能になった。その結果、これまでのラインからは登場しなかったような人が、論壇に現れるようになっている。
その変化に気付かない人達が「残念」と評したところで、何の痛痒も感じる必要もない。むしろ、理解されないことを誇るべきとさえ思う。もし、「大人」が理解を示そうとしたならば、そこに何らかのインセンティブを得られるという政治的な判断が働いたと判断すべきだ。警戒されたし。
で、『ガ島通信』様の記事。
日本のネットで本当に残念なこと 「梅田発言」の波紋 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
日経IT-PLUSという媒体でお書きになられたということは、ある程度「大人」=中高年を意識された内容で、ネットユーザーもっと言うとはてなブックマーカーなどノー眼中なのだろうけれど。既存のシステムがクラッシュする前に逃げ切れる世代が、パラダイムの変化に理解を示すことを期待するのは難しいよね、というのが率直な感想になるかな。
確かに、このままいけばmixiや楽天が第二第三のライブドア事件に発展する懸念はあるけれど。繰り返しになるが、既存の社会システムの継承が望み薄な私たちの世代からしてみれば、何度潰されようが、新しいアーキテクチャの構築を図り続けなければならない。そこでコンクリフトがおこるのはむしろ当然。となると、既存のものよりも生産的かつ効率的なモデルを早いところ作ったもの勝ちなのではないか。そこに「大人」の顔色を伺う余裕など、ありはしないでしょう。
たぶん世代間の落差を埋めることに手間暇をかけるくらいならば、彼らの想像を超える速さと深さで、Web社会を現実の社会と融合させてしまうしかない。そういった覚悟が、そろそろ必要になっているんじゃないかなーと感じているのだけど、どんなものでしょうね。
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