垣間見える大陸のデティール
April 12 [Tue], 2005, 20:10
前回のエントリーの続き。じーっとWebの水面を眺めているだけで、様々な情報が浮かび上がってくる。ヒダまでは分からないまでも、大つかみながら状況を想像できる程度には、材料が揃っている。「情報化社会、万歳!」と、時代錯誤気味に言ってみる。
そんなわけで、報道の欠片をピックアップし、所感じみたことを添えてみよう。
<中国反日デモ>中国政府、謝罪・補償の難しい決断
そりゃ、簡単に謝れんわな。お気の毒様とは思う。
デモ知らない一般市民も 中国、報道規制続く
ま、いくら日比谷公会堂に万単位動員したとしても、渋谷センター街の通行人の中で集会を開いている事実を知らない人の方が圧倒的であろうことを考えれば、さして驚くことでもないのかもしれない。誰もが、個々人の範囲内での情報の中生活している。もっとありていに言えば「皆そんなに暇じゃない」ということなのだろう。『絵文録ことのは』様が「この程度にしか盛り上がっていない」とおっしゃる通りだと思う。
そこで、「遊行」に参加した連中の素性は一体どうよ、という疑問が再び湧いてくる。
ネットワーク上の「憤青(糞青)」と呼ばれる反日の若者が中心とされるが、彼らの職業が気になるし、学生ならどんな学部や家庭環境なんだろう? 政府・党のコントロールがきく連中であることは、どうやら間違いないと思うのだが。
そんなわけで、報道の欠片をピックアップし、所感じみたことを添えてみよう。
<中国反日デモ>中国政府、謝罪・補償の難しい決断
そりゃ、簡単に謝れんわな。お気の毒様とは思う。
デモ知らない一般市民も 中国、報道規制続く
ま、いくら日比谷公会堂に万単位動員したとしても、渋谷センター街の通行人の中で集会を開いている事実を知らない人の方が圧倒的であろうことを考えれば、さして驚くことでもないのかもしれない。誰もが、個々人の範囲内での情報の中生活している。もっとありていに言えば「皆そんなに暇じゃない」ということなのだろう。『絵文録ことのは』様が「この程度にしか盛り上がっていない」とおっしゃる通りだと思う。
そこで、「遊行」に参加した連中の素性は一体どうよ、という疑問が再び湧いてくる。
ネットワーク上の「憤青(糞青)」と呼ばれる反日の若者が中心とされるが、彼らの職業が気になるし、学生ならどんな学部や家庭環境なんだろう? 政府・党のコントロールがきく連中であることは、どうやら間違いないと思うのだが。
香港からは、こんなニュースも聞こえてくる。
中国で3万人暴動 公害に抗議、2人死亡
『Irregular Expression』様は「週末に起こった反日デモは中国政府がガス抜き或いは本当の反政府暴動を隠すために起した官製デモだった」とおっしゃっているが、「反政府暴動を隠すため」説は薄いんじゃないか、と思う。一地方の数万規模の暴動で汲々とするほど追い込まれているようには見えない。
もっとも、こういった情報が漏れてくるところに、現体制の綻びを見て取れる。環境問題。これが局地的な問題で済むとは到底思えない。単発ではなく、同時多発的に暴動が起き、反政府のネットワークが繋がるところまで行く可能性はあるのかしら。
もちろん、最初に触れたように、これらの記事は「断片」に過ぎず、全体のうちの一面だということを留意する必要があるだろう。個々の情報が100を伝えるという幻想を排すること。
幸い、『ぺきん日記』様、『北京ビジネス最前線』様、『中隊長的日常』様といった在住ブロガーの方が発信されるエントリーで、現地の状況を垣間見ることができる。数年前では考えられないほど多角的な視点が揃っている以上、後はその情報の取捨と組み合わせの能力が問われている。
メディアだけでなく、我々個人個人も。
それにしても、「スポーツと政治は別物」ときっぱり言い切った福原愛プロは偉いなぁ。そんなリテラシーのしっかりしている彼女をいまだに「愛ちゃん」と小娘扱いする新聞各社。これからは「福原プロ」と呼ぶように。
中国で3万人暴動 公害に抗議、2人死亡
『Irregular Expression』様は「週末に起こった反日デモは中国政府がガス抜き或いは本当の反政府暴動を隠すために起した官製デモだった」とおっしゃっているが、「反政府暴動を隠すため」説は薄いんじゃないか、と思う。一地方の数万規模の暴動で汲々とするほど追い込まれているようには見えない。
もっとも、こういった情報が漏れてくるところに、現体制の綻びを見て取れる。環境問題。これが局地的な問題で済むとは到底思えない。単発ではなく、同時多発的に暴動が起き、反政府のネットワークが繋がるところまで行く可能性はあるのかしら。
もちろん、最初に触れたように、これらの記事は「断片」に過ぎず、全体のうちの一面だということを留意する必要があるだろう。個々の情報が100を伝えるという幻想を排すること。
幸い、『ぺきん日記』様、『北京ビジネス最前線』様、『中隊長的日常』様といった在住ブロガーの方が発信されるエントリーで、現地の状況を垣間見ることができる。数年前では考えられないほど多角的な視点が揃っている以上、後はその情報の取捨と組み合わせの能力が問われている。
メディアだけでなく、我々個人個人も。
それにしても、「スポーツと政治は別物」ときっぱり言い切った福原愛プロは偉いなぁ。そんなリテラシーのしっかりしている彼女をいまだに「愛ちゃん」と小娘扱いする新聞各社。これからは「福原プロ」と呼ぶように。
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