
ニックネーム:映画『PARIS(パリ)』
あらすじ
病に冒された元ダンサーのピエール、弟を案じて同居を始めるシングルマザーのエリーズ。
彼らのアパルトマンのベランダから見えるパリの風景はいつもと変わらなく人々は日々を懸命に生きている。
ピエールの向かいに住む、美しいソルボンヌの大学生、彼女と関係を持つ歴史学者、彼の弟で「お前は普通すぎる!」と言われ悩む建築家、エリーズと恋に落ちるマルシェの八百屋、いつも文句ばかり言っているパン屋の女主人、日々を刹那的に楽しむファッション業界の女たち、カメルーンからの不法移民・・・ピエールには、街中で営まれている人々の営みがとてつもなく貴重で美しいものに感じるのだった―
パッチワークのように紡ぎだされ、クロスしていく何気ないパリジャン・パリジェンヌたちの日々。彼らのありふれた日常も、忘れられない出来事も、悲しみも喜びも、全てを包み込みながら、この街は今日も時を刻んでいる。
切なくて、美しい―まるで人生そのもののような街、それがパリ。『PARIS(パリ)』は “パリで生きる人々”の寓話であるとともに、現代を生きる私たちの物語でもあるのだ。
