映画『PARIS(パリ)』ロケ地巡りでパリを一周★

December 18 [Thu], 2008, 22:00
Bonsoir à tous

公開まであと2日

本日は、これまでご紹介してきた映画『PARIS(パリ)』のロケ地をまとめてお伝えいたします。

こちらはパリ市のホームページ(フランス語)で見たパリの地図。



パリの街は「エスカルゴ」(かたつむり)と呼ばれます。それは、この地図の1,2,3・・・とふられた数字をなぞって行くとおわかりのように、渦を巻いていますよね。この数字はそれぞれの区の位置を示しています。
1区から、時計回りにぐるぐるぐるぐる・・・ほら、エスカルゴの殻みたいでしょう!?

パリを東西に流れるセーヌ川。セーヌより北を「右岸」、南を「左岸」と言います。セーヌ川の河口から見て左側が「左岸」で、右側が「右岸」ですね。

では、パリの「区」の並びに沿って、ロケ地をご紹介。


まずは1区。パレ・ロワイヤル庭園(Le Jardin du Palais Royal)で、ロラン(ファブリス・ルキーニ)がTV番組のディレクターと話をするシーン。
パレ・ロワイヤルは、1632年にルイ13世の宰相リシュリューの館として建てられました。20世紀にはアパルトマンとして、作家のジャン・コクトーも住んでいたのだとか。
現在庭園はパリ市民の憩いの場のひとつです。

近くのPalais Royal-Musée du Louvre(パレ・ロワイヤル-ミュゼ・デュ・ルーヴル)駅の入り口は、こんなにポップ!

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続いて4区。ロランがTV撮影をした、サン・ルイ島にあるロザン邸 (l'Hôtel Lauzun) 。17世紀調に装飾された豪邸です。18世紀には、詩人のボードレールや作家のゴーチェ等がパリの喧騒から逃れて避難する場所になりました。現在はパリ市所有です。

では、セーヌ川を渡って左岸へ。


5区には「アラブ世界研究所(Institut du monde arabe)」があります。この屋上テラスでは、フランソワ(フィリップ・ヴェルヌイユ)の住むマンションのように、セーヌ川を見おろすことができます。
実際のロケ地は、さらにセーヌ河口の13区にあるフランス国立図書館(Bibliothèque Nationale de France)。13区のロケ地界隈はトルビアック地区(Le Tolbiac)と呼ばれる、1990年にできた新開発地区。建築家ドミニク・ペローデザインの、フランソワ・ミッテラン国立図書館のガラス張りの超高層ビルが4棟向かい合う新館が目印です。

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さて、6区の方に向かうと、そこは様々な大学や高級ブティック、老舗カフェが立ち並ぶカルチエ・ラタン地区です。レティシア(メラニー・ロラン)が通う大学も、ここにあるソルボンヌ大学です。パリ大学(Université de Paris)のうちパリ第1大学、第3大学、第4大学が「ソルボンヌ(La Sorbonne)」と呼ばれ、主に法学、哲学(神学)、文学、歴史学が専門です。



7区にはエッフェル塔が。

またしてもロラン(ファブリス・ルキーニ)のTV撮影のシーンのロケ地です。望遠鏡で覗いたその先に見えたものは・・・

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さて、グルーッとセーヌ右岸を回り、さらに左岸を回り・・・

7区南にある14区。ここはまたしてもロランのTV撮影現場のカタコンブがあります。18世紀に作られた地下墓地で、現在は博物館として一般に公開されています。



また同じ14区にはモンパルナスタワーがあります。あまりにも悲しすぎるシーンで使われます。

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さ、またセーヌ川を渡りましょう。

18区はピエールがダンサーとして活躍したムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)、レティシアがデートの場所に選んだモンマルトル地区です。



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20区はベルヴィル(BELLEVILLE)。ピエールの家や、マルシェもこの区にある設定。
移民が多く下町風情溢れる独特の雰囲気が特徴です。中華街があることでも有名です。



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また、同じ20区にはロラン兄弟のお父様が眠るペール・ラシェーズ墓地があります。

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パリ以外のロケ地として・・・

2009年3月3日で40周年を迎える「ランジス市場(Marché du Rugis)」。

パリのレ・アールから騒音問題などを理由に、パリの南方6kmのランジスに移転した、ヨーロッパ最大の総合市場です。
魚、肉、フロマージュと何でも揃います。
生花も有名で、パリの花屋のほとんどがランジス市場で仕入れているのだとか。



いかがでしたか?

ロケ地巡りでパリを一周!
映画を観に行く前に楽しんでいただけたのなら幸いです。


映画館で『PARIS(パリ)』、そしてパリという街を思う存分堪能してください!


こちらのブログの次回更新もお楽しみに!
Au revoir, à bientôt
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 あらすじ 
病に冒された元ダンサーのピエール、弟を案じて同居を始めるシングルマザーのエリーズ。

彼らのアパルトマンのベランダから見えるパリの風景はいつもと変わらなく人々は日々を懸命に生きている。

ピエールの向かいに住む、美しいソルボンヌの大学生、彼女と関係を持つ歴史学者、彼の弟で「お前は普通すぎる!」と言われ悩む建築家、エリーズと恋に落ちるマルシェの八百屋、いつも文句ばかり言っているパン屋の女主人、日々を刹那的に楽しむファッション業界の女たち、カメルーンからの不法移民・・・ピエールには、街中で営まれている人々の営みがとてつもなく貴重で美しいものに感じるのだった―

パッチワークのように紡ぎだされ、クロスしていく何気ないパリジャン・パリジェンヌたちの日々。彼らのありふれた日常も、忘れられない出来事も、悲しみも喜びも、全てを包み込みながら、この街は今日も時を刻んでいる。

切なくて、美しい―まるで人生そのもののような街、それがパリ。『PARIS(パリ)』は “パリで生きる人々”の寓話であるとともに、現代を生きる私たちの物語でもあるのだ。

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