米国Sun Microsystemsの元従業員で、XMLの共同開発者であるティム・ブレイ(Tim Bray)氏が、同社を買収した米国Oracleには移籍せず、米国Googleに入社することを明らかにした。
ブレイ氏が自身のブログで明らかにしたところによると、同氏は3月15日より、GoogleのAndroid開発チームで開発者の支援業務を担当するという。
ブログのなかでブレイ氏は、「Oracleからは慰留の申し出があったが辞退した。この間の経緯については、落ち着いて振り返ることができるようになった時点でお話ししたいと思う」と述べている。同氏はSunにおいて、Web技術担当ディレクターを務めていた。
ブレイ氏は、オープンなマークアップ言語仕様であるXMLの共同開発者として知られる。XMLは、大半のWebサービス・プロトコルで採用されているほか、RSSフォーマットの基盤にもなるなど、幅広い分野で利用されている。
Oracleも以前からXMLを支持しており、同社の次世代ミドルウェア「Oracle Fusion Middleware」においても、各種コンポーネント間で情報を共有するための共通語としてXMLが利用されている。
ブレイ氏は、ブログのなかでGoogleに移籍する幾つかの理由を挙げているが、その大半はGoogleが開発を主導するモバイルOS「Android」に関連している。同氏は、Androidプロジェクトがオープンソース形態で進められていることや、そのAPI(Applocation Programming Interface)が優れていること、Appleの「iPhone」に匹敵しうる存在である点などを高く評価している。
(Joab Jackson/IDG News Serviceニューヨーク支局)
【3月16日21時1分配信
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