路上アートバトル 「グラフィティ」

October 08 [Wed], 2008, 23:21
こちらは、家から駅まで行く道にある「グラフィティ」。
「グラフィティ」とは、1980年代に落書きから芸術に格上げされた落書き…じゃなくて、芸術作品。






NYの建物の壁には、たくさんの「グラフィティ」があります。
(建物だけじゃなくて地下鉄や駅、バスにもたくさんあるけど)

家の近所にもグラフィティはたくさんありますが、その中でも目をひくのが"IMY"シリーズ。
シリーズというからには、たくさんあるわけです。
NYみやげにある"INY"に引っ掛けてつくったんだろうなぁ、うまい!
こっちの人は自分好きそうな人多いし…Wでうまい!!

この「グラフィティ」、すでに描かれてある作品の上に描く場合には、以前のものより優れた作品を描かなくてはならないという掟があるらしいです。
落書き、というと犯罪だし、いいイメージはないけど、上手く描かないといけないならめちゃくちゃな画は描かないだろうから、いいように昇華したもんだ

上手なライターには仕事もくるようで、以前住んでいたハーレムのデリでは、お店の案内や看板をグラフィティにして建物の壁にでかでかと描かせているところがありました。
持ち主の了承済みなら問題ないだろうけど、依頼してもないのにキャンバスに選ばれた建物は…たまったもんじゃないやろなぁ

チェルシーのギャラリーめぐり

September 05 [Fri], 2008, 0:27


さおりんに誘われ、チェルシーのギャラリーめぐりへ。
今夜がオープニングレセプションというギャラリーが多いそうで、ギャラリーのある一帯は人がたくさんでとても賑わっていました。







通りのあちこちにあるビルの中にいくつもあるギャラリーをはしご。
レセプションではワインなどがふるまわれ、飲み放題状態
そのせいか、アートを楽しむというより飲みに来ている風の人もちらほらでした。







これまで外から見るだけだったギャラリーに入れて、展示している作品のアーティストにも会うことができ、ちょっと遠い存在だった「チェルシーのギャラリー」を大満喫できました
チェルシーのギャラリーでは、大体木曜の夜はこうしたパーティが行われているそうです。
敷居が高いと思ってチャレンジできなかったギャラリーめぐり。
同じ理由でこれまでチャレンジできなかった方、パーティのある日が狙い目です!

Dyckman Farmhouse Museum

August 21 [Thu], 2008, 0:09


マンハッタン島の最北端、Inwoodに用事があって行ってきました。
用事を済まし、地下鉄の駅まで向かう帰り道、古い木造の家の前を通りかかりました。
それがDyckman Farmhouse Museum。
Broadway&204stにあります。
入場料は大人1ドル。せっかくなので入ってみました。








マンハッタンは、かつてはオランダの植民地で、その後イギリスの植民地となり、アメリカ独立戦争を経てアメリカの土地となりました。
このDyckman Farmhouse Museumは、1660年代にオランダより入植したDyckman氏によって、元は農園内の母屋として建てられ、戦争時破壊されたものを1784年に再建し、1916年から博物館として公開されているそうです。
そんなに昔のものには見えないのに、今から224年前に建てられた家。









内部は小さな部屋で区切られていて、地下1階、地上2階建て。
天井が低いのが意外でした。Dyckmanさん一家は背が低かったのかな?
家の横手から裏にかけては、手入れされた庭が広がっていました。
庭に入るのは無料で、緑に囲まれたベンチには地元の人々が思い思いにくつろいでいました。









マンハッタン最北のエリアInwood。
「人気のないちょっとこわいところ」というイメージがあったのですが、人気があるのに静かな公園もある、緑の多い、気持ちのいいところでした。
天気のいい日に、今度は本格的に探検しに行こうと思います

遠足for NY upstate ART その2

August 01 [Fri], 2008, 1:36


Storm King Art Centerと違って、駅の近くにあるDia:Beacon。
Dia:Beaconは、ディア財団が2003年に設立した近代美術館です。
元はナビスコの工場だったという建物。
館内は写真撮影禁止なので、残念ながら建物外側の写真しかありません


館内は、コンクリートむき出しの床に白い壁。
高い天井には天窓がつき、またどの窓も大きいので、広いワンフロアのどこへでも充分な自然光が降り注いでいました。
各アーティストのブースは薄い白い壁で仕切られていて、それぞれたくさんの作品が展示されています。

連続性のない日付が描かれたキャンバス、人が歩いて入って行けるうずまき貝のような鉄の塊、点滅する蛍光灯、壁一面の鉛筆書き、ガラスの破片の山、いくつもの微妙に色の違う白い絵の具、真っ暗な部屋に映写機で映し出された2つの光景、工事現場の写真、垂直に立ったへしゃげた車のボンネット、色とりどりのねじ曲がった鉄板。

Dia:Beaconに来て、現代アートって分からなくてもいいんだ、ということが分かりました。
現代アートは難しい、と思っていたのですが、それは作品を分かろうとしていたからで、それをあきらめてしまえば、ただ感じるだけでいいのですっかり気が楽になりました。

最後の方は係員に追われるように、地下、1階、2階を全制覇。
ここもまたゆっくり時間をかけて来たいところです








美術館を出て、お腹がすいたのでおいしいものを探しに街のメインストリートを歩くも、閉まっているお店が多かったのでTarry Townまで南下することにしました。
Tarry Townではハドドンリバーを眺めながら食事のできるレストランへ
丁度夕陽の沈む時間でいいね、と言いつつ、しゃべるのに夢中で気づけばすっかり暗くなっていました。

そして食べ終わる頃にはすっかり夜に。
電車があまりない時間になってしまったので、マンハッタンまで車で送ってもらって帰りました。
Anjiroさん、今日も朝から晩まで、運転ありがとうございました!
そして本日のにぎやかし担当のみなさま、おつかれさまでした!





遠足 for NY upstate ART その1

August 01 [Fri], 2008, 1:20
今日は友達とNYアップステートにあるStorm King Art CenterとDia:Beaconに行って来ました。
マンハッタンからMetro NorthでIrvingtonまで行き、そこからは友達の車でまずはStorm King Art Centerへ。

途中、野菜の直売所を見かけ、すかさず寄り道。
さすが朝採れ野菜、どれも生き生きして色が濃い!しかも安い。目的地に着く前からこんなに荷物増えて…って、苦笑いしながらみんなで買い物
寄り道を繰り返しながら、車はハドソンリバーに沿って北へ向かいます。








高速道路を走っていて驚いたのが、高速道路の料金。
ぱんな家は車を持っていないので普段高速道路を使うことがなく知らなかったのですが、アメリカの高速道路はほとんど無料だそうです。
ハドソンリバーにかかる大きな橋を渡った後にあった料金所。
立派な橋だったから料金も高いだろうなーと思ったら、なんと1ドル。しかも手書き。
トラックはちょっと高くて1.5ドルとのこと。
その後も高速を2時間ほど走るも、料金所はなし。
アメリカは車社会だからってこともあるだろうけど、この点についてはうらやましい。
日本でもあった高速道路無料化するって話、どこに行ったのやら。。


そうこうしている間に、Storm King Art Centerに到着。
入場料は大人10ドル、シニア・学生7ドル。
1960年に設立されたこのアートセンター、広い敷地内に100近くの彫刻が点在しています。
敷地内といっても凹凸のある自然のままの地形で、丘や林や小川があって、砂利で舗装された道がなければのどかな牧場に迷い込んだよう。
車をパーキングに停め、ピクニックエリアで持参したランチを食べ、散策開始。
センター内は徒歩か無料トラムでの移動となります。






大きいもの、小さいもの、いろんな彫刻作品がありました。
1番上の写真は、イサムノグチの作品"Momo taro"。

この後Dia:Beaconに行く予定だったので、さらっと見るつもりだったのですが…
あまりに楽しいのでゆっくりめぐることに。







自然と彫刻の融合を目指したというアートセンター。
彫刻って、どういうものが芸術的に「よし」とされているのかいまいちよく分からず、美術館で有名な作品を見てもふーんという感じだったのですが、ここの彫刻は触ったり、ものによっては登ったりでき、彫刻がぐっと身近な存在になって、「ウームこの作品は…」なんて肩肘張らずに楽しめました。

徒歩とトラムで敷地内を1周し終わる頃には、夕方になっていました。
時間が許せば、全体を徒歩で歩きたかった!
作品は今後増えてゆく予定だそうなので、またいつか訪れたいなぁ

彫刻の森を後にし、次に向かうのはハドソンリバー対岸のBeaconの町です

The Hispanic Society of America

July 30 [Wed], 2008, 1:12


155stとBroadwayにあるHispanic Society of Americaに行って来ました。
1904年に設立された、スペイン文化を展示している美術館です。
入場料は、任意料金で提示額は5ドル。
美術館、と聞くとひんやりした空気を思い起こさせますが、ここは入場料自由のため経費節約しているのか、扇風機が猛稼働していました。
予想外に暑い…が、気を取り直して館内へ。







有名じゃない美術館だし、そんな人いないだろうと思っていたら、結構見学者がいて驚きました。
サマープログラム中らしき子供たちが説明を聞きながら見ているのはGoyaゴヤの作品「黒衣のアルバ公爵夫人Portrait of the Duchess of Alba,1797」。
このゴヤをはじめ、El Grecoエル・グレコやVelazquezベラスケスといったスペインの有名アーティストの絵画が展示されていました。
小さな美術館なのに、なんでこんな有名なアーティストの作品確保できてるんやろ?
絵画の他にも、彫刻や装飾工芸品などの展示がありました。








Hispanicの人たちがたくさん住むエリアにあるスペイン文化の美術館。
1904年当時には、ここにHispanicの人たちのコミュニティーができるなんて考えられもしなかっただろうなぁ
美術館が呼び寄せたわけじゃないだろうけど、面白い因縁だなと思いました

MoMA Shop サマーセール中です

July 12 [Sat], 2008, 0:35


金曜日16時からは無料、ゆえに今日の夕方を待って、久しぶりにMoMAへ行って来ました。
夏シーズンのせいか、お客さんが多かった〜!






当たり前なのかもしれませんが、常設展にも入れ替わりがあって、常設展といいつつ常設ちゃうやん…と思ったり。
レンタルとかして資金を稼がないといけないのかしらん。
まぁ、いつも無料で入らせていただいてるので、有名作品の展示がひとつふたつなかったくらいで文句など言えません





今日で何度目かのMoMA。
最初は超有名な作品にばかり目がいってしまっていたのですが、何度か通っていると万遍なく作品を見ることができるようになりました。
NYに住んでなきゃ、こんなに度々見に来れることもなかっただろうなぁ…


デザイングッズもたくさん揃っているMoMA Shop、7/31までサマーセール中でした
テーブルウェア、ステーショナリーなど、いつも高いものが安くなっているようなので、欲しいものがある方は今がチャンス!かもしれません
ちなみに、私はアイコンマークのカードセットを約半額で購入しました♪

映画鑑賞at New Museum

June 28 [Sat], 2008, 1:35
餃子屋さんを出た後向かったのは、Bowery stとPrince stにあるNew Museum。
この美術館でバイトをしている友達から、彼女が企画した映画鑑賞会があるから来ないかとお誘いを受け、行って来ました。




New Museumは、去年12月にオープンした美術館。
(写真はNew Museumのサイトより借用)
その奇抜な形といい(日本人建築家SANAAによる設計だそうです)立地場所といい(チャイナタウンの東、周囲は道具屋が並ぶ下町っぽいエリア)、オープン当時から話題になっていました。
ビルの前を通ったことはあったのですが、入るのは初めて。

19時半より映画鑑賞会開始
映画は、韓国の映画で英題『The Host』という06年公開の映画。
日本でも同じく06年に『グエムル 漢江の怪物』という題で公開されていました。
何を見るのか前もって聞かなかったので、映画についての下調べもなく観たのですが、面白かった!
帰宅後映画について調べてみると、韓国では大ヒットした映画だそうです。
が、日本ではいまいちヒットしなかったとか。

面白い映画だったのになんで日本ではそんなに受けなかったのか調べてみると、日本では「怪獣映画」として売り出したのがよくなかったという人や、日本のあるアニメのパクリだという人など、いろんな意見がありました。
(もちろん、この映画を高評価をしている人もたくさんいました)
ちなみに、アメリカでは「パニック映画」として扱われているそうです。
内容は詳しく書きませんが、環境や外交、自国の文化や体制など、様々な面での問題提起をした映画のように感じました。
「怪獣映画」とは思わなかったなぁ…

映画を観た後質疑応答があり、そこで韓国人の友達が登場。
今話題になっている韓国の牛肉問題や対アメリカへの考えなど、難しい議論が繰り広げられていました。
私は、黙って聞く役に徹しました




金曜は22時まで美術館が開館とのことだったので、映画の後ささっと美術館をまわりました。
これまた何の展示会がされているのか調べて行かなかったのですが、よかった!
特にPaul Chanという中国人アーティストの作品が好きでした。
壁や床に光で窓をつくりだし、人や物の影をふわふわ飛ばす。
まるで窓から不思議な景色を眺めているようで、もっと見ていたいと思う作品でした。

時間がなかったのでミュージアムショップもちらっとしか見れませんでしたが、斬新なデザインのものや変わった本などたくさんあって、ここももっとゆっくり見たかったな〜
土日は屋上のテラスがオープンするそうで、次に行くなら土日にしようと思います。


余談:
久しぶりに会った韓国人の友達に、「俺ガンマニアよ」と言ったら大喜びしてもらえました。
なぜかと言うと…
韓国語で「お久しぶりです」という意味なのです
みなさまも韓国の方へ「久しぶり!」と言うとき使ってみてください♪

脈打つスタジオ Crane Street Studios

June 22 [Sun], 2008, 1:15
Queens、Long IslandにあるCrane Street Studios。
約100人のアーティストが活動するスタジオです。
通常は公開されていないのですが、今日明日とオープンスタジオというイベントが開催されると聞いて行って来ました。
(マンハッタンからここへは7・V・Eの地下鉄で行けますが、この週末工事のため7とVは運行していませんでした。明日マンハッタンからLong Islandへ行かれる予定の方はE Lineしかありませんのでご注意ください!)





落書きだらけの黄色い建物。
建物から、すごいエネルギーが発せられているのを感じます。
ここがCrane Street Studios。






建物内の壁も、ゴミ箱も、屋根も、階段も。
あらゆる描けるスペースにアートがありました。
これらのペインティングには、「落書き」と呼ばせない力がありました。

建物の中には小部屋がいくつもあり、それが各アーティストのスタジオになっていました。
それぞれの部屋にたくさんの作品が展示してあって、アーティスト本人から作品についての話を聞くことができました。
日本人のアーティストも結構いて驚きました。





今日は5時からライブがあるということで聴きに行ってみると、駐車場スペースの段差を利用したステージでバンドが演奏していました。
ボーカルの女性のリズム感もさることながら、ピアノの男性の音にビビビとやられて、思わずCDを購入。


NYにはたくさんのパワーがあふれていますが、これだけ強くそれを感じたのは初めてでした。
何かをつくりたい、表現したい、という気持ちがそこいら中に漂っていて、それを吸い込んだせいか私の中でも力がみなぎっていくのが感じられました。
いつもは建物内は公開していないそうなので、スタジオ内でこの創造力の鼓動を感じることはできませんが、外から建物を見るだけでも、パワースポット並にびしびしエネルギーが感じられると思います。
残念ながら、写真と私の駄文ではこのパワーは伝え切れていません。
アートに興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
どっくんどっくん、脈打ってます!

International Center of Photography

June 14 [Sat], 2008, 23:33


せっかく天気がいい週末だからと、昼からやっちゃんと外出。
43丁目にあるInternational Center of Photographyへ行って来ました。
通常入館料12ドル、金曜17時以降は任意料金。
が、私たちはコロンビアIDで無料でした

ここは戦場カメラマンとして有名なロバート・キャパの弟、コーネル・キャパが創立した美術館。
ガイドブックの案内には「報道からアート作品まで6万点以上を所蔵」と書かれていて、てっきりロバート・キャパの写真が展示されていると思ったのですが、行ってみると"Heavy Light: Recent Photography and Video from Japan"という企画展がメインになっていました。




日本人アーティスト13名が参加ということで、中には見たことのある写真家の名前もありました。
こちらは、今や日本のサブカルチャー、ゴスロリファッションの写真、を眺めるお客さん。
私はゴスロリファッションに興味がないのでどんなものかよく知らなかったのですが、会場に展示されている写真を見て驚きました。
白い顔にピエロのようなまつ毛、赤や青のカラーコンタクト、頭には大きなリボン…これはハロウィンの変装か!?
写真に写っているお客さんたちは、「Wow・・・」とつぶやいてはりました。
こういうファッションは、日本でも一部の人たちしかしてないですよ!と弁明したかった


この期間展は9/7まで。
日本人にとっても、驚きのRecent Art & Culture from Japanが体験できる展示会だと思います。
プロフィール
  • ニックネーム:ぱんな
  • 現住所:国外
  • 趣味:
    ・旅行-温泉最高
    ・音楽-JAZZ
    ・クッキング-修行中
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