8/30初日舞台挨拶レポート!

August 30 [Sat], 2008, 16:18

8月30日、東京・新宿ピカデリーにて『パンダフルライフ』の初日舞台挨拶が開催されました。この日はナレーションを担当した菅野美穂さん、毛利匡監督、そしてこの日のために中国・成都から駆けつけてくださった成都大熊猫繁育研究基地の主任、張志和さんが登壇し、挨拶を述べました。

菅野美穂さん:昨日の夜はほんとにすごい雷と大雨で今日どうなるかと思ったのですが、おかげさまで天気も良くなり、皆さんにこうしてお目にかかれてとても嬉しく思っています。本当に見たことないようなパンダのしぐさや生態など、なかなか他では見れない映像ばかりです。どうぞ楽しんで帰ってください。

毛利匡監督:すごくたくさんの方がいらっしゃって本当に有難うございます。昨年の初夏から今年の春まで1年ほどにわたって撮影をしてきました。ドキュメンタリーですからシナリオも何もないところから始め、少しずつ発見を重ねてそれを積み上げてつくった作品です。ぜひ楽しんでいただければと思います。

<ナレーション前の和歌山のアドベンチャーワールドに対して感想>
菅野さん:南紀白浜のアドベンチャーワールドで、パンダのバックヤードに入れていただき、実際にリンゴや笹をあげました。子どものパンダなんですけれど小熊ぐらいの大きさはあって、意外とツメも鋭く、ほのぼのした雰囲気とやっぱり「熊」なんだなと思わせるところと、いろんな面を直に触れて知ることができました。

<ナレーション後パンダに対して感想
菅野さん:私が子供の頃、上野動物園にパンダを見に行ったときは、分厚いガラス越しで、立ち止まれない状態で、歩きながら「あそこにいるよ」って小さいパンダを見たという、あこがれの動物だったんですけれど、今回この『パンダフルライフ』の映画の中では、もっと身近に感じられるしぐさが見られたり、意外とおやじっぽかったりとか(笑)・・・そういうふうに親近感が涌いて、また違った角度から見ることが出来たと思います。

<撮影で感じたパンダの意外な部分>
毛利監督:そうですね。意外というか、全部が発見の連続でしたね。おやじっぽいというお話もありましたけど、中に人間が入っているのではというしぐさがとても多くて、ふっと座っている様子とか、そういうのを見ていると、パンダを見ながら、人間を考えて過ごすという不思議な時間を過ごしていました。

<偶然がステキな映像となったなという出来事>
毛利監督:撮っているときは夢中であまり考えていなかったのですが、夢中というか動かないんで・・・。眠っているときは2、3時間眠っているし、笹を食べだすとそれこそ1、2時間食べているし、僕もカメラマンもわりと人間のドキュメンタリーをとることが多かったので、動く対象を撮ることに慣れていたんですけれど、とにかくホントに動かないので、ずっと見てると、時間がゆっくり流れているように見えるんです。だからそれを人間のリズムでみてたときは動かないなーと思っていたら、カメラを切った瞬間にかわいく動いたりして。こんなのを何回も積み重ね、パンダ時間に身をまかせられるようになりました。

<ナレーションで意識したことは?>
菅野さん:パンダのシュウヒンのセリフとその他の説明しているところは、違うようにと心がけました。パンダの産室って中国以外の外国のカメラが(密着で)入ったのは、世界で初めてだそうなんです。やはり毛利監督や他のスタッフの方々が、時間をかけて熱意を伝えたからこそだと思うし、成都のスタッフの方々の理解もすごく有難いなと思います。そういった意味で撮影にかけた1年が大きいわけで、私は映像のお手伝いができたらいいのかなと思っていました。

<先日亡くなった神戸のパンダに対して感想>
菅野さん:私もニュースで知りました。(パンダが生まれた)26日の日には、パンダフルライフの舞台挨拶でいい報告ができるなと思ってすごく嬉しかったのですが、やっぱりパンダってとても繁殖が難しいデリケートな動物なんだなとあらためて思いましたし、神戸の動物園のスタッフたちへのねぎらいの気持ちと、これまでの頑張りとこれからの頑張りを応援したいなと思います。

毛利監督は神戸のパンダのスタッフにお会いしたんですよね?

毛利監督:撮影は白浜のアドベンチャーワールドでやったんですけど、日本には白浜と神戸の2箇所だけなので。神戸のほうのすごく子供を待ち望んでいらっしゃる飼育員の方とお話させていただいたんですが、やはりすごく難しいんですよね。
今成都の繁殖基地でも1年に10頭近く生まれてますが、最初の20年前は、ほんとにどういう風に生まれてくるのか、どう育てていくのか本当に手探りだったので、試行錯誤繰り返してやっと最近になってパンダを絶滅から救うために増やせるようになってきたんですよね。
成都でもちょっと出産ラッシュが始まっているようで、オリンピックの閉会式の夜にこの映画ででてくるヤーヤーが今年子供を生んだという知らせをもらいました。

菅野:よかったです。

<成都大熊猫繁育研究基地の主任・張志和氏からの挨拶がございました。>
張志和氏:本当にみなさんパンダを好きになっていただいて有難うございます、この映画を見ていただいて、有難うございます。ぜひ主人公のパンダたちのふるさとである成都にも遊びに来てください。
本当に有難うございました。

<自身がプロデュースしたふろしき・扇子(くらもちふさこイラストとのコラボ)について>
菅野美穂:ぜひ窓口で買っていってください(笑)くらもちふさこさんのイラストをお借りしてふろしきを作りました!(ここで広げて見せる)エコばやりなので、よかったら買ってください。アイデア次第でいろいろ使えると思います。
サインをして、せっかく初日皆様お越しくださったので、プレゼントしたいと思います!
(本日の菅野さんの発案で、劇場の3名様に投げてプレゼントしました)

<最後にメッセージ>
菅野さん:ほんとにふんわりもこもこ、ときにおやじっぽい、メタボな、メタボなわけじゃないですが(笑)、かわいいパンダのみたことない表情がたくさんご覧いただけると思います。ぜひ楽しんでいかれてください。
そしてさきほど張さんにうかがいましたが、中国の四川省は私たちが思っている以上に早く復興なさっているということでほんとに嬉しいことだと思います。機会がありましたら、成都のほうにも行ってみてください。私もいつか行きたいなと思います。今日は舞台挨拶にきてくださって有難うございました。

毛利監督:東京の新宿のどまんなかでパンダの映画というのは不思議な気がしていますけれども、見終わったあとで、僕らはこういう街に住んでいますけれども、今このときにもどこかにパンダがいるんだなと思い浮かべてくれるような瞬間が皆さんに訪れてくれればと思います。そういう風に皆さんの心に残ってもらえればなと思います。ぜひ楽しんでください。有難うございました。
プロフィール
  • ニックネーム:パンダフルライフ
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白黒のツートンカラーに、もこもこしたぬいぐるみのような体。
絶滅の危機に瀕しているのに、なぜかのんびりとぼけた動物界のアイドル、癒し系No.1!
それがジャイアントパンダ。これまであまり知られていなかったパンダの暮らしぶりを 余すところなく描く感動のドキュメンタリー映画です。

2008年8月30日(土)全国ロードショウ
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