神様は大股開きで眠る〜「パンダフルライフ」撮影日誌〜(11)
August 26 [Tue], 2008, 20:45
2007年 10月10日(水)雨猛暑の夏が終わったと思ったら、いきなり寒ーい秋がやって来ました。今年の夏、繁殖基地では5頭の母パンダが全部で8頭の子を出産しました。母子は基地の敷地の一番高い場所に建てられた「大熊猫産房(パンダ産室)」という区画で暮らしています。撮影スタッフの一人が産房のことを「メゾン・ド・パンダですね。」と表現したのですが、言い得て妙。5組の親子が隣り合わせの部屋で暮らしてる様子は、下町のアパートの住人たちを思い起こさせます。では、メゾン・ド・パンダの個性的な住人たちをご紹介しましょう。
成績(チョンジー)。7歳。人間なら20歳ぐらい。初めての出産で双子をもうけました。出産直後は赤ん坊を上手に抱くことが出来なかったようですが、すぐにこつを覚え、その後はなんとかうまく子育てをしています。このチョンジーの双子、ちょっと変わった特徴があります。ご存知のようにパンダは白と黒のツートンカラーで、チョンジーの子供も毛が生え始めた頃はしっかりした白黒でした。ところがその後、なぜか黒い部分の毛の色が薄くなってきて、今やほとんど灰色。飼育員の楊さんは、「こんなパンダは初めてだ」。理由はまったく分からないそうです。健康にも成長にも別段問題はないのですが・・。双子は生後80日。まだ歩くことは出来ませんが、前足を踏ん張り(後ろ足は引きずったまま)ずりずりと動き始めています。自分の足で立ち上がれるようになるにはまだ1ヶ月近くかかるとか。灰色子パンダの成長が楽しみです。
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