就職率の好転 フォロー体制が肝心だ

May 22 [Tue], 2012, 11:18
[就職率の好転 フォロー体制が肝心だ]
 新卒者の就職率が好転した。
 ただちに「氷河」に光が差したわけではないが、これを集計数字にとどめず、しっかり分析・活用してさらなる状況改善につなげたい。
 文部科学省、厚生労働省によると、職に就くことを望んで今春大学を卒業した若者たちが就職した率は93・6%で、過去最低だった前年を2・6ポイント上回った。高校も94・8%と上向いている。
過去最高の伸び率になった大学は、2010年秋に全都道府県に設けた「新卒応援ハローワーク」制度が奏功したという。
これは、人事の専門家らが「ジョブサポーター」として相談に応じ、中小企業などの情報をきめ細かく提供、指導もする仕組みだ。
 大学が3年生の就職活動支援に手を取られる時期である1〜3月に、ハローワークは、まだ就職先の内定が取れない4年生たちの支援に集中的に力を注いだ。
 その結果、この時期の内定者をみると、ハローワークの支援を受けた学生が1万5500人に上った。大成功だったというべきだろう。
 そこで決まった就職先は、ほとんど中小企業だ。学生たちの間で従来の大手ブランド志向が相対的に弱まってきたことも反映している。
 今後、気になるのは離職率だ。
 07〜09年度に大卒では35%、高卒では40%が3年以内に離職したという政府の調査結果がある。

毎日新聞 社説 2012年05月16日 02時31分


既卒の就活対策なら
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:panana
読者になる
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ