『非戦』 

2005年08月15日(月) 21時22分
僕らは抑鬱と無力感、無関心に耐えられるほど強くなったというのか。
差別、飢餓、貧困、迫害、暴力、希望を奪われた人々について、
目をつぶることができるほど賢くなったというのか。

 (佐野元春)

キョウノコトバ 

2005年08月14日(日) 21時27分
たとえ、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、
愛がないなら、やかましい銅鑼や、うるさいシンバルと同じです。

『新約聖書』 (コリント人への手紙第13章 1節〜8節)

「生徒諸君に寄せる」 

2005年08月11日(木) 12時07分
新しい時代のコペルニクスよ
余り重苦しい重力の法則から
この銀河系統を解き放て

新たな時代のマルクスよ
これらの盲目な衝動から動く世界を
素晴らしく美しい構成に変へよ

新しい時代のダーヰンよ
更にも東洋風静観のチャレンヂャーに載って
銀河系空間の外にも至って
更にも透明に深く正しい地史と
増訂された生物学をわれらに示せ

衝動のやうにさへ行はれる
すべての農業労働を
冷く透明な解析によって
その藍色の影といっしょに
舞踏の範囲に高めよ

新たな詩人よ
雲から光から嵐から
新たな透明なエネルギーを得て
人と地球にとるべき形を明示せよ

宮沢賢治 『生徒諸君に寄せる』

「北の国から」 

2004年07月24日(土) 12時25分


 ――― ただ ――― どういうのか。 ――― どういうかこの子どもが ―――

なにも ―――。 実際に ――― 、一人でやれんのに ―――。 知識ばっかは ――― いっぱい知っとって。 ――― それが ―――。 どういうか ―――。 それがまァいまの ―――。 小学校の教育かもしらんが ――― 

オレにとっては ―――。 そんなのはコノ ――― 何ちゅうか ――― 人間が生きていく上でコノ人間が ――― 一人で ――― 生きてく上で ―――

オレは ――― 馬鹿だから、 ――― うまくいえんが

要するにオレは ―――。 そこらへんとこを
 

倉本聰  『北の国から』(第二回)

キョウノコトバ 

2004年07月23日(金) 0時12分
 ぼくは人間のすばらしさは,ヤクニタタヌことでもあそび,ムズカシイ思想にでも迫ろうとすることだと思う.

森毅 『微積分の意味』

キョウノコトバ 

2004年07月22日(木) 22時06分
 僕を含めて「21世紀になって新しい何かが始まる」という希望に満ちた期待の中で9.11という、僕たちの存在の根底を脅かすような出来事が起きて、そうしたヘビーな状況の中で、ソングライターとして、それから一人の人間として、どういう曲を書いたら良いのか迷いがあったのは事実です。書いても書いても満足の行かない状況が続いた。

佐野元春 『THE SUN』作品解説

キョウノコトバ 

2004年07月21日(水) 1時51分
moonlight, chilly wind
月がそっと囁いてる
甘い香りに包まれながら
夢を見てる君に 心奪われて

泣きそうな夜

佐野元春 『月夜を往け』

キョウノコトバ 

2004年07月20日(火) 18時33分
 世界の主、すべての人の父よ、あなたは御子を通してわたしたちに、敵を愛し、わたしたちを憎む人々に善を行い、わたしたちを迫害する人々のために祈るよう求められました。

 しかしキリスト者はしばしば福音を否定し、権力というメンタリティに傾倒し、諸民族の権利を侵し、彼らの文化と宗教的伝統を侮辱してきました。

 どうか、わたしたちに対し寛容で、慈しみを示し、あなたのゆるしをお与えください。
 主キリストによって。

ヨハネ・パウロU世 on 「ゆるしを願うミサ」
(13, Mar. 2000)

キョウノコトバ 

2004年07月19日(月) 17時39分
 倫理と呼ばれるものの多くは、私たちが社会の内側を生きることを自明の前提としている。だがこの自明性が疑わしくなったとき、倫理はどういう場所からやってくるのか。問い自体は、宗教学的になじみ深いが、私たちはこの問いに徹底して科学的に答えてみよう。
 
宮台真司 『サイファ 覚醒せよ』

キョウノコトバ 

2004年07月18日(日) 17時18分
「天上へなんか行かなくたっていいぢゃないか。ぼくたちここで天上よりももっといいとこをこさへなけぁいけないって僕の先生が云ったよ。」
「だっておっ母さんも行ってらっしゃるし、それに神さまが仰っしゃるんだわ。」
「そんな神さまうその神さまだい。」
「あなたの神さまうその神さまよ。」
「さうぢゃないよ。」

「あなたの神さまってどんな神さまですか。」
青年は笑ひながら云ひました。
「ぼくほんたうはよく知りません、けれどもそんなんでなしに、ほんたうのたった一人の神さまです。」
「ほんたうの神さまはもちろんたった一人です。」
「ああ、そんなんでなしに、たったひとりのほんたうのほんたうの神さまです。」
「だからさうぢゃありませんか。わたくしはあなた方がいまにそのほんたうの神さまの前に、わたくしたちとお会ひになることを祈ります。」
青年はつつましく両手を組みました。

宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』
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