マダガスカル島、乱開発に傷むバオバブ 地球異変 

April 21 [Tue], 2009, 19:32
「30番」と名づけられた巨木が倒れた。

 樹皮をはがされた無残な姿が草地に横たわる。残った記録では、高さ19.5メートル、幹回り7.2メートルあった。樹齢は推定で100〜200年。1月に襲ったサイクロンの強風で根元から折れた。

 この巨木はバオバブの木。ずんぐりとした幹、根のような形をした枝が伸びる。サンテグジュペリの名作「星の王子さま」に、小さな星を埋め尽くす木として登場する。

有名な「バオバブ並木」は、マダガスカル島西部のムルンダバ郊外にある。「30番」は、その一画の1本だった。

 「04年以降だけでも大きなバオバブは20本ほどが倒れた」と地元の環境保護団体ファナンビーのラウニンツアさん(50)は話す。

 監視活動を昨年から始めた。並木を取り巻く320ヘクタールにある313本の「戸籍簿」を作った。1月のサイクロンで倒れたのは計4本。

 「並木」ができた背景に農地開発がある。近辺では畑や水田をつくろうと森林に火を放つ。バオバブは丈夫な樹皮に覆われ、乾期に耐えるように内側に水分を蓄えている。周辺が燃えても、バオバブの大木は生き残ってきた。

 ところが、バオバブを長く研究してきた東京農業大の湯浅浩史教授は「無傷の木は数本しかない。並木は、数十年で消えてなくなるのではないか」と心配する。

 木を支える丈夫な樹皮は、屋根の材料やロープ、薬などに使われる。昔は少しずつだったが、開発とともに増えた住民がぐるりとはがす。農地に使う水で根腐れも起きやすい。種が芽生えても牛などの家畜が食べてしまう。バオバブの次世代が育っていない。

 世界自然保護基金(WWF)は、マダガスカルの森林は05年までの5年で1割減り、原生林は10%を割ったとする

草食系サラリーマン ユダヤ人に学ぶ 温故知新 BLV5487 横書き・縦書き

クマ「人慣れ」?里で被害増加 お目覚め時、要注意 

April 21 [Tue], 2009, 19:32
暖かくなり、山菜採りや渓流釣りなどで山に入るときに注意しなければいけないのが冬眠から目覚めたクマだ。最近は「人慣れ」したからか、人里まで出てくるケースも増えてきた。クマよけの鈴を普段から持ち歩くわけにもいかず、対策は難しい。

 岩手県自然保護課によると、08年度のツキノワグマによる人身被害は9件で10人。そのうち、山林などクマの生活圏以外で襲われたのは、北上市和賀町や滝沢村などで5件あり、半数以上を占めた。

 クマの生態に詳しい岩手大農学部の青井俊樹教授は「人間とクマのすみ分けが崩れ始め、山以外での被害が増えている」と指摘。間伐されずに荒れた山が増えてエサが少なくなったり、少子高齢化で中山間地に住む人がいなくなったりしたことが原因。クマと人間との境界線がなくなりつつあるという。青井教授は「人間のパワーで野生動物を押し返すことができなくなった」と話す。

 一方で、人里で起きるクマ被害への特効薬は少ない。山に入る時は鈴やラジオなどで音を出すことで人の存在を知らせることが有効だが、人間の生活圏に下りてきたクマと遭遇しないようにするのは困難だ。青井教授は「中山間地が活性化することが根本的な対策になるのだが、それも難しい」と話す。

 県自然保護課の佐藤宗孝主査は「もし出合ってしまったら、背中をむけて逃げてはいけない」。目をそらさず、後ずさりするように距離をとり、手荷物などを間に置いて関心をそらすのがいいという。「死んだふり」は「しつこく攻撃されることもあり、危ない」と話した

企業家人柱 投資家と資産家の違い トルコ行進曲 農作業の効率化 自給自足な生活

ものさしはダイヤ製 世界最小 

April 21 [Tue], 2009, 19:32
ダイヤモンドでできた世界最小の「物差し」を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の山崎聡研究員らが作った。上から見ると三角形に見える立体で0.2ナノメートル(1ミリの500万分の1)の高さの段差を持っている。積み重なった段差の一つひとつが「目盛り」となる。

 極小の物差しは、半導体などナノテクノロジーの分野で極小部品の精度を調べるのに必要だ。市販されているシリコンで出来た物差しは、最小目盛りが0.31ナノメートルで、酸素とシリコンの化学反応で大きさや形が変わる弱点があった。ダイヤは化学的に変化しにくく、物差しの素材に適している。

 応用物理学会の学術誌(オンライン版)に成果が掲載された。山崎さんは「今後、世界共通のナノメートルサイズの長さ標準となるだろう」と期待している

リンゴの開花、最速1カ月半に 品種改良の短縮に期待 

April 21 [Tue], 2009, 19:31
種から育てたリンゴの花が咲くまで6〜12年はかかるのを、最短で1カ月半に短縮する方法を岩手大農学部と盛岡市の果樹研究所が確立した。2月に特許を取得したこの技術を使えば、長い年数がかかる品種改良を大幅に短縮できるようになる。

 岩手大農学部の吉川信幸教授が中心となって研究を進めた。アブラナ科のシロイヌナズナから抽出した「開花を指示する遺伝子」を無害なウイルスに組み込み、発芽直後の種子に感染させることで開花を早めた。ベクター(運び屋)と呼ばれるこのウイルスに、吉川教授らは岩手のリンゴからとれた「リンゴ小球形潜在ウイルス」を利用したところ、うまくいった。

 実験では、種をまいてから1.5〜3カ月後に、4割以上の苗で花が咲き、その花粉も発芽能力が高かった。

 品種改良には交配を何度も繰り返すことが必要で、花の咲くのが早くなればなるほど花粉を早く採取でき、改良期間を短縮できる。例えば病気に強い野生リンゴの遺伝子を持った「Goldrush」の改良には約50年かかったが、今回の技術があれば、5〜10年まで短縮できた可能性がある。

 吉川教授は「温暖化の影響で、50年後には北海道がリンゴの主な産地になる。この技術で温暖化に対応できる品種も効率的に育てられる。ナシやモモでも応用できるはず」と話す

クマと人の間合い探る 山形、捕獲に上限・箱わな規制 

April 21 [Tue], 2009, 19:31
雪が解け、各地でクマの目撃情報も出始める中、4月から初の「山形県ツキノワグマ保護管理計画」がスタートした。クマの年間捕獲頭数を「上限205頭」に制限。銃を使う春季捕獲を認める一方、無差別捕獲と批判される箱わな猟には歯止めをかけた。豊かな自然が残る山形で、クマとの共存を図るのがねらいだ。

 全国的にツキノワグマが大量出没した06年度、県内では過去最多の692頭が捕獲された。クマは県の「77%」の地域に生息し、07年6月の推定生息数は1500頭。隣接する秋田や福島県の約800頭、宮城県約300〜800頭、新潟県約600頭より多く、重要な生息地だという。

 県内のクマ捕獲数は、96年度以来200頭前後で、06年度だけが激増したものの、07年度は126頭、08年度は144頭(暫定値)だった。

 保護管理計画は、クマによる人身被害を防ぎ、農林業被害を軽減させながら、クマの地域個体群の安定的な維持を図るのを基本目標とする。

 捕獲数の上限は、過去の実績や生息状況調査などから今年は205頭。内訳は、村山60頭、置賜100頭、庄内20頭、最上25頭と支庁ごとに示し、この範囲内で各市町村の配分を調整する。県全体の上限を超える場合は、狩猟の自粛を要請するという。

 また4、5月の予察捕獲を「春季捕獲」と位置づけ、猟友会などが銃を使って残雪上のオスの成獣を対象に実施する。「マタギ文化」は重要な文化的遺産だと評価し、生息調査や子連れクマの捕獲禁止などの条件付きで、今年も計58頭の捕獲を許可した。

 一方、夏の捕獲はハチミツで誘う箱わなが一般的だ。07年度で県内に計324基あり、メスや子グマも無差別に捕まる。このため、箱わなの安易な使用は過剰捕獲につながると指摘。「捕獲は最終手段であり、追い払いを積極的に実施する」「箱わなは1回の申請で1基だけ、捕獲も1頭に限る」と制限した。

宇宙技術で五輪リュージュ研究 宇宙機構・東大など協力 

April 21 [Tue], 2009, 19:30
宇宙航空の最先端技術を使ったリュージュで、狙うは金メダル――。来年のバンクーバー冬季五輪に挑む日本のリュージュチームを、宇宙航空研究開発機構や東京大などが支援することになった。現在、そりの胴体に使われている繊維強化プラスチック(FRP)をカーボン素材に換え、軽量・低重心化を図る。製作は始まったばかりだが、研究者たちは「必ず間に合わせる」と意気込んでいる。

 リュージュは、むき出しのそりに選手が仰向けに乗って氷上を下り、速さを競う。

 そりは、人が乗るFRPの平べったい胴体と、金属の刃のついた木製の滑走部分とでできている。今回は、FRPをより軽くて硬いカーボン素材に置き換える。一方、全体の重量は規定で下限値があるため、刃やそりの部分を重くし、重心を限りなく下げて運動性を高める方針だ。

 宇宙機構側はすでに今年3月、産学連携の共同研究に新型リュージュを含む軽くて強い材料の事業化を選定。人工衛星の本体や航空機の胴体に使われ始めている最先端のカーボン素材を提供すると決めた。カーボン素材は炭素繊維のシートを樹脂で何重にも重ね合わせたもので、軽くて硬いが衝撃には弱い。

 今回、そりを走らせたときの負荷に耐え、万が一、氷の壁に衝突しても壊れないように、強さや粘りを出すための設計をめざす。設計や強度解析は東京大が担う。

 日本ボブスレー・リュージュ連盟によると、金メダル争いをする国のそりは最先端技術のかたまり。素材や設計などは「最高機密扱い」だそうで、ドイツはポルシェが、イタリアはフィアットが開発に協力しているらしいが、詳しくはわからないという。

 日本は競技人口が少なく、コーチらが経験と勘でそりを仕上げていた。06年のトリノ五輪では、1人乗りの男子で小口貴久選手が20位、女子で原田窓香選手が13位で入賞は逃している。


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21年前の凍結精子で体外受精・出産 米で「世界記録」 

April 21 [Tue], 2009, 19:29
米ノースカロライナ州の不妊治療施設「シャーロット生殖内分泌アソシエイツ」は、21年前に保存された凍結精子を使った体外受精による出産に成功した、と発表した。この施設は出産にこぎつけた精子の凍結保存期間としては「世界最長記録」としている。

 発表によると、出産したのはメロディー・ビブリスさん(33)。夫のクリスさん(39)は13歳のときに白血病とわかり、化学療法で不妊になる可能性があるため16歳だった87年に精子を凍結保存した。08年5月、夫婦は体外受精を決断し、今年3月4日に長女ステラちゃんが生まれた。クリスさんの白血病はここ20年ほど、症状がほぼ消えた「寛解」状態という。

 白血病やがんの治療の前に男性患者の精子を凍結保存することは日本でも行われている。ただ、今回の体外受精に使われた顕微授精技術は、クリスさんが精子の凍結保存をした時点では実現していなかったという。

花咲ガニ大好き開設 

April 21 [Tue], 2009, 17:00
花咲ガニ大好き開設しました