December 01 [Thu], 2005, 1:17
僕の左手を握ってくれないか
君の右手で握ってくれないか
久々CDレビュー。
LOST IN TIMEの3rdアルバム『時計」より、
先日の大阪BIG CATのライヴでも最後を飾った
「冬空と君の手」を。
それまでのLOST IN TIMEの詞は
別れだったり、過去だったり、
そういった、後ろを振り返るような歌が多かったように思う。
『時計』というアルバムが、
少年から大人への成長を描いているんだろう。
「冬空と君の手」というタイトルは、
奇しくも1stアルバム名と同じタイトル。
詞の世界観 曲のスケール。
そういったことでも、その”成長”という部分を特に表している曲ではないだろうか。
『時計』はこれから先の未来を見据えているアルバムだ。
冬空の下、握り締めた手と手。
LOST IN TIMEが紡ぎ出す音楽が描くのは、
未来へと輝く、二人の、幸せ。
October 29 [Sat], 2005, 22:09
たった今私の名が分かりました
貴方が仰る通りの「林檎」です
東京事変の2ndアルバムの話も出てきたことなので、
今回は東京事変1stアルバム『教育』から「林檎の唄」を。
それまで、ソロとして独特な世界観と圧倒的な存在感、
そして、センセーショナルな音楽で、
日本のミュージックシーンの先頭にいた椎名林檎が、
突如として東京事変というバンド名義で活動し始めた。
「群青日和」「遭難」という2枚のシングルを経て、
『教育』というアルバムがリリースされれば、
誰だって注目するに違いない。
アルバムの1曲目というのは非常に重要だと個人的には思っている。
購入するにせよ、試聴するにせよ、
1番最初に入ってくる音だからだ。
そのアルバムの音楽観や世界観を指し示すものになるといっても過言ではないだろう。
多くの期待と注目を集めた、東京事変の『教育』。
まさに1曲目「林檎の唄」
始まりの4カウントのシンバル音。
そして、メンバーの息のあったセッション。
一気に彼らの世界へと引き込む。
それだけで、東京事変を表していた。
まさに、一瞬に込められた力の大きさを実感させられる一曲です。
October 26 [Wed], 2005, 2:07
ヒトリデ、イイ。だなんて
騙しまくってた
嘘だ 嘘だ 嘘だ ウソだった
そんなわけで第一回。
ここ最近で印象を受けた曲。
元fra-foaボーカリスト
三上ちさこのソロアルバム『Here』より
「望」です。
三上さんの歌というのは
もの凄いエネルギーに溢れた歌い方をしていて、圧倒される。
歌うためにこの人は生きてるんだろうな、と思う。
『Here』というアルバムは、
あらゆる手法であらゆる想いを紡ぎ出している。
その中でも「望」は、
本当に訴えかけてくる力が、エネルギーがとてつもない。
三上さん自身「女サンボマスター(笑)」と言っている様に、
魂の、心の底からの叫びを、
不純物のない、ストレートな声で、突き刺してくる。
最初はどうってこともなく聴いてたんだけど、
曲の最後の方になってくると、
惹き付けられて、体の中心に染み込んできて、泣きそうになった。
それくらいの魔力が、この曲にはあるんだと思う。