志望理由の作り方

September 15 [Thu], 2016, 19:14
面接カードに直接記載する必要はありませんが(文脈の流れで書くこともあるでしょう。)、実際の面接で定番の質問が、「民間企業ではなくなぜ公務員なのですか?」です。
この質問を全員が用意しているのを見越してか、実際には質問されないことも多いようですが、必ず自分の考えを明確にしておきましょう。

そもそも、なぜみなさんは公務員試験を受けるのでしょうか?まずはよくある本音を見ていきましょう。

本音@「公務員は安定しているから。」

では、本当に安定しているといるでしょうか?
最近、ある地方公務員が仕事ができないという評価を受けて解雇されるという報道がありました。
また、近年、国家公務員も含め各自治体で給与は軒並み下がっており、15年前に比べて平均年収が約200万円下がったという数値を公表している自治体もあります。
親世代の公務員に比べ、安定性は少しずつ揺らいでいるようです。

本音A「プライベートの時間を取りたいから」

公務員はワークライフバランスがしっかりしていて、アフターファイブは自分の時間に使えると考えている方も多いでしょう。
たしかにあまり残業のない役所・部署も多くあるようです。

しかし、中央省庁の国家公務員は終電ギリギリまで働く人がたくさんいます。本当は終電以降も仕事をしたいけど、タクシー代が払えないから終電にかけこむという事態もよくある話です。
また、市役所等でも部署によっては、終電まで仕事や土日出勤もあります。しかも予算の関係で残業代が半分も出ないこともあります。

このように、この御時世、公務員として働くということは結構大変なことがたくさんあります。
もちろん働く場所によって異なるので一概には言えないですが、とにかく「民間企業より公務員の方がラク」という考え方は捨てた方がよいでしょう。

また、間違っても面接試験で言ってしまわないようにしましょう。
面接試験で、面接官と意気投合し盛り上がってしまったあげく、素が出て本音を言ってしまう、という受験生が少なからずいます。調子にのりやすい人は少し注意をしておいたほうが良いでしょう。

それらしい理由だけどダメな志望理由「民間は利益を追求するが公務員はそうではないから。」

なぜ利益追求がだめなのでしょうか?利益追求がなければ、社会経済は停滞し、税収も上がらず、その結果行政サービスを行うことができなくなってしまいます。

また、公務員の事業の財源は税金です。その予算は限られており、その中で最大限のパフォーマンスをしなければ国民は納得しませんし、お金の使い道は常に国民の目にさらされます。公務員は国民(住民)のために最大限の利益を追求できる事業を行わなければならないともいえるわけです。

お金を使って事業を行う以上、やはりどんな形であれ利益を追求することは必要でしょう。

とはいっても、たしかに民間企業は「特定の商品の利益」をあげるために様々な手段を駆使します。公務員も利益追求することはあるけれど、民間企業とはまた違ったものになります。
民間企業経験者はその点を、経験をふまえて説明できれば、むしろ面接官は「なるほど」と納得してくれるはずです。

では、民間企業との違いをどのように考えればよいか?

基本的に、「公務員でなければできないこと」を自分の経験を交えて考えることがよいでしょう。

この点、国税専門官や裁判所事務官などの専門職は非常に簡単です。なぜなら、税金(国税)の徴収は国税専門官にしかできません(銀行や金融機関はできません)。
裁判手続の仕事は裁判所職員にしかできません。
同様に、専門分野を扱う国家公務員も比較的簡単です。入国管理業務は入国管理官しかできませんし,通信の管理・統括は総務省に入らなければできないわけです。

一方、地方公務員については若干注意が必要です。

たしかに、福祉や雇用政策は地方公務員の仕事のひとつです。しかし、それは民間企業や非営利団体では本当にできませんか?
ということを念入りにチェックしていただきたいと思います。
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