インプラント治療のほとんどは自費となる

July 01 [Fri], 2016, 0:47
1年近くもかけてインプラントを定着させ、やっと歯のある日常が戻ってきたと思っても、それで終わりと思って油断するのは禁物です。
治療後の綺麗な状態を維持していけるかどうかは、結局、その後の自分自身の努力にかかっています。
歯磨きなどの口内ケアを歯科で指導してもらえるので、サボらず毎日のケアを行ってください。
結局、自分の歯は自分で守らなければならないのです。
また、神経を抜いた歯をインプラントにしているという都合上、異常に気付くのも遅くなります。
自分で気付きづらい分、定期的に歯医者さんで検診を受けるようにしましょう。
外科手術を受けたわけですから、インプラント埋入手術の後は極力安静を保って過ごすのが無難です。
力のかからない日常生活ならば大丈夫ですが、明らかに負荷がかかるレベルの運動は控えることが望ましいです。
傷口に負担がかかるほか、血行が良くなって出血が増える可能性もあります。
運動を習慣にしている方の場合はどうなったら再開できるか、歯科医と共通理解しておくことをすすめます。
インプラント治療はかなりの技術を要するので、ある程度のリスクを伴う治療です。
失敗するとどうなるかと言えば、人工歯根があごの骨に定着せず脱け落ちてしまう、力をかけたことで人工歯根や義歯が破損するといったインプラント本体の損傷、細菌感染やアレルギー等によってあごの骨が腫れる、痛むといった身体的問題、さらにあごのラインや歯並びに変化が起きるという見た目の問題もあります。
こうした失敗のリスクを最小限にとどめるためには歯科医はよく考えて決めてください。
埋入手術後の経過が良く、義歯の使用に問題がなければインプラント治療は終了です。
けれども定期的なメンテナンスを受けなければなりませんので異常がなくても維持費は必要になります。
特に異常がなければ、三ヶ月に一回くらい歯科医のチェックや衛生士によるブラッシング指導を受けます。
この定期検診に必要なお金は保険適用の治療が基本となり三千円くらいかかります。
特に異常が起こらない限り、年に1万円か2万円の費用を支払うことになります。
歯科治療の中でも、インプラント治療が難しいとされるのは、失敗すると、やり直しが非常に困難な治療だということです。
入れ歯、ブリッジ、クラウンなどの義歯と異なり人工歯根は完全にあごの骨と結合しなければならないのでインプラントと骨の間に自前の組織が形成されず、骨の中にインプラントが埋まらなければ再度、大がかりな手術を行って骨を大きく削り直すことになります。
そして、インプラントの埋入にはあごの骨を削るので、周辺の神経を傷つけるリスクが常にあります。
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