遊佐がツマベニチョウ

June 02 [Thu], 2016, 9:17
レベルの低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントが安定しなかったり外れたりする場合もあります。もちろんベテラン歯科医が手術してもそういったことは起こる可能性はゼロではありません、その確率の差は言うまでもありません。万一に備えて保証制度があるのないのかは事前に確認しておいた方がいいでしょう。
インプラント治療にもデメリットはありますがメリットの方がはるかに大きいという事実があります。自由診療のために費用がかさんでも、治療期間が1年を超えても、外科手術を行う必要があっても、受ける価値があります。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは歯の機能自体を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、美味しい食事が味わえます。味は言うまでもなく、歯ごたえの違いや料理の温度まで取り戻せます。固いものも遠慮なく噛むことができますので、食べられなかったものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は自分の歯の80%まで回復します。
インプラントは自由診療なので、高額な治療費が必要です。でもだからといって、安さを優先させてインプラントを選んでしまうときっと後悔します。表示金額以外にも請求される場合や、そもそも品質に大きな問題を抱えている場合もあります。インプラントを選ぶポイントは、何をおいてもきちんと任せられる歯科医かどうかを判断することです。
インプラントの埋入は1本からできますが、実際は数本の手術となるケースがほとんどです。インプラントを希望するのは高齢者が多く、失っている歯が1本ではない方の方が圧倒的に多いからです。また、多くの歯が抜けている状態のことを多数歯欠損と言い、この場合にはall-on-4といった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、多数歯欠損の方に行われるインプラント手術の最新技術です。元来の方法ではインプラントと歯の割合は1:1でしたが、all-on-4では4:16となります。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントの埋入本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
この頃は歯科医院でもインフォームドコンセントを意識しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、長期にわたる治療期間を考えれば、患者側からしてみればあって然るべきことのようにも思えます。
インプラントの治療期間がとても長くなる理由としては、歯の土台となるインプラント本体と顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。ソケットリフトなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、終了すれば生活の質が一変します。
インプラントは抜けてしまった自分の歯を人工の歯で補うための治療ですが、同じような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが目立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、一見しただけでは失っている歯はないように見えます。でも実際は見た目だけの話で、噛むという歯の本来の機能があるかと言えば、そんなことはまったくありません。外見だけを気にするのか、もしくは噛むという歯の機能を気にするのかは判断が難しいところでもあります。
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