耐えられないから

July 13 [Tue], 2010, 12:05
君は何時も僕に望む。 一度で良いから、そう云ってと。 キミがスキ。 その五文字で、空気を震わせて、と。 可愛い声で、時に寂しそうな声で僕に伝える。 僕はそれを伝えない。 想っていても、伝えない。 伝えたら それはキミに、僕に対する呪文に成る様な気がして 僕は、伝えない。 もし キミがそれでも聴きたいとせがむのなら 僕はこの耳を潰そう。 このおぞましきこの声が この恥ずかしいぐらいのこの感情を 可愛いキミに伝えるなんて、耐えられないから。 それでも云って欲しいなら 僕の耳を潰しておくれ キミの可愛い声で 僕にそっとお願いして頂戴。
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