名作映画に学ぶ映画技法2011【007にでてくるスペクター風】照明効果 

2011年02月21日(月) 16時06分
照明効果で顔を暗くして不気味さを演出するテクニックがあります。
そして、その首領はペットはかわいがるが、人間には残酷な仕をするみたいな設定がよくあります。たしかにそのほうが、より悪党の残虐さが伝わってきます。【羊たちの沈黙】犯人もそんなキャラでしたね。

名作映画に学ぶ映画技法2011【グラン・トリノ】小道具を活かす 

2011年02月17日(木) 15時23分
映画で小道具が光る作品は数多くあります。
わかりやすい例でいうと、007のスパイ道具です。アタッシュケースからナイフが飛び出したり、通信機になったりします。インディジョーンズの鞭、ダーティハリーの44マグナム、、、。
そんなに派手じゃなくでも小道具が演出上効果的に使われていたのが、クリント・イーストウッド監督の【グラン・トリノ】です。イーストウッド演じる主人公ポーランド系米国人、コワルスキーのライターです。
このライターがラストシーンで重要な役割を担っていました。
非常に感動的な作品です。

名作映画に学ぶ映画技法2011【エスター】ジャケット効果 

2011年02月16日(水) 17時06分
ジャケットデザインの魅力
レンタルDVDを鑑賞する際、パッケージデザインの善し悪しが選択の基準になったりします。
最近ではサスペンスホラー作品【エスター】のジャケットがインパクトがあり、惹き付けられました。ネットでレビューを読んでも、いい評価なので、レンタルして、鑑賞しました。
伏線の張り方も巧妙で、上質のサスペンスホラー映画でした。ジェケ借りGOODJOBでした。
映画技法ではありませんが、ジャケットデザインも映画を魅力的に見せる演出の一部だと思います。

名作映画に学ぶ映画技法2011【007 ロシアより愛をこめて】照明効果 

2011年02月15日(火) 13時26分
映画作品において照明は単に被写体を明るく映すというだけではありません。陰影を自在にコントロールすることで、観客を映画の世界に引き込んでくれます。
特にサスペンス映画やホラー映画では照明技術を積極的に使って場面を盛り上げます。ショーンコネリー主演の【007 ロシアより愛をこめて】では、列車の個室でボンドが暗殺されそうになるシーンで、照明効果を使った演出が行われストーリーに緊張感を出していました。
窓からの光が差し込んだり遮られたりすることで、はらはら感を強調していました。サイコのラストシーンでも照明効果が積極的につかわれ、恐怖感を高めていました。
ホラー映画の終盤で主人公が襲われそうになるとき、天候が嵐になり、雷がピカピカ光るのも、照明効果を狙っての演出だと思います。

名作映画に学ぶ映画技法2011【隠し砦の三悪人】ワイプトランジション 

2011年02月14日(月) 12時18分
澤明監督の【隠し砦の三悪人】。カットのつなぎにワイプトランジションが使われていました。これは、同作品から多大な影響を受けたとされるジョージ・ルーカス監督の【STARWARS】でも多用されています。
両者とも冒険活劇映画です。なぜ、ワイプトランジションを使うのか僕なりに考えてみました。
ワイプを使うと、絵本のページをめくっているような感覚になるので、おとぎ話的なファンタジー感を与えやすいのではと思うのです。
時間経過もワープした感じに演出できるので、物語を次々進めやすい感じがします。

名作映画に学ぶ映画技法2011【デンジャラス・ビューティー2】カメラワーク 

2011年02月09日(水) 14時06分
クレーンやステディカムを使った移動カメラ撮影は、「高い所から見下ろしたり、すーっと被写体によってまたさっと離れるといったダイナミックな映像表現が可能なので、動きを計算して使うと非常にかっこいい映像になります。
サンドラ・ブロック主演の【デンジャラス・ビューティー2】でも、悪玉がミスアメリカを監禁しているアジトに到着するシーンで移動カメラ撮影おこなわれていました。ワイルドな音楽とあいまってめちゃめちゃかっこいいシーンです。

シーン説明
01砂漠地帯に一台のピックアップトラックが走ってくる。
02カメラの前で止まり、悪玉が降りてくる。カメラはそのままその悪玉のアップを撮りながらも後ろに移動。
03 悪玉の背中ごしにアジトが映し出される。
この計算された一連の流れがワンカットで撮影されています。流れを止めることなく、一度に悪玉の表情や俯瞰による状況説明を行っています。素晴らしい!
車のCMにも使えそうなシーンですが、あまり、ストーリー的には重要な部分ではないので、なぜ、こんなかっこいい演出にこだわったのか疑問ではあります。

映画的表現技法2011【WANTED】CGなら 

2011年02月08日(火) 11時15分
平凡サラリーマンが超人的な能力を開発され暗殺者になっていくサスペンス
映画【WANTED】.
アンジェリーナジョリー演じるセクシーな殺し屋もカッコよかったです。
この映画、ふんだんにCGが使われているのですが、それを感じさせないクールな演出で独特の映像美を見せてくれます。実写と見分けがつかない合成をすることで、あくまでも自然に、でも、実写じゃ撮影出来ないようなシーンを作り上げていました。

主人公がスーパーで襲われるシーンで特にそれが効果的に使われていました。
アンジェリーがスーパーカーをスピンさせ、その反動で主人公を助手席に乗せていました!これはいくら優秀なスタントマンでも実写となると不可能でしょう。上手くCGと合成することで、スピード感や、サスペンス感を出していたと思います。
今の技術に驚きです!目からビームがでたり、巨大UFOが現れたりするだけが、 CG演出ではないことを感じました。映画【三丁目の夕日】でもCGで違和感なく昭和の雰囲気をだしていましたね。
今後もCGを使った作品は増えていくと思いますが、CGだけを売りにするのではなく、感動を伝える手段として効果的に使っている作品が名作になって後世に残るでしょう。

名作映画に学ぶ映画技法2011【天国と地獄】望遠レンズでパンフォーカス 

2011年02月06日(日) 22時33分
日本を代表する黒澤明監督は望遠レンズでパンフォーカス撮影をすることで有名です。
パンフォーカスとは遠景も近景もピントが合った映像をさします。望遠レンズは遠景と近景の距離感をなくすので、この二つの要素が合わさるとごちゃっとした感じになるので非常に緊迫感がでます。【天国と地獄】でも権藤邸で捜査員たちが張り込んでいるシーンや捜査本部で数多くの捜査員が1つの部屋にひしめき合っているシーンで効果的に使われていました。
海外ドラマで、裁判官が陪審員に話しかけるシーンでもよく見られる構図です。
しかし、望遠レンズでパンフォーカス撮影は非常に難しい撮影方法です。

なぜなら、もともと望遠レンズはその仕組み上、被写界深度が浅いので広角レンズに比べて広範囲にピントが合いにくいからです。
広くピントを合わせるためには、絞りを絞らなくてはなりません。絞りを絞るとカメラに光が多く入ってこないので暗くなります。それを補うために、シャッタースピードを遅くしたり、ライトで光量を増やさなければなりません。そして、大人数を映すとなると、大きく距離をとらなくては全部収まりません。そのため、セットがおおがかりになります。
なので、多額の予算をかけられないテレビドラマや低予算の映画などではあまり使われないようです。

望遠レンズでパンフォーカスの迫力ある効果は名監督たちが様々な映画で使っているので、映像表現の重要な割合をしめる演出法だと思います。

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名作映画に学ぶ映画技法2011【サイコ】同一イメージ繋ぎ&シャッター効果 

2011年02月04日(金) 10時05分
ヒッチコック監督のサスペンスホラー【サイコ】。会社の金を横領したマリオンがシャワー中に殺害されるシーンは有名ですね。今回記事を書くにあたり、改めて作品をみなおしたら、直後のシーンでも素晴らしい演出がされていました。
01 円い排水溝と瞳孔が開いた瞳のUPを繋ぐ。(同一イメージで繋ぐ粋な編集)
02 カメラはそのままドリー移動をし、寝室に向かうが、別カットを自然に繋いでいる。(シャッター効果)
03 そのままベット脇の新聞を映したあと、窓枠に移動し、管理人ノーマンの家をフレームに入れる。

この一連の流れが実にスムーズなカメラ移動によって組み立てられています。
普通ならカットで繋ぐことが一般的だと思いますが、さすがヒッチコック、ワンカットに見えるカメラワークを行っていました。このような演出をすることで、マリオンが殺害された時は、ノーマンは自宅にいたことを観客に暗に刷り込んでいます。また、モーテルとノーマンの家の位置関係もわかります。実に素晴らしい!ストーリーの伏線にもなっています。シンプルですが、実に計算されたカメラワークと言えるでしょう。
普通に見ているとあまりにも自然につないでいるので、観客はその演出を意識しませんが、こういったこだわりが、名作映画を生み出すのかもしれませんね。

名作映画に学ぶ映画技法2011【バック・トゥ・ザ・フューチャー】カメラワーク 

2011年02月03日(木) 12時58分
主人公の感情の高ぶりを表現するのにズームアップは効果的です。
映画【バック・トゥ・ザ・フューチャー】で、デロリアン型タイムマシンがトラックから出てくるシーンでズームが効果的に使われていました。
ズームは、人間の目の動きでに表現できない機械的な動きなので、気持ちが高揚するシーンに使うと、インパクトを残せます。カメラ自体を接近させアップにする方法も考えられますが、それだと、観客自体が近くによっていく感じがしてしまいます。あくまでも、両者の位置関係は変わらず、映像が大きくなっていくというのがズームの魅力だと思います。被写体の大きさは変わらず、気持ちだけが大きくなるような感じ?
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