見えないところで… 

November 29 [Wed], 2006, 22:41
見えないところで誰かが見ていてくれて。
見えないところで誰かが何かをしてくれて。

私の通っている大学は私立の単科大学。
図書館にある書物の大半は当たり前に専門書であって。
けれど、たまに自分の心を文字通り満たすために、専門外の、自分の好きなジャンルの本を私は求めてしまうのです。
そういうときに足を運ぶのは、たいてい文学作品が並んでいるこの学校で唯一の棚。

そして、なんとそこで自分の中に確かな印を残してくれた本、その作家に出会いました。

その本を繰り返し・繰り返し借り、
時には、この学校にはない、けれどどうしても読みたいその作者の本(現在入手不可)を、提携している図書館へ、司書さんにわざわざ借りに行ってもらったり。(本当にありがたいです)

そう、よっぽどのことでないと、専門外の本は、なかなか学校の棚には並ばないのです。

しかし、その作者の‘小説’が新しく入っていることを、つい最近発見しました。

思い出すのは、司書さんの「たくさん本を読むんですね。」という言葉。(いやいや、この図書館には魅力的な本がたくさんあるからですよ!)
きっと、専門である看護という分野から、明らかに逸脱してあがいている少女をみるにみかねたのでしょうか。いつのまにか、見えないところで…の司書さんの行動に、温かさと敬意を感じずにはいられません。

見えないところで誰かが私を見くれて。
見えないところで誰かが何かをしてくれて。

他者の記憶に組み込まれている自分という存在に思いを馳せても、行き着く答えは‘人と人との関係’。そして見えないけれど、確かに感じるその温度。

待っていた映画!! 

November 27 [Mon], 2006, 19:17
待ってましたの待ってました!
ついに・ついに公開です!『パプリカ』!!
林原めぐみさん、古谷徹さん、山寺宏一さんなどなど、とっても素敵な声優陣。んもうっ!聴かずにはいられない!!
そして、何と言っても摩訶不思議なり!一癖も二癖もありそうなストーリー、映像。んもうっ!見ずにはいられない!!

映画に対するこんなに高揚した気持ちは久しぶりであって。

キャッチコピーは「夢が犯される」
う、うぅぅぅぅ…もう、興味が興味の域を超えてしまって、映画館までワープできそうです。

是非・オフィシャルHPを見てみてください。秘密のページで夢診断ができるかも?!

http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/index.html

『ヴァージニア・ウルフ』そして、彼女の遺書 

November 27 [Mon], 2006, 18:42
『ヴァージニア・ウルフ』(ナイジェル・ニコルソン/市川緑訳・岩波書店)を読了。
ウルフの存在、その生き方を知ってから数年がたつけれども、初めてウルフの遺書の全文を読んだ。
言葉にするにはまだ早すぎる。
またそれを読み直し、考え直し、改めて言葉にしたいと思う。

‘この本’を読んでいても、読んでいる最中であっても、ウルフの本が読みたくて仕方がなくなる。
流れるような文体。それであって、眼を・心を魅かれずにはいられないあの文章を私は渇望する。
確かに、ウルフその人自身の生き方には、人間をひきつける要素がふんだんにあり、それを知りたくもなるのだが、やはり私が究極に求めているのは、愛しているのは彼女の文章そのものなのである。


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