ひだかりが新見

April 22 [Fri], 2016, 9:06
腕の良くない歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントがグラついたり外れたりするケースもあります。もちろん名医と言われる歯科医が埋入してもそういったことは起こる可能性はありますが、その確率の差は明らかです。リスクに備えるという意味でも保証の有無やその内容は手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療のメリットはデメリットを凌駕します。保険が効かないので高額な治療費を支払っても、治療期間が1年を超えても、外科手術が必須であっても、それ以上に大きなメリットを享受できます。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見上だけは補ってくれますが、インプラントは自分の歯と同じように噛めるという機能を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、また美味しい食事を摂ることができるようになります。味はもちろん、歯ごたえの違いや料理の温度まで再び感じられるようになります。固いものでも気にすることなく噛めるので、控えていたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは自由診療なので、高額な費用を準備する必要があります。でもだからといって、安さを優先させてインプラントを選ぶようなマネは決してしないでください。表示金額以外のものを請求されたり、安全性に問題のある製品だったりという場合もあります。インプラントを選ぶポイントは、まず第一に安心して任せられる歯科医かどうかを見極めることです。
インプラントの埋入は1本からできますが、多くのケースでは数本の手術となるケースがほとんどです。高齢の方がインプラントを希望する場合が多く、埋入しなければならないインプラントが1本ではないケースの方が圧倒的に多いからです。また、多くの歯が抜けている状態のことを多数歯欠損と言い、この場合にはオールオンフォーといった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、大部分の歯を失った方に行われるインプラント手術の最新技術です。これまでの方法ではインプラント1本に対して歯も1本でしたが、all-on-4では4:16となります。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。埋め込むインプラントの本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
この頃は歯科医院でもインフォームドコンセントを意識しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、長期にわたる治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当たり前のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長くなる理由としては、顎の骨に埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。骨造成が必要であった場合には治療期間は更に長くなります。長い場合には治療期間が2年を超える場合もあるようですが、完了後には生活の質が一変します。
インプラントはなくした歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が効きますので治療費は安く済みますが、それ以上に大きなデメリットが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、外見上では歯は全部揃っているように見えます。でも実際は見た目だけの話で、普通に噛んでも問題ないかと言えば、現実にはそんな機能は備わってはいません。体裁だけを気にするのか、またはきちんと噛める歯を望むのかはいろんな状況を考慮に入れる必要がありそうです。
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