めがね』めがね

November 25 [Fri], 2016, 23:18
沖縄ののんびりとした雰囲気を味わう映画かと思いきや、この映画で本当にのんびりゆったりとした雰囲気を作っていたのは間違いなく「もたいまさこワールド」でしたね. この世界のどこか特定の場所にのんびりとした時間を過ごせる場所があるのではなく、自分がたそがれることのできる場所、もしくはもたいまさこさんがいる場所こそが心の自由を味わえる場所のように思えました. 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人を擁した荻上監督の前作 『かもめ食堂』 と比べても、今回は「より個性的な俳優さん」という面ではちょっと物足りなさ感があります. でもちょっと世間ズレした風変わりなハマダの人たち、特にもたいまさこさんのあの不思議で言葉では言い表しにくいんですけど、ついついいつまでもその魅力を味わい続けたいと思わせる魅力が満載なんですよね. 朝起きたら布団の横に静かに座っていたり、浜辺で出会ったら「氷ありますよ」と声をかけられたり、不思議としか言いようのないメルシー体操をしたりetc.... 終いにはみんながさくらさんの自転車の後ろかごに乗ったことを羨ましがる始末. スローライフという言葉どおり、時間に追われず自分のペースで時間を過ごせる喜びが爆笑ではないもののクスクスと笑える各エピソードと共に伝わってきて、そして何よりもどれもをなんとなく自分も味わってみたいなぁ~と思わせるところがこの映画の魅力なんだと思いました. でも朝起きたら布団の横にもたいさんがいるのはちょっと勘弁してほしいですけどね. それにしても「何が自由か、知っている」というキャッチコピーは見事です. サッカーボール 時間にも何にも縛られずに黄昏ることで自分自身と向き合うことの大切さこそが本当の心の自由なんだという映画の本質を見事に言い表していますし、映画を見ながら黄昏が得意な私も久しぶりに浜辺でたそがれてみたいと思いましたよ. 本当にいい映画を見たという感じで、見終わったあとは時間など気にせずにのんびりとした足取りで家まで帰りましたよ♪ ところで映画を見終わって疑問がちょっち. あの道端に放置されたタエコさんの旅行かばん、あれからどうなったのかな? 深夜らじお@の映画館 は犬のコージがかわいくて嬉しくなってしまいました.