11月にブラジルのリオデジャネイロで開催される、第3回ビーチサッカーワールドカップに望む日本代表のメンバーが発表された。
ビーチサッカーは最初、世界各地で一種のレクリエーションとして行われていたが、1992年、はじめて各地にそれぞれあったビーチサッカーのルールを統一し、その年の夏には、アメリカのマイアミビーチにおいて、最初のプロフェッショナルなビーチサッカーの国際大会が開催された。
この大会には、アメリカ・ブラジル・アルゼンチン・イタリアの4ヶ国が参加して行われた。
1994年の春には、はじめてテレビ放送されたビーチサッカーの大会が、ブラジルリオデジャネイロのコパカバナビーチで開催され、その1年後には初めてのビーチサッカー世界選手権が当地で行われた。
初代のビーチサッカー世界選手権の優勝国は、ホスト国のブラジルであった。
この大会を契機にビーチサッカーの商業的な価値は高まり、1995年、ブラジルのリオデジャネイロにおいて第1回のビーチサッカー世界選手権が開催され、徐々に人気を博し2005年にビーチサッカー世界選手権は、FIFAの主催へと変わり、名称もビーチサッカーワールドカップとなり、第1回大会をブラジルのリオデジャネイロで開催した。
ブラジル代表にはロマーリオ、優勝したフランス代表にはエリック・カントナなどかつての名プレイヤーも参加した。
第1回ビーチサッカーワールドカップは、2005年5月8日〜5月15日にかけて、ブラジルのリオデジャネイロのコパカバナビーチで行われ、出場したのはブラジル・スペイン・ポルトガル・アメリカ・ウルグアイ・ウクライナ・南アフリカ・フランス・アルゼンチン・オーストラリアの10ヶ国に、日本・タイの2ヶ国がアジアから参加した。
日本はFIFAからのワールドカップへの招待を受け、急遽日本サッカー協会は著名な元Jリーグ選手であるラモス瑠偉を監督とし、12人の代表選手を選考した上で、日本代表選手を決定した。
日本代表は沖縄における2泊3日の強化合宿をしただけで、大会に臨んだ。
関係者の間でも決勝リーグ進出さえ厳しいとの見方がある中で、日本代表は予選を突破し、さらに準々決勝でウルグアイに4−3で逆転勝ちし、ベスト4入りを果たすという大快挙だった。
ちなみに、FIFAの公式ホームページには、「部外者である日本が準決勝に進出した」などという記事が掲載された。
この日本代表の活躍で、日本においてもビーチサッカーの知名度は上がった。
第2回ビーチサッカーワールドカップは、2006年11月2日〜12日にかけてリオデジャネイロで行われ、出場国は前回より増加し16ヶ国となり、前回出場のブラジル・スペイン・ポルトガル・アメリカ・ウルグアイ・フランス・アルゼンチン・日本の8ヶ国に加え、初出場となるポーランド・カナダ・イラン・ソロモン・カメルーン・イタリア・バーレーン・ナイジェリアの8ヶ国が参加した。
前回ベスト4の成績を残し、期待を受けた日本は予選こそ突破したものの、準々決勝でエリック・カントナ率いる前回王者フランスに善戦しながらも敗退し、2大会連続ベスト4はならなかった。
大会は地元ブラジルが初優勝を飾り幕を閉じた。
日本代表メンバー
■GK:
丸尾 憲遵 エスペランサ熊本
照喜名 辰吾 ソーマプライア
■FP:
吉井 勝宏 ソーマプライア
黒木 直幸 エスペランサ熊本
田畑 輝樹 レキオスFC
新垣 隆 ソーマプライア
亀崎 鮎太 ソーマプライア
大城 直也 レキオスFC
上原 朋也 ソーマプライア
後藤 崇介 レキオスFC
山内 悠誠 レキオスFC
瀧口 貴史 レキオスFC
大会日程
◇FIFAビーチサッカーワールドカップ リオデジャネイロ2007
11月 3日(土) 日本 - セネガル
11月 5日(月) 日本 - イタリア
11月 7日(水) 日本 - ウルグアイ
11月 8日(木) 準々決勝
11月10日(土) 準決勝
11月11日(日) 決勝 / 3位決定戦