脳を正しく理解するための予備知識

August 22 [Mon], 2011, 15:31


◆大脳皮質(だいのうひしつ)


脳は大脳、小脳、脳幹と大きくわけて三つの部分で構成される。


脳の中には約四百億個の脳細胞があり、
大きく二種類の脳細胞に分けられる。


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一つは脳神経細胞で、脳の中枢部分である。


これは百四十億個くらいある。


もう一つが、神経膠細胞(グリア細胞)で、
脳神経細胞へ栄養を送ったり、
脳神経細胞の老廃物を処理している。


また、脳神経細胞が十分に働けるように、環境を良くしている。


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最近では、このグリア細胞自体が、
脳の機能に影響しているようだという研究もある。


脳神経細胞のほとんどは大脳にある。


しかし、大脳の中に、均等にこの細胞が詰まっているわけではない。


大脳をミカンと考えれば、
皮の部分と種がある辺りに、神経細胞がある。


脳神経細胞は、一度壊れると再生したり、
新しく作られることはないのが特徴だと考えられてきたが、
大脳の一部では神経細胞が新しく作られていることが分かってきている。


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またグリア細胞には、脳神経細胞と違って再生能力がある。


◆脳神経細胞のネットワークーク


脳の活性化というのは、
具体的には脳神経細胞同士の連絡網(ネットワーク)
を増やしていくことを指す。


脳神経細胞からアンテナのように伸びているものを、
樹状突起と呼ぶ。


これは、脳神経細胞同士をつなぐ「電線」にあたり、
何千という数が一つの神経細胞から出ていく。


そのつながり方は、
突起どうしが直接結合しているのではない。


神経伝達物質(脳内物質)と呼ばれるものを介して、
互いに連絡を取り合っているのだ。


ノルアドレナリン、ドーパミン、グルタミン酸など、
神経伝達物質にはさまざまなものがある。


同じ神経伝達物質でも、
脳の場所によって機能が違ってくることもある。


脳神経細胞からもっと長く手足にまで伸びる「電線」がある。


これは、軸索と呼ばれるものだ。


脳から出た命令を手足の筋肉まで伝え、
手足を動かしたり、あるいは、
手足からの感覚を脳の神経細胞まで伝えたりする役目を担っている。


◆海馬【かいば】


海馬は、大脳の側頭葉と呼ばれる部分を横から見た時、
1番内側にある神経細胞が集まっている場所である。


海馬は数分から数秒という短い間の記憶に関係し、
新しい記憶を取り入れるとともに、
情報の選択も行っている。


つまり、短期記憶を処理をしているわけだ。


しかし最近では、長期記憶とも関係すると考えられている。


◆扁桃体【へんとうたい】


海馬と近いところにあり、
ここにも神経細胞が集まっていて、違う機能を持っている。


嬉しい、悲しい、怒りなどの感情をチェックする場所である。


ここで怒りを感じれば、
大脳皮質の情報処理を待つことなく、
手足にすぐに命令を出して、
相手を攻撃することになる。


また、嬉しいとか感動したといった感情のチェックが記憶と同時に入れば、
その記憶は忘れにくい長期の記憶としてしまわれる。


◆視床下部【ししょうかぶ】


快感、満足などを感じている場所とされる。


脳の中心にあって非常に小さい場所である。 


ここでドーパミンという脳内物質が出る時に、
快感を感じているとされる。


しかし、最近の研究では、「次の何かが起こる」という期待をしている時に、
むしろドーパミンの濃度が上がるとされている。


◆脳内物質


脳内ホルモン、神経伝達物質などと言われる。


以前は脳にしかない物質として考えられていたが、
副腎や脳にも同じホルモンがあったりして、
一つの物質が一つの機能を持つという考えでは理解できなくなり、
「脳内物質」として意味を広く捉えられるようになった。


◆線条体【せんじょうたい】


大脳基底核と呼ばれる脳の中心分にあり、
ドーパミンとの関係が強い。


ここに、インターバルタイマーと呼ばれる、
時間感覚の中枢となる有棘細胞(ゆうきょくさいぼう)が存在する。


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