派遣社員の継続雇用と税理士事務所

April 02 [Tue], 2013, 10:05
ある企業で違法に派遣社員を雇用し続けていたことが問題と取り上げられていました。本来は一定期間継続して雇用した派遣社員には正規雇用を求める権利が認められています。

これを無視して、長期間雇用した派遣社員を一旦解雇し、また新たに雇い直すといったことが繰り返されていたことが問題になりました。法令遵守の精神からは大きくかけ離れたもので当然の評価です。

ここには企業側と労働者の意識のズレが見え隠れしています。人材として求められるあり方はそれぞれの立場で違うものですが、法律の定め方があたかも共通認識があることが前提にされています。

企業側では派遣社員に熟練などを求めていないこともあるでしょう。その時に時間経過だけを基準に正規雇用を求められても根拠に欠けると判断しても仕方がないとする考え方もあります。

また労働者側でも必ずしも正規雇用を求めないケースも珍しくはありません。より身軽な立場のまま就労したいという要望は少なからず存在します。継続雇用の規定はそうしたニーズを汲み取りきれていません。

働き方が多様化の一途を辿る時に法律が現状に追いついていないと感じますが、こうした定めがないと前述のように明らかに問題があるケースを救済出来ないことも事実です。

問題をけなすばかりではなく、改善を求めることが大切です。派遣労働者にも組合参加が認められていますし、派遣会社でも相談窓口を用意するなど対策は行われています。

労働者が安心して働ける環境は自らが動き出さないことには手に入れられません。過去の歴史に学ぶとそのことは明らかです。新しい働き方が登場している現代においても同様です。

非正規、正規と区別されることが単なる働き方のスタイルだけのことで、待遇や価値は変わらないと認められる様に法の整備も個々の意識も整えられる必要があります。

東京都立川市の税理士事務所で働くスタッフのブログ
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