UFJトップが抱えた経営者としての致命的な弱さ

August 26 [Fri], 2016, 9:41
しかし、振り返ってみれば、三菱東京FGからの7000億円増資があればUFJがなんとか命脈を保てるのだとすれば、他行が増資に踏み切ったとき、UFJもあらゆる手段を使って増資を行っていれば、今日の体たらくはなかったかもしれない。

金融庁が業務改善命令を発令したとき、「殿」である竹中大臣をはじめとした金融庁の動向や思惑をつぶさに把握し、恭順の意志を示していれば、その後の全面戦争はなかったかもしれない。

さらに三菱東京に泣きつく前に、なかば身内といえる超優良企業のトヨタ自動車に土下座して、これまでの旧三和勢の行状をわび、助けを求めればなんとか独立を保てたかもしれない。

ダメならダメでもいい。

新経営陣がありとあらゆる手段をとって、死にもの狂いで努力すれば、何かが変わっていたかもしれない。
P R