いちご同盟 

February 18 [Mon], 2008, 13:41
いちご同盟   著者:三田誠広

思春期の少年少女というのは、それまで漠然と、無意識レベルで認識していた自我を、
他の誰でもない、まぎれもない自分自身のものとして意識しはじめる時期である。
自分はいったい誰なのか、自分は他の人とどう違っていて、何に喜びを感じ、何に怒りを
覚えるのか ―― 肉体的にも子どもから大人へと成長していくこの時期の少年少女は、
まるで身体の成長に心を追いつかせようとするかのように、確固とした、何物にも揺らぐ
ことのない自分というものを、知性でもって定義づけようと思考錯誤する。
自分を認識すること、それはとりもなおさず、他者の存在、さらには自分をとりまく環境
そのものを認識することに他ならない。そして、そうした自他のせめぎあいの中で誰かを
傷つけ、また誰かに傷つけられたりしながら、人はいつしか大人になっていくのである。

『いちご同盟』は、そんな思春期の少年 ―― 自分は何者なのかということを思い悩む
少年の成長を描いた、まさに青春小説の王道のような作品だと言うことができるだろう。
本書に登場する北沢良一は、区立の中学校に通う三年生。ピアノ教師をしている母親には
内緒で、高校ではなく、音楽学校への受験を考えている良一は、ピアノを弾くのが好きだと
いう自分の気持ちは知っているものの、そこから自分のこれからの人生をどのように発展
させるべきなのか、思い悩む14才の少年である。自分にはピアニストになるだけの才能が
ない。もし仮に、多大な努力の結果、有名なピアニストになったとしても、死んでしまったら
すべておしまいではないか ―― 自殺した少年に関する記事や、本の中から手に入れた
観念としての「死」のイメージにとらわれていた良一は、しかしある他者との出会いによって、
大きくその立場を揺さぶられることになる。一人は、同じ中学の野球部のエース羽根木徹也。
そしてもう一人は、徹也の幼なじみであり、現在重い病気で入院している上原直美である。

自分自身を精神的に確立するための思春期という期間。それゆえに、思春期の少年少女たちは、
いろいろなことを試してみたり、難しいことを考えたり、その結果として自分の無力さを思い知って
悔しがったりするものであるが、そうした青臭い、しかしどこか大人たちには懐かしさを感じさせる
思春期特有の雰囲気を、本書は見事にとらえている。著者はけっして余計な説明はしない。登場
人物たちのちょっとした仕草や、彼らが目を向ける何気ない景色といったものに、その心情をそっと
織り込んでいくような文章を書く。そういう意味で、本書は何よりも読者に察することを望む物語だと
言うこともできる。そして実際に、たとえば直美に見せるためのビデオカメラの前で、強豪チームを
相手に劇的な勝利を演出しようと頑張る徹也や、自分の感情を大事にしようとするあまり、不用意に
抑揚をつけ、テンポを崩した演奏をしてしまう良一の姿に、思春期の少年たちの、言葉では言い表せ
ない純粋な感情のせめぎあいを、読者はたしかに感じ取ってしまうのだ。

この世に生まれてきた以上、けっして避けることのできない絶対的な死への恐怖は、人間であれば、
一度ならず考えずにはいられない問題でもある。だが、いったい誰にその答えを出すことができる
というのだろう。ましてや思春期の少年、人一倍繊細で、まだもろくて容易に壊れてしまいかねない
良一の自我の前に、「死」が抱える闇、人間の理性を受けつけない闇は、あまりにも重いものだ。
それゆえに、良一の考える「死」の闇は、しばしば自分が練習しているピアノへの心情と結びついて
いく。彼にとって「自分は何のために生きているのか」という問いかけは、「自分は何のためにピアノを
弾いているのだろうか」という問いかけと基本は同じなのである。それは、けっして不謹慎な考えでは
ない。良一にとって、「死」とはリアルなものではなく、あくまで観念的なもので、それ以外に判断材料
がない、というだけのことなのだから。だが、「死」というリアルな現実を背負った直美と出会ったとき、
彼はいったい何を感じ、直美に、そして自分自身にどのように向かい合うことになるのだろうか。

悪性の腫瘍のために片足を切断し、さらにそれだけではすまないだろうと察している直美には、
自殺する権利すらない。そうした圧倒的な、リアルな現実を象徴する直美を前にしたときに、私たちに
できるのは、自分に誠実になることくらいではないだろうか。良一と徹也にとっては、それは最終的に
同盟を結ぶという形で結実することになる。百まで生きて、直美のことを覚えている、という同盟。

私はときどき、自分がいつ大人になったのだろうか、と考えることがある。いつも自分ひとりのことで
手一杯で、気がつくとこの場所に自分が立っていた、という意識の強い私の精神は、あるいは本当の
大人として成熟していないのではないか、という気さえする。なぜなら、成長するというのは、自分の
人生を自分のためだけでなく、自分以外の誰かのために分け与えようと決意することでもあるからだ。
そして良一は、たしかにそのときから大人としての道を歩き始めたのだと言えるだろう。そんな想いを、
良一の弾くピアノの演奏に封じ込めることに成功した著者の力量は、見事だという他にない。

本書のタイトルとなっている『いちご同盟』 ―― そこには、傷つきやすい思春期の少年少女たちが、
それでも彼らなりの大人への一歩を踏み出すことへの想いが込められているのだ。そんなタイトルの
真の意味を、そして良一の心の成長を、ぜひ見届けてもらいたい。

長い年月だったなぁ〜 

February 14 [Thu], 2008, 10:00
人って不思議なものですよね

欲しい物が手に入ると、一気に熱気が醒めて行く

まさに今、その状況であります

今日は学生にキレてしまいました…(お前も学生)

まず3限

あぁ〜、科学史にいたビーバーヤローだ…

あいつ1年だろうきっと

1年でサボり覚えるとはさすがだぜ!

意外と背が高かったのが気に食わなかったな〜

そうそう、今日のNHKクローズアップでネットいじめについて取り上げられていた

そう言えば、国家1種の事が書かれている掲示板に

「テレ東のガイアの夜明けとNHKのクローズアップは絶対見ておけ」

と書かれていた

国家1種とか無理だし…

まあ就活には使えるだろう

ちなみに昨日は小児科医のことを取り上げていた

俺が書いていることは決していじめじゃないし〜

アイツの顔がいじめだよ

何でムカついたかと言うと

先週の科学史で、俺を小ばかにしたような目つきで見てきたから

今日は昼飯のときにムカついていたのでさらに悪化

昼飯のときが一番の原因だね

誰にも言わないけど〜

では、本題へ

ここまで読んでくれた方、ありがとう

もう読まなくていいよ

つまらないから

俺は今、気になっている子にメールを送ることができる

携帯じゃないけど…

これを手に入れるのに1年以上かかった(もっとかかったけど、伏せておく)

しかし、いざ手に入れてしまうと、一気に熱が醒めた…

俺の思いってこんなものだったの???

と問いかけたいくらい醒めた

いやいや、そんな単純な気持ちで終わるほど薄くないぞ!

と思うけど、日に日に醒めていくのが分かる…

散々いろんな人たちに助けてもらいながら、

また自ら出費をしてまで頑張ったのに

たった2日でENDは痛い…

Yahooブログで書きたいけれど、ここで書くとなぜか落ち着くから書いている

向こうに恋人がいないのはメールをしてだいたい分かった

好きな人でもいるのか?

そんな気がする…

まあ、それもだいたい分かる

それか、情でメールしている???

それなら分からないや…

あぁ〜、もしかしたら親族の方が打っているのか?

まあ今のところ、向こうは嫌々打っているんだと分かる

そこまでされてまだ諦めないのか?

と友人に言われたが、金曜までは諦めたくない

でもさ、金曜に場を設けてくれるのかな?

ありゃ嘘多いからな…

いろいろ言いたいけれど、言えるような性格じゃないし…

精神面の疲労が半端じゃないため、今日の1限寝坊したし…

大学入学して2度目だ…

新幹線通学にはとっくに慣れてしまったけど、

ここまで疲れたことは滅多にない

こりゃあ精神面の疲れだな…

嫌な思いするなら始めからメルアドなんて聞かなければよかった

好き嫌い以前の問題だからね

向こうには俺が映っていないのさ

こう考えるしか方法がない

嘘つきな女友達と、恋愛経験なしの彼女、心の支えの友人と眼鏡の女の子

もうこりゃあ眼鏡さんに行きますカァ〜

って、そんなに気が変われたらどんなにいいことか…

ホオジロでしょうか? 

February 02 [Sat], 2008, 5:57
昨日(15日)は天気予報に反して、良い天気になりました。

見慣れない小鳥がいたので、カメラを持って行きましたが、

高いイチョウの木の上に止まっていて、私のレンズでは大きく撮れませんでした。

木のそばに行くと姿が見えなくなってしまうし・・・。
















家に帰ってきて、図鑑で調べてみましたが、

ホオジロでは無いかと思いましたが、如何でしょうか?

あんまり小さくて見分けがつかないですね。












今日も天気予報が外れて朝から霧雨が降っています。

ずっと16日は晴れるって言ったのに・・・。

今日はゴルフの日なのに・・・。

軽井沢の三井の森へ行ってきます。

バスケ部画像♪ 

January 19 [Sat], 2008, 16:03
バスケ画像だょ。
もらぅor転載ゎコメぜったぃ!!!

サーフボード 

January 13 [Sun], 2008, 2:56
マイサーフボードです
ヽ(´ー`)ノ

ヤン語 

January 04 [Fri], 2008, 23:48
相思相愛{そうしそうあい}

天下無敵{てんかむてき}

暴走天使{ぼうそうてんし}

仏恥義理{ぶっちぎり}

夜露死苦{よろしく}

喧嘩上等{けんかじょうとう}

愛羅武勇{あいらぶゆう}

愛死天流{あいしてる}

極悪非道{ごくあくひどう}

暴走連合{ぼうそうれんごう}

天使募集{てんしぼしゅう}

最強無敵{さいきょうむてき}

泣華夜死{なかよし}

十喪陀地{ともだち}

我等友情永久不滅成{われらゆうじょうえいきゅうふめつなり}

我等愛情永久不滅成{われらあいじょうえいきゅうふめつなり}

男一瞬陀致一生{おとこいっしゅんだちいっしょう}

我等青春暴走中成{われらせいしゅうぼうそうちゅうなり}

ヤン語集めてみましたああ(★'v`b)b

転載などは米必須♡

人愛塾 三千百四十六羽 

December 22 [Sat], 2007, 9:06
日本は一番難しい時代、命の軽い時代になった。
その背景は、戦後続いた「爽(そう)」の時代が終わり、時代が閉塞している「欝」の時代だ。
「爽」と「欝」は車輪の両輪であり、両方必要な感情だ。

岡城〜その3.静かな廟所〜 

December 15 [Sat], 2007, 11:15
2007年9月23日(日) 九州の旅 2日目 大分県竹田市「岡城(竹田城)」その3



本丸下のわき道を通って、東仕切り跡を通って、東の廟所へ。




''' 三楽亭跡。 '''と巻物(パンフ)には書いてあります。



西の丸や中枢部とは、違って木が茂って日陰になってるのもあってか、
なんだか、''' 静かな雰囲気 '''でした。




さらに奥へ。




ほとんどのお客さんは、本丸で引き返していくので、
人もいない、駐車場から流してた「荒城の月」も聞こえない、と
ほんと静かな雰囲気でした。




最後に、''' 下原御門跡 '''。
中川氏が入城した頃は、ここが大手門だったんですが、
加藤清正の助言で、大手門は現在の西側に移ったそうです。



ここで''' 引き返し '''、
大手門を通る道とは、別ルートの「七曲り」を通って駐車場へ向かいました。



その道の途中、西の丸で見つけたのが、''' 古井戸 '''。

往時の城内には、他にも井戸があったそうです。



七曲りをくねくねと下りて、駐車場へ帰還。



岡城は、
広くて、楽しかったです♪




この後は、城下で温泉に入って、
夜、阿蘇を抜け、翌日、いよいよあのお城へ♪

退院から1週間 

December 12 [Wed], 2007, 3:10
今日は息子が今週退院してから仕事が忙しく何処へも連れていかれなかったので近場の地下鉄博物館に連れていきました。

自宅から駅まで歩くよ!、と言っていたのですが・・・

やはり途中から疲れ気味でしたのでおんぶして駅まで!

前は階段もタッタカタッタカ上っていたのがどっこらしょ・・・に

でも1週間たらずでこれだけ回復するとは、やはり若いからでしょうか!?

でも、また1〜2ヶ月後には病魔が襲ってきます・・・

その前に、また点滴治療をするのですが、それで少しづつでも正常に戻ってもらいたいものです。

ネパール旅日記/12日目『地域プジャ』 

December 05 [Wed], 2007, 1:01
2007年6月30日(土)



ウォー作りのあと、友達が「今日、ごちそうの日だよ。」と言った。
・・・ごちそうの日?



家の近くにある広場に行ってみた。



ひゃ〜っ! なんだ この人の列!?

地域持ち回りで やってくる人々にごちそうをする日。
今回は、友達が住む地域の番。




広場の入り口に、真っ赤な大段幕。

『Sri Karunamaya Namsagitiya Ba Puja Bhway 』
・・・・慈悲深き人?プジャ? んー。。。
下の文は・・・。もしかしてネワール語かな? ダメだぁ読めない。降参〜(^^;)





中に入ってみると、大鍋がぐつぐつ。路地でたまに見かけるおじさんが鍋番してる。




来客予定人数は・・・えっっ、2500人!!!!!!! 
そりゃたいへんどころじゃない。 毎回毎回、聞いてのけぞるネパール行事の規模。




で、この地域の人たちは
「○○さん家のお父さんは、調理係」「◇◇さん家の長男は、アチャール給仕係」
「**さん家のお嫁さんは、ロキシー注ぎ係」
などと決められ、係別に色分けされたリボンを首に巻き お客さんたちにご奉仕。



             舞台裏(という仕切りは無いけど)には、

           給仕鍋に入れられたダル、アチャール、タルカリ、




               山と積まれたチウラ(搗き米)、




            金属製のポットに入ったロキシー(蒸留酒)、




            素焼きの皿に入ったダヒ(ヨーグルト)。



どれもこれも、ハンパじゃない量。



超晴天のなか、ごちそうは延々と続くのでありました・・・・。



あ、私は1時間ほどで 退散。。。。。。。。。。。 
                    だって、暑くって。。。。。。。。。。。



でも、地域の皆さんは がんばってました。  えらい!





食べてる人達も暑そうです。 ごくろうさまです。




ーーー<こぼれ話>ーーー
近くにいた親切なおじさまが言ってくれた。
「キミも100ルピー払えば、食べていいんだよ。」



しかし・・・ご来場のネパールの方々は、100%、右手で召し上がっていらっしゃる。。。
右手で食べるのも一苦労のサウスポーの私。
左手に傘、右手にチウラ・・・想像しただけで 恐ろしい〜。
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