ビュッフェスタイルのクラシック音楽コンサート、みなさん想像できますか?あるんです、それができるところが、この日本に、あるんです。ホテルでのディナーには正装して、ある程度構えていかなければならないけれど(少なくとも私のような庶民は!)、同じホテルでもランチビュッフェなら気軽に立ち寄れますよね?同じように、普段はちょっと手の届かないクラシック音楽も、もっと気軽に楽しみたい!そんな願いをかなえてくれるのが、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。その名も「熱狂の日音楽祭」。昨年に引き続き、海を渡って遠いフランスからその熱狂がやってきました。東京国際フォーラムでGW中の4日間に渡り開催されたこの音楽祭には、「カジュアルクラシック」のしかけがいっぱい。手ごろな価格で、お腹一杯になるまでコンサートのつまみ食いができます。
初日の昼間、ホール入り口前の地上広場に到着してみると、今年の主役、モーツァルトさんが赤い衣装を見にまとい記念撮影を望む人々に笑顔で応えています。お年寄りには丁寧に、若い女性にはちゃっかり肩に腕を回して、子どもが近寄ると手足を伸ばして踊りのポーズをしてみせるなど、彼もなかなかの営業マン。
さて、そんな彼の作曲したピアノカルテットとトリオを聴いてみました。室内楽と聞くとオーケストラなどに比べ難しいと構えがちだけど、一人一人の演奏家の音色をじっくり聴くには絶対おすすめ。ヴァイオリンは大河ドラマの音楽にも起用され、ファンも多い樫本大進。他の三人はフランスと中国からそれぞれ迎え、まさに国際音楽祭の醍醐味を味あわせてくれます。演奏者も楽しんでいる、そんな息のあった掛け合いが観客の方にも伝わってきて、あっという間の45分...Part 2につづく
(萠音・MONET)