覚悟 

2011年09月21日(水) 12時44分
台風15号が各地に大きな被害をもたらしているようです。

朝のTVでも言っておりましたが、危険にさらされた環境で過ごされている方は、過信せずに避難して安全を確保していただきたいと思います。

さて、3か月ぶりのブログ記事UPです。

夏の間色々ありました。

プライベートでは7月にCOMPLEXの東京ドーム公演に行き伝説の夜を過ごしましたし、8月は家族とディズニーリゾートを満喫してまいりました。

特に8月は仕事が超多忙で非常にしんどかったんですけど、9月に入り落ち着きを取り戻しました。

震災から半年。我らが福島はある意味なにも変わりません。個人的には時折ニュースで流れる風評被害に心を痛める程度でしょうか。いや、心を痛めるというよりも呆れてモノも言えないというのが正解かも。


個人差はあるにせよ、ある意味で今福島で生活している人々は覚悟していると思うんですよね。


このまま好転しない現状ってやつを。


結局、原発が冷温停止しようと、除染が進もうと、今日まで失った半年間と微量ながらも続いていく放射能汚染とつきあっていく未来。

これ、福島県民だけの問題じゃなくて日本の問題だし、世界の問題なんだと思うんですよ。だからなんて言うのか、皆覚悟しようよ!と言いたい。

人が住めない程汚染された土地がそこにあれば、それは間違いなく「死のまち」だし。

それに反応する国民、県民も覚悟が足りないが、もっと覚悟が足りないのはそれで辞任する政治家。

こんな時代になっちゃったけど、現実受け止めて未来につなげることが重要。俺も覚悟きめて、どっか開き直って生きていかないと、人生楽しむどころか原発事故にずっと足をひっぱられてしまいそう。

福島はすでにそういう場所です。

それを受け止めて覚悟しつつ前を向いて人生を楽しみたいと思います。


もちろんそれができない現実も受け止めるしかありませんが・・・。

ちなみに覚悟って「危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること」という意味だそうです。

県民はもちろん、政治家や福島を支援される個人のかたも相当な覚悟が必要だということですね。


覚悟する以上、こういう記事をアップするのも躊躇しますね(笑)


ではまた次回。

煩悩を消滅させる修行の巻 

2011年06月12日(日) 22時17分
久々のブログ投稿。

前回のジブリ・レイアウト展からずいぶんと時間が経ちましたが、福島の現状は何も変わりません。少しずつ原発関連のニュースが枠を少なくしていることに違和感を感じるといったところでしょうか・・・。

さて本日6月12日(日)は久し振りに家族でドライブしてまいりました。目的地は山形県は山寺。



というわけで、F1カナダGPの放送まで時間もあるので、写真なんぞを多めにUPしながら旅の思い出を記録します。

山寺を訪れたのは生涯二度目で、前回はかれこれ十数年前まで遡ります。

当時はまさか自分たちの子供と再び訪れることになろうとは夢にも思わなかったんですけどね(汗)

とにかく、山寺が歴史的にどういうものなのかも知らずにノリでやってきたワケですが、石段が結構キツくてしんどかった記憶だけは残っていたので参拝前に近くの蕎麦屋でチカラを蓄えました。

最初にやってきたのは根元中堂。国指定重要文化財だそうです。山寺観光協会のHPで調べたところブナ材の建築物では日本最古だとか。



こういう情報は先に知るべきですね。よくわからずに帰ってきちゃったのが勿体ない(汗)

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」というのが松尾芭蕉の句というのはもちろん知っておりますが、山寺を訪れたときの句だというのは知りませんでした。(正確には、訪れるのが二度目なので忘れていたワケです。)

でもって布袋様ですね。まちがってもアルファベットでは記述しません。



なでられすぎてお腹テッカテカです。

山門という名の料金所を通過すると看板があり、そこには山寺の石段について、『昔から石段を一だん二だんと登ることにより私達の煩悩が消滅すると信仰されている修行の霊山』と書かれておりました。



たしかに石段を登るにつれて、両足に重くのしかかる運動不足という己の怠慢を嫌でも感じるわけですよ。



煩悩 - Wikipedia -によれば煩悩とは仏教の教義の一つで、身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働きを言う。とあります。

なるほどいかに自分が煩悩だらけかわかりますが、自分が抱えた煩悩の中で特にやっかいなのが「原発問題」なのかもしれません。今日ココを訪れたのも、子供たちと普通の環境で気持ちよく外出することが目的でしたからね。

自然の中で木々や草花の呼吸を感じ触れ合う。

そういう普通のことがタブーとされている我々にとって、ココでは日常という名の非現実的な世界だったのです。

リスクを恐れて避難する人。

リスクを恐れてはいるけれど避難できない人。

リスクを恐れず避難などしない人。

自分にとってはどの行動をとろうが、全ての人々が普通であり、比較などできないものだと考えています。しかし今の日本。とりわけ福島を取り囲む多くの意見は、それぞれが対立し、数多くの煩悩を生み出していると感じました。

石段を登りながらそんなことを考えている時点で煩悩だらけなんですけどね(汗)

なんとか頂上の大仏殿までたどり着くと、まっていたのはまさに黄金の大仏(笑)大仏は写真撮影不可なので、竜の彫刻が美しかった灯篭を。



子供たちは「おみくじ」を引き、大人は乱れた呼吸を整え、五大堂を目指します。といっても下りですからもう楽ちんです。



この岩の上の赤い小さな堂は写経を納める納経堂だそうで、なんと山寺では最古の建物だと長男に教えられました(笑)



五大堂の真下にある本日最後の登る石段。
どうでもいいけど、こういう石段大好きです。なんかカッコイイ。

五大堂からみた景色。超気持ちよかったです。



山を下りて待っていたのは子供たちも鼻息が荒くなる「かき氷」!!山門前にある円仁さん本舗にて疲れを癒すことに。。。


つーかメッチャでかいんですけど・・・。

こんなん食べたら・・・。



こうなりますわな・・・(^_^;

とにかく久し振りの遠出だったので家族皆大満足な様子でした。

帰りに立ち寄った天童最上川温泉「ゆぴあ」のお風呂も良かったですな。なんせ安いんですもん。

それだけに利用者も多く、洗い場で待ち行列ってのは初めての経験でしたが・・・。


旅も終り、高速道路で帰宅。


地元の福島飯坂ICでは料金所のおっちゃんがマスク姿で出迎えてくれて、「放射能の街♪ふくしまへようこそ♪」と言わんばかりで、帰ってきたことを実感するのでした。


そういえば山寺のお土産にご当地キャラクターがありましたが、福島といえば「原発」ではなく、「桃」とか「赤べこ」なのでお間違えのないように・・・。

ということで、修行の成果はあまり期待しないほうがよさそうです。

煩悩こそが人間のすべて。なのかもしれません。
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