【 更新情報 】

スポンサード リンク

tig溶接のコツを掴むためには

tig溶接とは軟鉄(普通の鉄)とステンレス等の素材の溶解温度が異なる二つの金属を溶接する場合にアルゴンガスやヘリウムガスなどの不活性ガスを保護剤として用いての溶接方法です。まず、このtig溶接の考え方を頭に入れて溶接作業を行います。tig溶接では溶接棒を使わなくても溶接できます。バックシールドも確実に行ってくださいその際には脱酸剤を忘れずに使用して変色を防ぎましょう。
次にアークのステンレス棒を使うという方法もあります。溶接棒を使う際には初心者の時によくやる事なのですがアークを発生させるときに溶接場所を外しやすいです。これは溶接部が見えていないためにやってしまいがちなのですが根気よく練習を積み重ねていきましょう。溶接面の遮光度があっていないので繋ぎ目が見えていなくて溶接部が見えていないと片側だけに溶接がのったりして強度が足りなくなります。まずはホルダーに溶接棒をつけてまっすぐ動かす(ストレートビート)の練習をこなしてみて下さい。そしてそれに慣れてきたら次に溶接棒をジグザグに波打つようにうごかす(ウィービングビート)の練習をしてみるのも良いでしょうね。

tig溶接機

溶接とひと言で言ってもその方法には様々な方式があります。まず電気的なエネルギーを使う溶接方法としてアーク溶接があります。そしてエレクトロスラグ溶接や電子ビーム溶接、抵抗溶接などです。そして科学的エネルギーを使う溶接法としてはガス溶接やテルミット溶接、爆発溶接、ガスろう付け。機械的エネルギーでは摩擦溶接や圧接。さらに最先端の溶接技術として超音波エネルギーを使用した超音波溶接、光エネルギーを利用したレーザー溶接やyagレーザー溶接、光線溶接などと言った数え切れないほどの用途に応じた様々な溶接方法です。
その中でも一般的な溶接法としてアーク溶接があり、アーク溶接のなかでも溶極式としてsmaw溶接やサブマージアーク溶接、mig溶接とmag溶接、更には炭酸ガスアーク溶接やセルフシールドアーク溶接、エレクトロガスアーク溶接、migスポット溶接スタッド溶接があり、非溶極式としてtig溶接とプラズマ溶接があります。
tig溶接法はタングステン電極と被溶接物との間にアークを発生させて、その接合部分をアルゴンガスやヘリウムガスなどの不活性ガスでシールドして溶接する方法なのでほとんどの金属の溶接に対応できます。しかし、アルミの溶接だけには溶接電源に交流tig溶接機が必要です。

アルミのtig溶接のやり方

アルミの溶接にはtig溶接方法とmig溶接方法の二つのやり方がありますがより一般的なのはtig溶接です。また鉄には鉄溶接棒を使用しますがやはりアルミにもアルミ用の溶接棒が必要です。溶接機は交流tig溶接機を使用します。ひと昔前の溶接機は直流と交流の切り替えが出来ませんでしたが最近の溶接機は直流と交流の切り替えができるのも沢山揃っているので是非探してみてください。
さて、アルミをtig溶接する場合にはステンレスの溶接とはやはり違っているので電極を純タングステンにして下さい。それにアルミは非常に薄いので溶接技術もさることながら細かい作業を要します。特に溶接部分は確実に脱脂処理を行ってください。そして溶接部分にバックシールドを施して酸化を防がなければなりません。その際の不活性ガスはヘリウムガスやアルゴンガスを使用しますが、圧が不安定になりますのでもちろんバックシールド専用のボンベも用意してくださいね。
最後にアーク溶接機しかなくて交流tih溶接機を持っていない方には蝋づけ接合をお勧めします。ロウ付け接合でアルミを接合する場合には専用に使用するアルミ硬ロウというものがありますのでそれを使用すると簡単でキレイに仕上がりますよ。

tig溶接のやり方

tig溶接法でアルミやステンレスを溶接する場合にはまず、アルゴンガス(イナーとガスとも言います)をトーチのノズルから噴出させて酸素を遮断します。その際に注意するべき事はアルゴンガスを送り込むチグを使ってパイプの両端に栓をしてアルゴンガスを充満させてから溶接するようにしましょう。
実際の溶接箇所は無酸素状態なのでアルミやステンレス鋼の溶接が可能です。H鋼やC鋼など溶接面が平坦な場合は特に問題は無いのですが車の車体などのようにチグを取り付けられない場合にはアルミ製のテープなど燃えない不燃性のテープを酸素を抜きながら密着させてからtig溶接をしていきます。また、パイプでアルゴンガスを充満させた状態でtig溶接をする場合には溶接作業中の高温で内部のアルゴンガスが膨張し噴き出すということも稀にありますのでチグや蓋などにはエアー抜き用の小さな穴をあけておくことをおすすめします。
また、裏面の酸化を防ぐ為にはバックシールドをはる事が有効です。その為にもチグや蓋などにはエアー抜き用の小さな穴をあけておく事が重要なのですね。後、ガス圧の問題がありますのでバックシールド専用のボンベも忘れずに用意してくださいね。

tig溶接の基本を理解しよう

tig溶接という言葉を初めて耳にする方は???の世界だと思われます。かくいう私もそうでした。当時はいろんな本を読んだり、先輩方に質問しまっくたりしてなんとかtig溶接の事を理解したものです。
ちなみに巷でよくつかわれるtig溶接のことを教科書通りに説明すると、まず母材とタングステン電極棒との間にアークを発生させます。次にアルゴンガスなどの不活性ガスがアークによって活性化することにより、溶融金属を空気中から保護してそのアーク熱により母材を溶融接合するアーク溶接法のことです。この不活性ガスのことをイナートガスと言ったほうが分かり易いかもしれませんね。
tig溶接の特徴としては、溶接作業が簡単で更にはほとんどの金属の溶接が可能だと言う事です。そのために初めて溶接の仕事を始めた時にはこのtig溶接からスタートする方がほとんどだと思います。
そんなtig溶接には欠点と言う欠点はほとんど無いと思われます。強いて言うならばtig溶接法は作業中の溶接するスピードがmag式の溶接方法やmig式溶接方法よりも若干遅くなるといった点でしょうか。しかしtig溶接方法はアルミからステンレスまでほぼ、ほとんどすべての金属の溶接が出来ますからtig溶接のコツをつかんで溶接作業のスピードアップをマスターすればもはや欠点とはいえませんね、