ローバーンを味方に付けた 

May 03 [Tue], 2011, 2:36
一番気持ちの盛り上がるノートを延々探して、ついに見つけたローバーン。
ノート一つでご機嫌作劇脳に切り替わるなら、簡単なもんだ。


筆が進むか進まないかなんて、意外とそんなところにある。
これからしばらくはこのローバーンに手書きで作品のメモを増やしていこうと思う。
今日は5ページ消費。じっくりかつ早く、こいつを文字で埋めたいものです。

いいものが書けた一日は、それだけで全部報われた気がする。


あとは犬の写真でブログを散らします。






詩も書きたい、戯曲も書きたい、写真も撮りたい、稽古もしたい。
そんなことばかり考えている。

走馬灯(108) 

April 27 [Wed], 2011, 23:52
白馬背に鬼乗せて走る

ハリボー一袋口にむちゃっと詰め込んでイライラに任せて罵詈吐き散らしてる下校途中

まめちゃん会いたいですと書かれた女の子の手紙

犬を驚かしてぎょええみたいな顔させる

そんなお前がちょっとだけ羨ましい、冗談だけど

涙腺爆弾に火をつける、ハンカチの在庫は全部捨ててしまえ

残る轍に玉虫の輝き観とめる色彩感覚狂四郎

本当に幸せなんだけどなんか悔しいから「それなりに」って付けるんだって

大好きなあいつらが泣いている夢を見たから会いに行きたいけど行けない

きっと怖い人にも睨まれる

フェレットは想像上の生き物だからと力説する女に惚れる

息と涙の夏休み

鳥はいつまでも生きる

これは僕のご機嫌を殺ぐ為の戦いだ

分かりやすい嘘で驚かしてごらん、ほら、ペガサスが出たぞ!

眉間に親指押し当てて、寂しさを耐える

それでは新曲お聞きください「君はうんこの匂いがする、それが好きさ」

灯りは誰かが付ける、今は暗闇で泣け

巻き舌で君の名を呼ぶ

ドゥーユーシャープペンシルミーアゲイン?

猫の掘った穴を見つける

タイムマシーン壊したからもう帰らない

悲しみの手前

あたしとブロッコリーのどっちが大事なのよ

憧れの友達はレーザービームを出しまくる格好いい

新しい花に名前を付ける

貴様名を名乗れ!って言ったらなんか照れられた

タウンワークに敬意を示さないとバイトは見つからないのだ、の巻き

友達を呼ぼう最後の誕生日

大人のおもちゃみたいな顔した人?もう帰ったよ

何が正しいのかはわからないけど、自分が正しくないことだけはわかる

喜びを叫ぶ朝

拙者さやいんげん投げ太郎、愛する貴殿を守るため、いま、普段着で見参!

横須賀で待つ、あとは知らない

虫に呼び止められる

お義父さん、またパニック映画のエキストラやるって仰るのよ、辞めさせてよ

約束は約束

嬉しいくせに、絶望した振りするんだもの

指先から放て独特の臭い奴

嫌いじゃなけりゃ好きにして

おばあちゃんおしゃれな髪型

また魔法の話してるの?

世界にもっと虫歯と愛が溢れてればいいと思う

今から100数える、誰も邪魔するな

おっちょこちょいで何回死ぬ気だよ

行け、格好つけて来い

今、岡野康弘が、御しがたき性欲に立ち向かう

僕は君の人生の大ファンだ

喜びは手のひらの呼吸

悲しみは全てお尻の撫でる曲線

コンピューターグラフィックスの未来を考える

虎は虎

引っ張ると抜けるサービス実施中

ゴブリンと喧嘩をして勝てるのか、悩む。

膣の中で待っています。

今死んでも誰も叱ってくれないそれがイヤで生きてるんだ。

逃げろこの路地は猫が集まってくる。

身動きが取れなくなるほどの照れ、そして気の狂った柄のカーテン、全てが最高だった。

リップクリームは冬の季語だろうと真顔で女子高生に言い聞かせる男、それが俺だ。

糞が高鳴る真冬の一日。

何処からか馬の匂いが漂ってきて目が覚める。

辛くなっちゃうよねぇって優しく言われたい、そうしたら全部あげちゃう。

ハニー!と叫ぶ、返事はない。

救急車が来ない、年も明ける。

髪伸びたねーって何回言うんだよ。

浜崎あゆみに憧れたときもあったけど、私は元気です。

ジョージクルーニーのオールナイトニッポン

茹でたトウモロコシを頭からかぶって死ね

20億、サラダマンLOVE

僕の肌色に君の肌色をのせて

どうしようもなく恥ずかしくなって、壁に描いた絵をゴシゴシ消しちゃったの、もう十年も前のことよ。

今から俺はお前たちを殴る!って言ったきりもう泣いちゃって泣いちゃって

アートと毛穴について

橋が在ったり無かったりするのがぼくの町だ、あなたの町はどう?

感謝はしない、でもさよならありがとう。

綱引きはきっと、ずっと終わらない

うんこは憧れに、憧れは糞に

これは僕のロブスターの一部です

じゃがいもお楽しみに

犬が降ってくる、たくさん降ってくる、だから飼っている

最後まで居た。

深呼吸、ピンク

運命とかそんなものは知らないけれど、とにかく何かが転がり始めた

馬鹿をやるなら長生きしなきゃね、といって彼女がキスをした

のび太としずちゃんがいついい関係になったのか、誰も知らない

オバアチャンはね、オジイチャンのことが大好きなの、お墓の中でもイチャイチャするわよ

汗かいたわー氷河期なのにー

ちんちんにイクラを乗っけてそれを食べてくれる女性を公募しています

猫の掘った穴を見つめる

デートスポットを探して一日終わる、風呂にも入らないで眠ってしまう、幸せ

耳元で歌ってよシャンソン、いたずらに雑巾振り回してよいつもみたいに

電子手帳引くの上手いし月9は見ない、そんな女性にイクラを食べてもらいたいです(まだ募集中)

家にコピー機があったら最高に近未来なのにな

その剣道部員の男は確かに髪の毛だけはサラサラなのであった

久しぶり、まだ愛してる?氷山の上で聞かないで照れちゃうから

そのDVD抜けないからあげる

ボーリング関東チャンピオンの女子高生が転校してくる、俺の地位が揺るがぬよう徹夜で特訓

愛は横綱遊びは大関仕事はまだまだ幕下だけど

先輩、カエルが笑ってくれたからM−1はこのネタで行きましょう!

生まれたときから天才なんだって俺もお前も笑っちゃうね

のろくてものろくてもたどり着く先が実家なら安心

晴れた?カーテンを開けた瞬間の笑顔

生きても生きても生き足りない、いつか死んじゃう体を抱きしめる

マクドナルドのロゴマークに乳首を書き足して時間を潰す

臼の底にびったりと薄い餅

そこの角でバボちゃんとすれ違ったよ、ちょっと急いでた、試合かな?

わからないことはわからない、愛か宇宙かと聞かれても、ピザ食べているうちに忘れちゃう

光り光り光り光り夢の後にも先にも光り光り光り
ずっとずっと暖かい光りいつまでもいつまでもとがった光り






以上、走馬灯。(108/108)

池袋十編 

April 26 [Tue], 2011, 22:58
01
身にかかる火の粉を払いもせず
ごうごうと燃えて行く様を楽しんでいる
これが生きていることなのよと言いたげに
こちらをじっとり見つめている

その瞳に問いたいのは
好きな食べ物と好きな男のタイプ
その二つだけだ

生きながら少しずつ少しずつ火葬されていく君が
その状況を当たり前に受け入れるのなら
男はそれを当たり前に口説くだけ

高校生の時に買った初代ポケモンは緑だったんだって
ピロウトークの時に教えてくれたね

「寝ないの?」
「あたし生まれてこの方、眠いって思ったことないの」

二秒後に寝てた

寝てる間も睫毛がチロチロ燃えていたのを
なんとなく指先で触れてみたけど
思ったほど熱くなかった

これが女という生き物か

そうでもないよ
寝言で反論されても説得力は無い





02
読めもしない楽譜を買って
はしゃいでいる友人の名前を覚えてる?
世の中は彼らの笑顔で回っていることを

山手線の動力源はどこにもないって都市伝説
言いふらした恋人の名前を覚えてる?
世の中は彼女たちの涙で回っていることを

ほんの一瞬
ラーメンの湯気の隙間に
そういう事を思い出す

武田って苗字の奴は大抵サッカーをやっている
そういう事実に包まれて
今日も次のバレンタインデイの過ごし方を考えているんだろう

ちょっと近寄って公園で遊びふける小学生
未来から来た君のフリして
モテモテで困ってる人気がないのは今だけだよ
告げて回りたい雨の次の日に




03
ふがしを食べている外国人一家の横で
天才とは何かを考えている






04
自動ドアの前に立ちつくして
結局そいつが開いてくれなかったときに
何を思うかでその人間の真価がわかるんだ
結局わからなくっても
いつかはわかるんだその人間の真価は
いやわかるんだよ本当に
人間の真価ってやつはそういうところに
ちょっとした悲しみがある場所に
浮かび上がるんだよホントだって

うろたえて泣きそうな兄






05
なで肩の紳士に愛されて
スクスク育つ子供たち
両手に隠した暗器でもって
倒すべき相手を探し続けてる

留守番電話に帰宅時間を吹き込む猫彼女と
その横でそわそわしている猫彼氏
今日はもうちょっとだけ一緒に居よう
つないだ肉球の居心地のよさ

ハンバーガーが思案しているのを
延々とネットで中継し続ける芸術家
これが自分の生涯の仕事
母に褒められた時のことが忘れられない

柱の傷はおととしの
サラダ記念日終わりの間際
彼が起こしたカマイタチ
受け損ねての十文字傷

ジョンレノンの物まねし続けて
気づいた時にはオノヨーコに夢中
いとこの僧侶の話だけど
なんだかわかるような気がするわ

夢の中では人一倍人を愛せる
長風呂にだって挑戦できる

人生は戦いだって誰かが言って
反論したくてしょうがなかったけど
あたしその時赤ちゃんだったから
もう泣くしかなったの
今だったら英語でも言える
人生は戦いなんかじゃない
いざとなったら英語でも言える
きっとあたしは言える
ちょっと辞書持ってくるから待ってて
一生待てる







06
びゅうびゅう風が吹く
この場所で今日も一日を始める
おはようと声をかけても
警察官の服を着た小さなオコジョが振り返るばかり
悪事を働く気にもならない

水を飲んで元気に生きて行くのだと
小さな宣言をした
土に口づけをした
雲に約束をした
全て死ぬまで内緒にしておくことだ

闇に笑いかけられても怖くない
誰かと生きていくこと
ここで誰かと生きていくこと

不便や空腹を笑いあえる人がいるということ






07
オレンジひとつ、白菜ひと株、名前の知らない魚さん匹
確かに届きました全て美味しくいただきました
ありがとうございます

そんな手紙が届いた多重人格の水曜日
もう一つの人格がどこで何をしているのか
知るすべもなく日々は過ぎる

誰かに愛されている別の自分を
そっと誇らしく思う

青いボールペンで書かれた
手紙の文字のやわらかさに

またお会いできる日を

青いボールペンで書かれた
別の自分に向けられた好意を
指で撫でてしまっている







08
リーダー、元犬って本当ですか?
馬鹿、こんなとこで聞くんじゃねえよ
そんなこと喋り続けて連休が終わっちゃう

ポテコより美味しいものってあるの
それが大切なことだとしても
愛しきれなきゃしょうがねえよな

閉じ切ったシャッターの向こうで
店主たちは何を話しているのかな

こっち側は昨日買った本の話ばっかだよ
読み終わるのに何日もかかっちゃうよ
学がないからさ

これからの正義の話をしようって
オレの話かと思ったらセイギなのな
これからのこともそろそろ考えるよ

オレ、父親になるからよ




09
数学のノートを縦書きでとる秀才少年と
背広を着せられた無邪気な鬼
それと
意思を持った小さな椅子が
繰り広げる冒険譚

読み聞かせてよ三歳の僕に

最後には悪いやつも改心したんだって
勘違いしていただけみたいだよ
冒険に出て良かったね
全部が解決するなら僕もすぐに旅立ちたい

好き嫌いももう言わないから
鎧と兜、あと盾とながい剣
それだけ買ってくれないかなあ

だけど最後には言葉だよ
それは三歳児にもわかるんだ
最後には言葉なんだって




10
ずっとではないでしょう
ずっとではなかったはずだよ

まだうろたえている兄
支える弟はいつでもしっかり者だ

犬がみてるぞ 

April 26 [Tue], 2011, 0:49
15 minutes made tour大阪公演が終わってから、ちょうど一週間が経つ。まだ一週間しか経ってないのか。もう、ひと月は経ったんじゃないかとすら思う。


大楽の出番前には一人、(信じられないくらい沢山の人たちの力を借りたものの)Mrs.fictionsで大阪まで来れたという実感に、感極まりそうになっていた。未来と過去と今が、常に同時に自分の中にあって、どれも等価なんだと思えた。



でも終われば次のことを考えなければならない。過去の作品は、もう自分のものではなくて。あの作品と同様の、あるいはそれ以上の驚きや喜びを、お客さんに与えることができるだろうか。劇団の仲間や、出演してくれる役者を、震えさせることができるだろうか。



次は何が書けるだろう。



紙とペンだけ持って、50億人の前に立たされているような恐怖感と、同じ量の喜びに、とぷんとぷんと満たされている。



いいすぎたかもしれない。
でもしばらくは言い過ぎるくらいで暮らしていよう。
またきっと書きます。




そんな宣言を、犬が黙ってみていた。

晴れの作業日 

April 24 [Sun], 2011, 22:37
郵便局に行って、15 minutes made tourの写真データが入ったDVDを大阪の参加団体の方々に郵送してきた。
CDサイズの封筒に書く住所と名前のバランスが全く取れなくて、
丁寧にしようとした結果、やっぱりごちゃった。

締めに書いた「DVD在中」の文字に至っては、書きなぐるしかなかったよ。
いざという時に綺麗な字が書ける大人になりたいよな。

東京の人たちにも結局しばらく会わない気がするから、
郵送の方がいいのかしらね。

あと朝十時に起きると夜の八時には眠くなるのどうにかならんかな。
ダス・ゲマイネを読みながらうとうと夢見心地さね。


体に悪くて美味しいものをたくさん食べたい。



[写真]母のイギリスみやげ。ちょうど欲しいと思ったんだよボールペン、
絶妙にそう言いづらいボールペン、ありがとう。
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:岡野康弘
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劇団バームクーヘン解散後、2007年よりMrs.fictionsに所属。役者兼あまりの遅筆ぶりに下を向きながら名乗る作劇人。

尊敬するジェダイはオビ=ワン・ケノービ。最近では生活則芸術の生がいに憧れてみたりする。可愛い嘘をついて生きていきたい。わー。
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