ポルトガルの帆船サグレス号(1940トン)が24日、横浜港に初入港し、一般公開を始めた。世界一周航海の途中で、日本ポルトガル修好通商条約150周を記念して寄港した。
【動画と写真ギャラリー】入港時や船内の様子を紹介 ポルトガル海軍の練習船で「海に浮かぶ移動大使館」としても活躍し、日本寄港は3度目。全長約90メートルで、大航海時代の伝統を引き継ぐ赤いキリスト十字のマークが帆に描かれた美しい帆船。三角のステイセイルを広げながら、ベイブリッジをくぐり抜けて入港。海上自衛隊護衛艦「はるゆき」や海自の音楽隊、愛好家のカメラなどが出迎える中、新港埠頭に接岸した。
一般公開は25・27・28日(午前10〜12時、午後2〜5時)にも行われ、夜間は電飾される予定。29日午前10時に鹿児島・種子島に向け出港し、長崎にも寄港する。
サグレス号のプロエンサ・メンデス艦長は「交流を進めるためにも多くの方に見てほしい」と話していた。
【7月24日16時15分配信
カナロコhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100724-00000015-kana-l14