
2004年 日本
10億円もの資金を使い日本漫画界の名作「デビルマン」を実写化しておきながら、2004年のワースト1と呼ぶに相応しいとんでもないクズ映画に仕上がった作品。
公開後監督が亡くなったこともあって様々な不吉な説が飛び交っており、長い間書こうか書くまいか悩んだけど、やはり書かずにはいられない。
酷いというにはあまりにも酷すぎる新世紀クズ映画。
どうやったらこんな無駄な金の使い方ができるんだろうか??
ご存知の方も多いだろうが永井豪原作の漫画は子供の頃に見たアニメ版と違って人間の原罪や善と悪に関する非常に深いテーマと残酷な描写を盛り込んだ漫画界に残る傑作。
溢れんばかりのヒーロー物に囲まれて育ち、まだ勧善懲悪の価値観しかなかった高校の頃に読んで大きな衝撃を受けたのを鮮明に覚えてる。
たった5冊に大きなテーマと壮大なストーリーの詰め込まれた作品をどうやってたった2時間程の映画に作り上げるんだろうと不安まじりの期待をしてたら、まったくそれ以前の問題に愕然。。。。
え、、、役者は使わないのか?
この脚本、この台詞、、、、「ハッピーバースデー、デビルマン」????
なんじゃこりゃーーーーーーーーーー!!
たしかにこんな脚本じゃロバート・デニーロが演ってもつらいものがあるだろうけど。
中途半端なCGと実写の混合がまたどうにもチープで、これだったら全編CGにしてしまった方が潔いのでは?
まあその場合もう「実写化」とは呼べないわけだけど。
「ジュノンスーパーボーイズ」出身の主演俳優(?)達に関してはコメントすらしたくない。
唯一巣食われたのはシレーヌ役の富永愛。素晴らしいスタイルに妖艶なシレーヌの衣装がとっても雰囲気があったのに、出番はほんの数分。
デビルマンと迫力ゼロの戦闘シーンを繰り広げて、尻切れトンボに退場。
この映画ここ以外にどこに金使う所があるんだ??
ボブ・サップに至っては演技以前に役作りする気すらないらしい。
あれで出演料いくらとってるんだろう??