通院中の患者様からお便りをいただきました

May 22 [Mon], 2017, 19:00
皆さま、こんにちは。
先日、当院に通院中の患者様からお便りをいただきました。
こちらのお手紙をスタッフ一同読ませていただき、全員で大変感銘を受けました。
ブログをお読みいただいている患者様にもぜひご紹介させていただきたく、ご本人の了承を得た上で掲載させていただきます。

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扇町レディースクリニック 院長先生、皆さまへ

いつもお世話になっております。
昨年2月より約1年通院させていただき、皆さまの温かい雰囲気と的確な診療・指導に日々、大変感謝しております。
第二子妊娠を希望しての通院ですが、残念ながらまだ良い結果を出すことができず正直、今後の治療を続けるか終了するか迷い答えを出せずにいます。
もちろん、第二子妊娠を希望する気持ちに変わりはなく貴院でお世話になりたい気持ちに変わりもなく、年齢的にお休みしている猶予はないのもわかっているのですが、意地にならず少し、数ヶ月冷静に考えてみたいと思います。
治療を再開する場合は良いのですが、治療を終了すると決めた場合は皆さまに御礼をお伝えする機会がないと思いお手紙を書かせていただきました。

私共は第一子も別の病院ではありますが、医療の力をお借りし授かる事ができました。
今回の通院もそちらの病院へということも考えましたが長男を連れての通院、一人の時とは違い電車の乗り換え等考え躊躇している時、友人から貴院のことを聞きHPを拝見し通院を決めました。治療を始めてからは皆さまの温かく爽やかな対応に私も長男も苦痛なく、、
通院でき、息子はまるで楽しい場所に行くかのように「てんて(せんせ)、てんて」と言って自転車に乗り(笑)私もその姿に癒され親子で穏やかな気持ちで通院させていただきました。

一度、受精卵が中々出来なかった時に涙してしまい。。。院長先生とのお話の後、別室で看護師さんにもお話をして頂きました。お忙しい中、ありがとうございました。
その日は順番待ちの際に息子の産まれてからの写真を携帯で見ており、ふと「兄弟を作ってあげられないかもしれないな。。」とガラにもなくおセンチな気持ちになり(笑)その後、診察の場になったので涙してしまいました。本当にすみません・・・
独身時、両親に守られながら好き勝手に生きてきて、好きな仕事をして年齢を考えず遅くに結婚し・・・皆さまのお力をお借りし第一子を授かり、、、現在も貴院の様な素敵な病院に巡り会い・・何の不満もなくて当たり前なのですが・・・欲が出てしまい「もう一人・・」「息子に兄弟を」という気持ちが拭い去れず、、お時間をとってしまいました。ごめんなさい。

受精卵が出来るまでお手数をおかけしましたが何とか、移植でき院長先生より「授かりますように・・」と手をあてていただき、ガーベラのイラスト入りのエコー写真を頂いたとき、なんとも言えない温かい気持ちになり、ほんわか幸せでした。。結果は残念ながら陰性でしたが、うまく言えませんが移植まで何とかできたことで落ち込みはありませんでした。
そして今、後ろ向きではなく、いろいろな面から相談し考える時間を持つことが出来ています。
結果はもちろん大事ですが、今自分が主人と息子との生活の事、仕事復帰の事、介護の事、冷静に考える時間を持つことが出来ていること。それは貴院で院長先生はじめ皆様に温かい想いを持って治療にあたっていただいたことで自分の気持ちの「満たされ感」があるからだと大変感謝しております。
また、今回第二子希望の治療を進めたことにより、体外受精を経験し小さな卵に必死になって向き合ってくださる培養士の方々とも少しお話させていただく機会があり。。。色々丁寧に受精卵についても教えてくださいました。そういった会話を通して命とか神秘的なものをさらに考えることができ、我が家を選んで産まれてきてくれた息子をより一層愛しく感じることができました。
そういった息子への思いもあり、今一度、冷静に今後について考え答えを出したいと思っています。やはりなんとしても年齢許す限り頑張りたいと思う気持ちが大きく治療をさせていただく際はどうぞ宜しくお願いいたします。
治療を終了することになっても諦めではなく、皆様の並々ならぬ努力のお力をお借りして授かった息子を社会にお返しするまで大切に大切に育てることをお約束します。
本当にありがとうございました。

貴院の益々のご発展と皆様のご活躍をお祈りしております。
たくさんの方に皆様の思いが伝わりガーベラの希望が叶いますように!!

H29年、3月  T.T

お便り、ありがとうございました。
スタッフ一同、Tさんのお手紙を読ませて頂き本当に心動かされ、涙を流しました。
思い切って体外受精に踏み切られその後もなかなか受精卵を得ることが出来ずしんどい気持ちをきっと抱えておられたと思います。
そんななか先生とのお話のあと、少しゆっくりと時間をとることが出来たのは本当に良かったです。
色々な思いを持って治療を続けていれば、どんな方でも涙をこぼしたくなったり自然と流れてしまうことがあるのは当然です。
どうか気になさらないでくださいね。

また、お手紙を読ませて頂いて、Tさんがお子様と一緒に通院してこられてくる風景が、まるで見ていたかのように頭の中に思い描かれました。
お子様にとっても、当院に来て頂くことが嫌なことではなく、楽しかったところであったこと、本当にうれしく思います。
日々、お子様と過ごされ、今後の事についても色々とお考えのことと思います。
一旦、治療の周期に入ってしまうと、なかなかTさんのように立ち止まって冷静に考えることは簡単なようですごく難しいことです。
ご自身できちんと気持ちを整理し、今回の選択をされたことは素晴らしいことと思います。
私たちスタッフは、どんな形であれ患者様が充分納得し、最終的に満足して頂ける結果を得られるよう支援できることが一番大切と考えています。
今後も何かあれば是非お力になりたいと思います。いつでもまたご連絡くださいね。

お手紙ありがとうございました。

扇町ARTレディースクリニック スタッフ一同 

男性不妊症検査のご案内

May 12 [Fri], 2017, 19:00
皆さまこんにちは
今回は当院で行っている男性不妊症検査についてご案内します

『不妊原因の約半分は男性因子である』ということは、以前から知られています。
男性不妊では、精子の数が少ない、またはいない、運動率が低い、奇形精子が多いといった造精機能(精子をつくる機能)に問題がある場合があり、これらは日常生活の中では気づかず、病院で検査して初めて明らかになることがほとんどです。
妊娠しにくい原因を探り、治療をすすめてゆくには、男性も検査を行うことが大切になります


○精液検査
精液中の精子の数を数えて、液量・精子濃度・運動率等を計算します
精子は精巣にあるもととなる細胞からつくられるのに、約3ヶ月かかります。その3か月の間に、ご主人にストレスがかかったり、インフルエンザなどで体調が悪かったりすると、精子の所見も悪くなります。採取時の気分や、採取場所によっても数値が異なる場合もあります。そのため、1回の検査では判断しにくく、複数回検査を受けていただくことをオススメしています。詳しくはラボ通信#3:精液検査をご覧ください。


○クルーガー検査(Kruger検査)
精子の形を詳しく調べます(精子正常形態率)
精液をスライドガラスに塗抹し染色します。染色された精子を顕微鏡で観察し、正常な形の精子がどのくらいの割合で存在しているか算出します。
検査基準値:4.0%以上が正常範囲(WHOマニュアルより)
精子の形が悪いと、子宮や卵管を通って卵子まで辿り着くことができなかったり、受精しにくくなったりする場合があります。また当院のデータでは、2.0%以下の場合は、人工授精での妊娠率が低下します。
詳しくはラボ通信#8:クルーガー検査をご覧ください。



○ハロスパーム検査(Halosperm)
精子の質を詳しく調べます(精子DNA断片化率)
精子を特殊な試薬に浸け、染色します。染色された精子を顕微鏡で観察し、質が悪い(DNAが断片化している)精子の割合を算出します。
検査基準値:15.0%以下が正常範囲
この値が高いと、受精卵の発育に影響したり、流産率が高くなる傾向があります。とくに30.0%以上の場合は、男性への治療をおすすめしています。
詳しくはラボ通信#11:ハロースパーム検査についてをご覧ください。


「自分にきちんと精子がいるか気になる・・・」
「濃度は問題ないと言われたけど、質の方は大丈夫なんだろうか?」
と気になる方もまずは医師までご相談ください。
検査の結果に応じて、治療のご提案や当院男性不妊症外来への紹介をさせていただきます。

以上が男性不妊症検査についてのご案内でした
ご質問や気になることがあれば、スタッフまでお気軽にどうぞ

第12回待ち時間調査結果報告

May 06 [Sat], 2017, 19:30
第12回待ち時間調査結果を報告させて頂きます

調査期間:2017年2月4日(土)〜2017年2月10日(金)
調査人数:183名


日本全国、病院に受診される際の「待ち時間」が長いことが、患者様の不満足要素となっています。
そのため、当院では待ち時間を少しでも短縮できるよう予約枠を調整し努力しております。





クリニック全体での平均滞在時間は82分でした。
最大滞在時間では3時間57分の方がいらっしゃいました。
待ち時間が長くなる方の背景には最も混み合う土曜日の時間帯に受診されており、
人工授精を受けられておりましたので待ち時間に加え検体の調整の時間も必要でした。




曜日別の滞在時間で比較しますと、土曜日と水曜日、木曜日が
待ち時間が比較的長く発生しておりました。
土曜日に関しては受診を希望される方が圧倒的に多く、通常の予約枠を超えてご予約をいただいている事や、
ご夫婦で来院される患者様も多くいらっしゃいますので、処置や検査の説明などに時間を要しているのも
待ち時間発生の要因の一つではないかと考えます。

木曜日に関しては、午前中のみの診療時間となっております。
限られた診療時間の中でも、受診時間が集中すると一時的に待ち時間が発生することもございます。
受診内容を分析しますと体外受精の説明に時間を要する方が数名、また同時刻に受診をご希望の初診の患者様が数名いらっしゃいましたので、水曜日同等の待ち時間が発生したと思われます。
「この日のこの時間しか受診できない」というご要望にお応えした結果、他の予約の患者様のお待ち時間を増やすことに繋がりましたので受診時間や受診内容を考慮してご予約を取らせていただくことが重要だと考えます。

当院では年に1度患者満足度調査を実施しており、
その結果多くの患者様が、「医院滞在時間90分以内」が理想と回答されております。
そこで医院全体で目標を掲げ、各部署で滞在時間を短縮できる方法などを提案し
取り組んで参りました。



全体の滞在時間を調査すると60%の患者様は90分以内にお帰いただいておりましたが、
前回の64%達成率と比較すると、今回は4%減少していました。




上図は、診療毎の平均滞在時間となってますので、ご受診の際の参考にしてくださいね


<こうのとり初診>
不妊治療をご希望の初回受診です。
医師による問診、診察、診察後の説明、看護師からの説明に約1時間15分は必要です。
ご来院時にご記入頂く問診票の記入時間やご主人様の採血、検査、検査結果待ち時間がある場合に滞在時間は影響を受けます。

<一般初診>
健診目的の方を始め、子宮内膜症、子宮筋腫等の手術相談など内容によって滞在時間は変動します。

<再診>
検査結果内容によっては、次回受診以降に必要な検査の説明など複雑なお話に時間を要する場合があります。
また、複雑な相談内容や治療段階におけるステップアップの相談のご希望が重なると診察開始時間が遅れ滞在時間が長くなる傾向があります。皆様にわかりやすく、ご納得頂ける説明をめざしておりますが、全体的な待ち時間を短縮するためにスライドを視聴して検査内容をご理解頂く工夫や、配布資料の充実を試みております。
医師と相談後、説明のスライドを見て頂きその後、看護師と相談されたり治療のコーディネートをご希望の場合はさらに待ち時間が延長する傾向があります。


<卵胞チェックのための超音波検査>
卵巣で卵の袋(卵胞)が育っているかのチェックを必要とする日が限定されるため、予約枠を超えて予約をお受けすることになりますので、待ち時間が発生することが多々あります。卵胞チェック後に注射、採血、看護師からの説明がある場合には滞在時間が長くなる傾向があります。


<人工授精>
ご主人様の精子検体の処理時間に1時間ほど時間が必要となります。
また、ご主人様が採精室のご使用を希望された場合には採取に要する時間に影響され滞在時間が長引く傾向があります。

<子宮鏡(日帰り手術)>
子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術、子宮鏡下粘膜下筋腫摘出術、子宮鏡下卵管通水術など、静脈麻酔下で行われる手術を指します。処置そのものは10分〜15分で終了しますが、手術開始前の準備時間と術後の安静時間も滞在時間に含みます。麻酔からの覚醒状態、安静時間が1時間〜2時間と個人差があり滞在時間に影響します。


今回の調査では、目標の滞在時間90分以内を60%の割合で達成しておりした。
4月から新たな診療体制の取り組みとして、予約料の導入を導入し予約調整に取り組んでおります。
今後も無理な予約の調整や当日希望の予約、また受診キャンセルの減少を図るなどしスムーズに診療が進むよう取り組んで参ります。
尚、当院では4月よりクリニックに来院されなくても、スマートフォンやご自宅のパソコンを使用し、医師と面談することが可能な遠隔診療が開始になりました。
来院までの時間や診察待ち時間を考慮すると大幅に待ち時間を軽減することができます。
ぜひご活用ください。
これからも、医療サービスの質を維持しながら、スタッフが一丸となり、
皆さまの医院滞在時間や待ち時間が短縮できるよう努めて参ります。

ご意見やご要望などございましたら、お気軽にお声掛け下さい

今後とも扇町ARTレディースクリニックを、よろしくお願い致します










妊活セミナーのご案内  〜できるだけ自然に近い妊娠をするために〜

April 21 [Fri], 2017, 18:44
みなさまこんにちは
寒暖の差が激しい毎日ですが、春のお花が青空に輝く季節になりましたね。


さて、今回は妊活セミナーのご案内です。
「できるだけ自然に妊娠して頂きたい」
そんな思いをこめて企画したセミナーです。
前回も大変好評で、当院に受診されていない患者様にもたくさん受講して頂きました。
その後、みなさん、受診予約をされて現在治療を頑張っていらっしゃいます。

「高度な治療ではなく、できるだけ低コストで自然に近い妊娠をしたい」
不妊治療をされる方は、みんなそう思ってますよね。
私達も、みなさんのお体の力を最大に引出すお手伝いをさせて頂き
できるだけ自然に近い妊娠をして頂きたいと思っています。

当院に受診された場合で、
最短で初診から2〜3回目の受診で妊娠される方が多くいらっしゃいます。
タイミング療法での妊娠です。
タイミング療法で時間がかかったとしても、
1年以内には妊娠されています。
年齢因子もありますので、
1年を待たずに人工授精にステップアップされる場合もあります。
その後、
体外受精にステップアップを必要とされる場合ももちろんあります。
しかし、実は多くの方が、
タイミング療法で妊娠できる力を持ってられるのだと思います。
排卵の時期を診察で見定めること、
尿排卵チェッカーで適切な排卵時期を捉えること、
基礎検査をしっかり行い大きな問題がないか
を明らかにして体の特徴や特性をつかむこと、
これらがしっかりできていれば
自然に妊娠するチャンスをつかみやすくなります。

是非、みなさんも自然に近い妊娠をトライし、
夢を叶えてください。

次回の妊活セミナーは

2017年5月13日(土) 
時間 15:30〜1時間程度
場所 扇町ARTレディースクリニック メインフロア
参加費無料です。
今回のトピックスは
「妊活に役立つサプリメントのお話」です!

定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
お早めにお申し込みください!

ぜひぜひ、お越しくださいね。

詳しくはこちらからご覧ください

お申し込みはこちらからお申し込み頂けます!

受精方法の選択について

March 31 [Fri], 2017, 16:30
みなさまこんにちは
今回は『受精方法』についてお話しさせていただきます
当院の場合、受精方法は採卵の当日に、患者様と胚培養士が相談して決定します。
「どんな方法があるのか」、「何を基準に決めたら良いのか」などに悩まれることは、初めての体外受精の時はもちろん、2回目以降の体外受精にチャレンジされる時でもあるかと思います。
受精方法の種類やそれぞれのメリットやデメリット、選択のポイントなどを知り、参考にしていただければと思います

@通常媒精法(体外受精、IVF)
卵子が入った培養皿に、調整した精子を入れ、数時間一緒に培養する受精方法です。培養している間に精子が卵子の中に入り受精が成立します。
質がよい元気な精子が多い場合に実施可能です(当院の基準は直進運動精子濃度:1000万/ml以上です)。
正常受精率:約60-70%
◆20組に1組のご夫婦の中には、卵子を通常媒精させても1個も受精しない場合があります(受精障害といいます)。


A顕微授精法(ICSI、IMSI)
顕微鏡下で観察しながら、卵子に細い針を刺し、直接1個の精子を注入する方法です。
精子数が少ない場合、運動率が低い場合(当院の基準は直進運動精子濃度:1000万/ml以下です)、また、通常媒精法で受精しない場合に実施します。
正常受精率:約80%
◆未熟な卵子には実施できないため、採卵した卵子の状態によっては、顕微授精が中止となる可能性があります。
◆顕微授精はオプションとなるため、別途費用がかかります。


BSplit-ICSI(スプリット-イクシー)法
卵子が複数個採卵できた場合に、通常媒精法と顕微授精法を併用する方法です。
例えば5個採卵できた場合、3個は通常媒精、残りの2個は顕微授精にするといった方法です。(間違えやすいのですが、1個の卵子に対して通常媒精と顕微授精の両方を行うものではありません)。
過去の精子の所見にとくに問題が見られなくても、受精障害は起こる可能性があります。念のために顕微授精を1〜2個しておくことで、受精障害によって卵子が全滅するリスクを避けることができます。
初めて体外受精を受けられる際には、この様に受精方法を分けて様子を見るのがお勧めです。


また、よくあるご質問として「受精方法の違いで妊娠率に差は出ますか?」というご質問をいただきます。
受精方法によって胚のグレードや妊娠率、生まれた児の性別や障害の有無に差はないとされています。

受精方法の決定のポイント
・不妊治療歴(過去にタイミングや人工授精で妊娠歴があるかどうか)
・過去の精子の所見(濃度・運動率・精子正常形態率・精子DNA断片化率)
・採卵当日に取れた卵子数
・採卵当日の精子の所見
・以前の体外受精での受精状況(通常媒精で受精が可能か)
・ご夫婦の希望(費用など)


受精方法については、採卵の処置を終えご帰宅される前に、採卵数と精子調整の結果をお伝えし、患者様のご希望をお伺いします。自分たちではどうやって決めれば良いのかわからない・・・という方も胚培養士と相談しながら決めてゆきますのでご安心ください
ご希望の患者様には、事前に胚培養士と個別に相談していただくことが可能ですのでお気軽にお申し出ください。

応援メッセージをいただきました#35

March 24 [Fri], 2017, 19:30
当院で治療を受けられ、無事に妊娠された患者様より、現在治療中の患者様への応援メッセージを頂きました。
是非、ご覧ください。

主人の転勤で関東から引っ越してきたのを機に、一昨年3月からお世話になりました。
関東でも2つの不妊治療専門病院に通院しましたが、なかなか結果が出ずどうしたらいいかわからなくなってしまう時も多々ありました。

元々生理不順がひどかったため、結婚後すぐに通院開始していました。
こちらの医院はとにかく初診の時の印象がよかったです。
待合室も非常に快適でした。
きれいだしコーヒーやお菓子などもあり待ち時間があまり苦になりませんでした。
そして先生が「なぜ妊娠しにくいのか?妊娠しにくい原因は何か?」など丁寧に説明して下さりました。
初診は主人と一緒に受診したのですが、2人とも好印象でした。
先生だけでなく、他のスタッフの方々も大変親切でした。
治療の費用説明も丁寧で有難かったです。←初診だけでなく毎回そうでした。

一昨年はタイミングや人工受精を4回やりましたが結果は出ませんでした。
ただ、以前の病院ではタイミングや人工受精にトライすることも無理(体外しかない)と言われていたので、トライできただけでも嬉しかったです。
もちろん結果が出ず落ち込みましたが、こちらの病院なら頑張れると思いました。
スタッフのみなさんのおかげです。
上手くいかない時は、美味しいもの(お酒やスイーツも)を思いっきり食べたり、友達と遊んだりして発散しました。
また主人と水泳に行くこと、月に数回のヨガもストレス発散となりました。

一昨年中に結果が出なかったため、昨年1〜3月は治療をお休みし(お休みもたまには必要です。)、4月に体外受精にトライしました。
体外受精にあたっても、採卵前後の身体ケアがとても丁寧でした。
身体へ負担が少ないように治療していただき大変感謝しています。
他医院で体外受精した時と比べ、本当に身体が楽でした。
もちろん治療方針や経過説明、費用説明も丁寧でした。
胚移植後にメッセージ付きの写真をいただけたのも嬉しかったです。

一回目の体外で上手くいったのは、皆様があたたかくリラックスした状態で挑戦できたからだと思います。
着床後も妊娠8週目まで診ていただき有難かったです。
着床後に不正出血が2回あり大変動揺しましたが緊急電話で対応して下さったり急な診察に対応して下さったり本当に助かりました。

結婚5年目、治療5年目に妊娠→出産できたのは本当にスタッフの皆様のおかげです。
上手くいかずつらい事もたくさんありましたが、こちらのスタッフのあたたかさに毎回癒やされ元気をもらえました。
本当にありがとうございました。

Y.Mさま

ご出産おめでとうございます。
育児で忙しい中、このような嬉しいお便りをいただきありがとうございました。横にはスヤスヤ眠られる息子さんがおられるのでしょうか。
Y.Mさまご家族の温かい空気がすぐそこに伝わってくるように感じます。

Y.Mさまが、初診で来院されたときのことは今でもしっかりと覚えています。
ご夫婦で来院され、明るい笑顔が印象的でした。
不妊治療において、ストレスが全くない状態というのはほぼ不可能だと思います。
そんな中、Y.Mさまは上手にストレスと付き合いながら治療をされていたのですね。
大変な通院の中でちょっとした楽しみをみつけるということ、簡単なことのように思えて実は難しいことです。

私たちは常に患者様の心を少しでも軽くすることができればいいなと思いながら皆様に接しています。
治療のことだけでなく、治療以外のお話も私たちはウェルカムです。
当クリニックに来るとホッとすることができる、重たかった気持ちが少しだけど軽くなった、などなどこのクリニックがそんな場になることを願って・・・。

Y.Mさまのメッセージを読み、このような思いを私たちも再認識することができたように思います。
素敵な応援メッセージをありがとうございました。

助産師
武矢 江美

仕事と不妊治療の両立は難しい??

March 10 [Fri], 2017, 19:00
皆様、こんにちは。
寒い日が続きますが、日差しはもう春ですね?
寒暖の差、花粉症など季節の変化でお身体壊されていませんか?

さて今日はお仕事と不妊治療の両立についてお話ししたいと思います。

不妊治療は月経の周期に合わせての通院が必要になるため、あらかじめ通院のスケジュールをつけにくいといった特性があります。
そのため、タイミング療法の方から体外受精をされている方まで誰しも1度は「次回は○○に来てください」と言われ、仕事の都合が・・・となった経験がある方も少なくないのではないのでしょうか?
有給を使うにしてもそんなにしょっちゅうは無理だし、いくら理解のある上司とは言え、・・・と悩んでしまいますね。
そんな悩みを抱えながらの不妊治療、本当に大変だと思います。
このような壁にぶつかったとき、どんな選択肢があるのかな、と少し考えてみました。

1.職場に相談

思い切って職場の方に不妊治療をしていることを話してみませんか?
意外と話してみると理解してくれ気持ち的にも楽になるかもしれません。
厚労省は事業者向けに不妊治療をされている方への理解を求めるためのリーフレットを作成しています。
治療についてのお休みや時短休暇が必要な際、このようなリーフレットを活用されてもいいかもしれませんね。

リーフレットを見るにはこちらから

2.病院に相談
どうしてもお仕事の都合で受診できない日がわかっている場合は、あらかじめお伝えください。
受診のスケジュールを調整できることもあります。ただ受診できない日ばかりになってしまうと、検査や治療がうまくいかない場合もあるので、注意してくださいね。

3.職場を変える

どうしても両立が難しいと感じたときは職場を変えるのも選択肢の一つです。
時間の融通が利く職場を探してみるのもいいかもしれません。

4.通いやすい病院をさがす
私たちもつねに患者さまが通院しやすいように努力をさせていただいているつもりですが、どうしても難しい場合もあります。
そんなときは転院を考えるのも一つかもしれません。
診療時間やアクセスなど様々な視点で考えてくださいね。

仕事を辞める、という選択もありますが辞める選択は最後にした方がいいかもしれません。
もちろんお仕事自体がストレスになっているのであれば違いますが、不妊治療の専念ためだけに仕事を辞める選択をするときには様々なことをよく考えてからにする必要があると思います。不妊治療はお金がかかりますので、費用面のこと、またどうしても授かることができなかった場合のことなどなど。

一番大事なことはストレスと上手につきあいながら、治療を続けられること。
私たちスタッフも通院されてる方々が少しでも気持ちよく通院できるよう、常に試行錯誤しています。

どうかお一人で悩まず、いつでも私たちスタッフに相談してくださいね。

体外受精の費用・プランのご案内

March 03 [Fri], 2017, 15:00

皆様、こんにちは
体外受精というと治療にかかる費用と、受診に要する時間が大きいイメージがありませんか

当院では、そんな皆様のご不安とご負担を軽減し、治療を受けて頂きやすいプランを準備しております。
皆様個々の卵巣機能を最大に発揮させ、適切な薬剤の選択と投薬量の調整、必要最小限の受診設定と丁寧な診察、
そして副作用を予防する安全かつ高度な治療提供を実現できるよう工夫しました。
不妊治療助成金≪1回15万円(初回は30万円)もしくは7万5千円≫の助成制度や医療費控除を利用して頂き
ご負担金をさらに軽減して治療を受けて頂けます。

今回は『IVFライトプラン』『するっと会計』のご案内をさせていただきますね



IVFライトプラン

IVFライトプランとは、下記の治療すべてを定額194,000円(税別)で受けていただけるプランになります。

・卵巣刺激への診察、検査(超音波およびホルモン検査)
・採卵までの投薬:内服および注射による卵巣刺激、自然排卵の抑制、採卵前の卵子成熟、子宮内膜の発育補助
・採卵(麻酔、採卵機材および手技)
・卵子・精子の調整と通常媒精、受精の確認
・採卵翌日の受精確認、受精から採卵3日後までの胚培養

・当プランには顕微授精、胚移植、追加手技、胚凍結の費用は含まれておりません。
・顕微授精の実施には通常費用が追加されます。また投薬の種類や使用量が規定以外または上限量を上回る場合には、
 追加費用が発生する場合があります。胚移植時には採卵後の投薬費用および黄体期ホルモン治療の費用および
 胚移植の費用が必要となります。


IVFライトプランを利用する事により、通常料金で計算した場合と比較すると
約6万2000円の費用を軽減する事が出来ます。





するっと会計&「ハッピー35」制度

するっと会計とは、体外受精の平均費用の2/3 (25万円税別)を前納いただき
治療中は受診後の会計をすることなく(するっと)ご帰宅いただける制度です。
メリットとして、
窓口での会計と予約指定での待ち時間がスキップできます。
指定口座へのお振り込みなら、3,000円分をディスカウントします。

精算について
・実際にかかった治療費が前納金を超えた場合
  規定期日に合計治療費用と前納金の差額を窓口にてお支払いいただきます。
・実際の治療費が前納金を下回る場合
  規定期日に合計治療費用と前納金の差額を振込にて返金いたします。(振込手数料は患者様のご負担となります)

ARTでは顕微授精などの生殖補助技術の実施が多いほど、治療の費用もかさみます。
当院では、採卵、受精、顕微鏡下手技、胚移植、受精卵の凍結など1治療周期での生殖補助技術の費用において
合計39万円を超える部分を半額に減額する制度も設けています。(「ハッピー35」制度)

IVFライトプラン・するっと会計・不妊治療助成制度をうまく併用し
少しでも体外受精の費用を軽減してくださいね


費用についてのご質問、ご相談は受付までお声かけください

第8回満足度調査結果報告

February 10 [Fri], 2017, 12:30
第8回満足度調査のご報告

調査期間:平成28年10月1日〜平成28年10月8日
調査にご協力いただいた患者様数:100名様


〜当院にご通院のみなさまへ〜

日頃より、扇町ARTレディースクリニックにご信任いただきありがとうございます。
また、治療におけるみなさまのご理解とご協力に、職員一同感謝申し上げます。
この度、ご通院のみなさまのお声を直接お聞かせいただきたく事を目的に、第8回満足度調査を実施致しました。
たくさんの貴重なご意見や当院スタッフへの応援メッセージをお聞かせいただきました。
ご協力ありがとうございました。
みなさまのお声を全職員で共有し、
「一人でも多くの患者様に、気持ち良くご通院いただきたい。」
「患者様に納得した治療を継続していただきたい。」
皆様の思いを改めて確認致しました。

全職員が真摯に調査結果を受け止め、改善に努めて参ります。
以下に調査結果概要のご報告、および各部門職員からのご挨拶をさせて頂きます。


〜調査結果概要〜




回答頂いた患者様の年齢をグラフに示しました。
前回調査と比較し31歳から35歳の年齢層の割合が減少、36歳から40歳、41歳から45歳の年齢層の割合が若干増えておりました。
また、今回の調査でも、前回同様10%弱の20代後半の年齢層の方もいらっしゃいました。



医院全体の満足度に関する質問結果のグラフです。
全ての項目に対して前回同様、高い評価をいただいております。


満足度の高かった項目TOP3

1位 院内の清潔さ
2位 身だしなみ(受付)  
3位 待合室の快適さ


院内の清潔さについて、高い評価をいただき大変うれしく思います。
これからも患者様に快適に待ち時間お過ごしいただけるよう環境整備に努めていきます。

満足度の低かった項目TOP3
1位 診察までの待ち時間
2位 医師が診察する時間
3位 希望通りの予約


診察までの待ち時間については、待合環境を整えたりや予約枠の調整を計るなどして今後も努力を続けてまいります。
土曜日や時間帯によっては待ち時間が長く発生する場合があります。
その為、比較的すいてる予約枠のご案内をさせていただく場合もございます。
早めにご予約のご連絡をいただけると比較的、スムーズに予約枠のご案内が可能です。

〜患者様より寄せられた応援メッセージ〜


・いつも気持ちの良い対応です。いろいろ大変ですがこれからもがんばって下さい。
・いつも気持ち良く通わせて頂いています。ありがとうございます。
 キッズルームでも、とても良くして頂いています。
 子どもがいる身としては自分はさておき子どもが気がかりでしたので、その不安がなく感謝しています。
・いつも心良い対応に感謝していますありがとうございます
・いつも丁寧に迅速に笑顔で対応して頂いてありがとうございます。
・お世話になっています。よろしくお願いします。
・私は不妊治療ではなく、子宮頸がんでお世話になっていますが、
 手術の際も先生や看護師さんがとてもていねいで感謝しております。
 嬉しかったです。受付の方もいつも優しく、今後、不妊治療が必要な時は、お願いしようと思っています。
・質の高いサービスをして頂いてます。
 前に少し質が悪くなったと思った時期もありましたが、現在は改善されていてとても満足しています。
 ありがとうございます。


〜各部署からのご挨拶〜


《院長より》
この度は、第8回満足度調査にご協力を頂きありがとうございます。
毎年、皆様には貴重な意見を頂き感謝しております。
患者様の立場に立って考え行ったことが、実際患者様にとって利益になっているのか、満足につながっているのか、は患者様の声を聞かなければ評価できないところもたくさんあります。
今後も患者様の声をしっかりとうけとめながら、より満足頂ける医療サービスを提供したいと考えております。
高度な技術の保持及び向上、より高い品質の医療、精度の高い検査の提供を心がけると同時に、患者様に有益な情報提供と説明を心がけたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。


《看護部より》
この度は貴重なご意見をたくさんいただき、ありがとうございました。
今回の満足度調査の結果を受けて、看護部では次のように振り返りました。
待ち時間の短縮のための取り組みとしては、引き続き説明媒体(パソコン)の活用や説明、採血処置の時間を利用した同時会計処理、診療が円滑にすすむような予約調整などを実施してゆきたいと思います。
予約の際には、事前に混み合う時間帯や待ち時間の目安をアナウンスすることで、待ち時間による苦痛の軽減をはかりたいと思います。待ち時間に対する意識を常に持ち、心地よく治療を受けていただけるように努力してゆきたいと思います。
また、患者様とのコミュニケーションを通し、治療への理解状況や抱えている悩みを理解し、必要な説明や相談への対応を行うことで、患者様が納得して治療を受けられるようにも努めてゆきたいと思います。
また、患者様の方からも声を掛けて頂きやすいような雰囲気を作っていけるように努力してゆこうと思います。
今後とも、当院に来てよかったと思っていただけるようなクリニックにできますよう精進して参りたいと思います。
ご意見ございましたら、いつでもお申し付けください。よろしくお願いいたします。


《受付事務員より》

この度は満足度調査にご協力いただきありがとうございました。
受付事務部門の項目では、全体的に高評価をいただき、スタッフ一同大変嬉しく思っております。引き続き患者様に安心して通院していただけるよう、待合環境の整備やスタッフの医療接遇の向上を目標に取り組んでゆきたいと考えております。気になる点やご意見などがあれば、スタッフまでお気軽にお声がけください。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

≪ラボスタッフより≫
この度は満足度調査にご協力いただきありがとうございました。
昨年の培養部門は、タイムラプスインキュベーターの導入やレーザーを用いた孵化補助など、生殖補助技術の充実に力を入れてまいりました。
今後も引き続きスタッフの技術の向上に励み、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、培養部門一同努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

《鍼灸師より》
この度は満足度調査にご協力いただき、また鍼灸部にご意見をいただきありがとうございました。
鍼灸では、施術に関しての項目について、前回調査より高い評価をいただくことができました。
また、鍼灸師に対して、励みとなるコメントもいただき、大変うれしく思っております。
今後もより高い満足度を目指すために、患者様のステップ・状態に合わせた豊富な新コースの導入しております。また、一人でも多くの方に鍼灸の魅力をお伝えできるよう、初めての方にもわかりやすい鍼灸案内のパンフレットもご用意致しました。ぜひ一度ご覧ください。
鍼灸施術が患者様お一人お一人に、心も体もリラックスして頂ける時間となるように、今後とも努力して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。


以上が、第8回患者満足度調査のご報告となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも、扇町ARTースクリニックをご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます




ラボツアーのご案内

January 27 [Fri], 2017, 13:30
皆さまこんにちは
ラボツアーについてご案内いたします。

当院は毎月『体外受精セミナー』、『栄養・遺伝セミナー』を開催しております。
体外受精セミナー終了後にはご希望の方へ“ラボツアー(培養室・検査室見学会)”を実施しております。

◆ラボツアーとは◆
普段患者様は入室できない培養室と検査室をご覧頂こうというものです。
培養室・検査室は、ご夫婦から卵子や精子をお預かりし、受精・培養など色々な処理をするお部屋です。

   どのような場所でどんなことをしているんだろう

   胚培養士や検査技師ってどんな人なんだろう

   安全管理ってどうなっているんだろう

知ることで、安心して治療を受けて頂けるのではないでしょうか
室内の見学だけでなく、顕微鏡を用いて実際に動いている精子の観察などもしていただけます



◆参加ご希望の方◆
体外受精セミナーで来院された際、受付スタッフから、
「検査室・培養室の見学をご希望なさいますか?」
と伺いますので、お申し出ください
ラボツアーの所要時間はセミナー終了後から15〜20分、参加は無料となります。

  培養室・検査室では清潔を保つため、入室の際に上履きへの履き替え、手の消毒等のご協力をお願いしております。
  『栄養・遺伝セミナー』の際はラボツアーは実施しておりません。

体外受精セミナーにご参加の際は、是非、培養室・検査室にもお立ち寄りください。皆様のお越しをお待ち申し上げております

応援メッセージを頂きました#34

January 20 [Fri], 2017, 8:00
当院で治療を受けられ、無事に妊娠された患者様より、現在治療中の患者様への応援メッセージを頂きました。
是非、ご覧ください。



扇町レディースクリニック様

今回の妊娠に至るまで、私は約2年間治療をしてきました。
クリニックに通うのは苦ではなく、美容室に行くような感覚でした。
それはきっと、院内がとてもきめ細かいサービスで、清潔感や季節の飾りつけなど、少しでも私達患者がリラックスできる空間を考えていただいてたからだと思います。
「もし、このクリニックで妊娠する事ができなかったとしても、納得いって治療を終えれる」といつも思っておりました。

朝倉先生は穏やかでとても信頼していました。
私が自分で自分の周期やタイミング等をわかっているつもりでも。先生の方が私の事をわかっていてくれました。

「絶対こうしなければいけない」、「妊娠しなければいけない」という考えは一切持たない様にしました。

移植が陰性の時も、余計な事は考えないようにし、無になる事を頑張りました。
陰性判定の出たクリニックの帰りには、我慢していたビールを梅田で昼から飲んだりして、楽しむようにしていました
。妊娠する事だけが全てではないと、今も思っています。
そういう考えがストレスを溜める事がなかった理由だと思います。

自分の努力ではなく、先生やスタッフ、家族のおかげで出産する事ができました。
本当に本当に扇町レディースクリニックのスタッフの方には感謝しています。
当時の受付の方(名前はわかりません)も、一緒に一喜一憂してくださり、とても嬉しかったです。

現在治療中の方に伝えたいのは、「自分の考え方しだいで辛くも楽にもなる、思いつめないでほしい」という事です。
痛いこともいっぱいありますが、一つ一つ乗り越えて、ひとりでも多くの方にいい事がありますよう心から願っています。
自分の納得のいくクリニックに出会えた事は私にとってとても幸せだなぁと思っています。
本当にありがとうございました。
また第2子の治療でお世話になると思います。その時も、楽しみながら治療を頑張りたいと思います。
朝倉先生、ありがとうございました。

ステキな応援メッセージを頂きありがとうございます。
2年間という月日は、振り返ればあっという間に過ぎた時間だったと思いますが、一生懸命歩いているときには終わりの見えない、長い長い道のりだったと思います。
その長い道のりで、ストレスをためない対処法を上手く取り入れられて、見事に夢を叶えられましたよね。
本当に、本当にお疲れ様でした。
帰りに梅田でビールを飲んで自分にご褒美をあげられていたんですね。
とても良い発想だと思います。

「絶対に〜であらねばならない」
と思わない様にすること、これはとても重要なことだと思います。
私達は小さい頃から色々な「〜でなければならない」に縛られて生きていることが多いので、無意識にそう考えていることって、ありますよね。
心理学的にはこれらを「禁止令」と言いますが、禁止令から自分を解放することで、気持ちの持ち方や考え方、未来の光の見え方が変わったりします。

「妊娠することだけが全てではない」ということ、確かにそうですよね。
子供のいない人生は幸せではないのか? 
決してそんなことはありませんものね。

「幸せ」は自分がどう感じるか、であって、子供の「いる」「いない」の状況ではないようです。
「幸せ」は、自分が実行しようと思った治療を「理解・納得」し、「取り組み」、その結果「満足」したときに「幸せだ」と感じるのだと思います。
ですから、たとえ、子供が授からなかったとしても、納得して取り組んだ過程に満足していれば「幸せ」を感じることができるんだと思います。

「自分の考え方次第で辛くも楽にもなる、思いつめないで欲しい」
ステキな応援メッセージをありがとうございます。
この言葉に多くの人が心を打たれ、励みになることと思います。

また、第2子をご希望の際には、第1子の治療とは違う楽しみ方でいらしてください。
お会いできる日を楽しみにしています。
ステキなメッセージを頂きありがとうございました。

不妊症看護認定看護師
西尾京子

培養環境の管理〜クオリティーコントロールについて〜

January 13 [Fri], 2017, 19:30
皆さまこんにちは
今回は培養室の管理についてお話しさせていただきます


患者様からお預かりした受精卵は、再び移植する時まで培養室で大切にお育てしています
受精卵を体外で育てる場合、培養環境の維持がポイントとなってきます
わずかな環境の変化でも、受精卵にとってはストレスになってしまいますので、培養に最適な環境が毎日保たれているかしっかり管理をさせていただいております

培養室の温度・湿度のチェック
夏場・冬場でも培養室の温度・湿度は一定に保たれています。
培養液を保管する冷蔵庫のチェック
温度の変動は培養液の品質に影響があるため、毎日一定に保たれているかチェックを行います。
培養器内の温度・ガス濃度のチェック
受精卵を育てる場所です。培養器内は体内(子宮内)の環境に近くなるよう、温度やガス濃度を調整してあります。受精卵の居心地のいい環境は、私達が生活しているような環境とはガスの濃度が全く違うのです。毎日のチェックはもちろん、温度やガス濃度に異常があれば培養器からアラームが鳴るなど、最も厳重に管理されています。
ボンベ室のチェック
培養器のガスはボンベ室から送られています。ガスの残量には十分注意を払います。


ご夫婦からお預かりした大切な受精卵ですので、いつでも万全の体制で培養できるよう管理しております
ご質問や気になることがあれば胚培養士・臨床検査技師までお気軽にどうぞ

応援メッセージを頂きました#33

January 07 [Sat], 2017, 17:00
みなさま
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します


当院で治療を受けられ、無事に妊娠・出産を終えられた患者様より、現在治療中の患者様への応援メッセージを頂きました。
ぜひ、ご覧ください。


年齢的にも、妊娠を急いでいたので、自分達の判断だけでは自然に妊娠するのは難しいと思い、不妊治療を行おうと、こちらのレディースクリニックに通いました。


※写真はイメージです
当院twitter「扇町花子さんのママへの道」より抜粋

不妊治療院に対するイメージとは違い、明るくおちつける空間で行くといつもリラックスでき、スタッフの皆さんの対応もとても気配りの行き届いたもので、待ち時間がいつもあっても、用意されていた雑誌を読んだり、コーヒーやお菓子を頂いたりしながら楽しく過ごすことができました。
クラゲの水槽を見ているのも楽しかったです。
こちらのクリニックに通っていなかったら、もう少し妊婦になるまで、時間がかかっていたんだと思います。

今は無事に赤ちゃんも生まれてくれて本当に可愛くて可愛くて幸せです。
私達は、わりと早く妊婦になる事ができましたが、辛く時間のかかる方々もたくさんいらっしゃると思います。
どうか・・・夫婦仲良く、楽しく頑張って頂きたいと思います。

ご出産、おめでとうございます。
無事に赤ちゃんが生まれ、かわいいいと感じる幸せな毎日をすごされているとのお便りに職員一同、とても喜んでおります。
「年齢的にも急いだ方が良い」と判断されたことやすぐに行動に移されたことが、ご自身の可能性を広げられたんだと思います。

誰しも
「自分は不妊ではない」と思いたい。
「そのうち自然にできるだろう」
と信じたいですよね。

「急がないといけない年齢かも・・・」
と考えられ、行動されたことがチャンスだったのだと思います。

院内でもリラックスして頂けたとのお言葉、大変嬉しく思います。
私達は、私達のできる範囲の環境整備しかできておりませんが、
その環境の中でご自身で緊張がほぐれるように工夫されて、上手くリラックスを取り入れて頂けたのならとても嬉しいです。

比較的早く妊娠されたと言えども、そこに苦労や苦しみ、悲しみがなかった訳ではないと思います。
短い時間ではありましたが、一気に自分にのしかかってくるプレッシャーや巻き戻しのできない「年齢」への悔やみ、焦り、はかりしれない不安、など色々とありましたよね。

頂いた応援メッセージにあるように
それらの苦難を「夫婦仲良く」で乗り越えられたからこそ、今の幸せがあるのだと思いますよ。
本当にお疲れ様でした。
これからは新しい家族構成で今までにない忙しくて、そして充実した毎日を過ごしてください。
2人目が欲しい時には、育児が一段落したら早めに相談にきてくださいね。
一人目の妊娠が高齢だった場合は、2人目は少し早めの受診の方が良いことが多いです。
ステキなメッセージを頂きありがとうございました。

不妊症看護認定看護師
西尾 京子

※当院では、随時不妊相談、治療のコーディネートを行っております。
ご希望の方は
yoyaku@OLC.ne.jpにご連絡ください。
ご来院にて相談させて頂ける日程を提案させていただきます。

着床不全で悩まないで! 〜内膜スクラッチ法〜

December 28 [Wed], 2016, 16:18
体外受精で、卵の質がよくて特別に原因もないのに、「繰り返し着床に失敗する」人がいらっしゃいます。
受精卵もOK! 内膜もOK!と妊娠への期待が膨らむのに、妊娠しない、、、
そんな時には「何が悪いの? 何が原因?」とうまくいかない状況に腹立たしささえ感じますよね。

今回は、着床が上手くいかずに悩まれている方(反復着床不全)に「こんな方法もあるんだな〜」と希望を持って頂けるように「内膜スクラッチ法」について記事にしてみました。

2003年、米国のBarash医師が「前もって子宮内膜に小さな傷をつけておくと、体外受精の妊娠率がよくなる」という論文を発表しました。

子宮内膜に傷をつけるとは?

実際にどんなことをするかというと、子宮内膜の生検(組織の一部をとって病理検査をすること。子宮体癌検査など)をしたり、体外受精の前に子宮鏡検査を行って子宮内の異常の有無を観察したりなどという、「子宮の中が少し傷つくような操作」を意図的に行うということです。

まだ一般的な処置ではないので、単に内膜生検(biopsy)と書かれたり、内膜スクラッチ(scratch)とか内膜スクレイピング(scraping)と書かれたりもしています。

実際のところ、どれくらい効果があるのでしょう?
2012年に参加者計2062名、7つの研究結果をまとめて評価した論文によると、原因不明で「繰り返し着床に失敗する」人に対して内膜スクラッチなどを行った場合は、そうでない場合に比べて70%以上も妊娠しやすくなる(臨床的妊娠)と結論されました。
また、スクラッチの方が子宮鏡検査よりも2倍も妊娠しやすいという結果です。
実際に一般的な治療として認めるためにはさらに大規模な研究結果を待たなければいけませんが、2016年7月、欧州生殖医学会(ESHRE)は、タイミング・人工授精後の内膜スクラッチ法にての臨床的妊娠率、出産率がそれぞれ、1.9倍、2.3倍向上したと発表しました。

いつ処置をすればよいのでしょう?
体外受精を行うために排卵刺激を行う前の周期の黄体期(月経後半の基礎体温が高くなる時期)に1回内膜スクラッチを行うことが多いようですが、刺激前の黄体期と刺激周期の卵胞期(月経周期の前半)の両方で行うこともあります。
逆に採卵日に内膜スクラッチを行うと妊娠率は悪くなるという報告があります。

内膜スクラッチでなぜ妊娠しやすくなるのでしょうか?
はっきり言えばよくわかっていません。
排卵後、卵管内で受精が成立し、受精卵は分割しながら卵管内を進み子宮に到達します。この受精後、5日間ほどの僅かな間に子宮内膜側に受精卵の受け入れ体制がうまくできていないと妊娠は成立しないのです。
そして、前もって子宮内膜に傷がつけられると、内膜修復の過程に出るさまざまな因子によって内膜が着床に適した状態になるのだという考えがあります。

以前は、不妊症検査の一部として子宮内膜日付診という組織検査を行うことがよくあったようですが、最近では既にほとんど行われていませんでした。子宮内膜日付診というのは月経周期の黄体期(周期の後半)に子宮内膜を一部採取して組織検査をするという、いわゆる生検(biopsy)です。
ただし、内膜組織を調べても着床のし易さが判断できるとは限りません。

当院では、繰り返し受精卵が着床しない場合には、内膜スクラッチ法をお勧めしています。
通常、この検査は妊娠している可能性が低い周期に単に検査として行います
数分の処置で終了し、特に麻酔や痛み止めは使う必要がありません。

いかがでしたか?

着床が上手くいかない場合の対処方法は他にもありますが、今回は内膜スクラッチ法について説明させて頂きました。

ご相談は医師、看護師にお声かけくださいね。

妊娠できる力を引出そう! 〜あなたの内なる力が目覚める時〜

December 22 [Thu], 2016, 12:00
「妊娠するために普段から何に注意しておいたらいいですか?」
「普段から、何を食べていたらいいですか?」

不妊相談ではよく頂くご質問です。

みなさんは、雑誌やネットの情報で色々な体にいいこと、卵巣や子宮にいいことを日常生活に取り入れて頑張ってられますよね。

例えば、若返りのビタミンCをしっかり摂ったり、細胞を強くするビタミンEをサプリメントで補ったり、、
亜鉛の摂取も重要ですよね

また、体の循環を保って卵巣にしっかり血液が通うように
半身浴を心がけたり、ショウガなど体が温まる食べ物を摂ったり、、

体が冷えるような小麦中心の食事を控えたり、体を冷やさない飲み物に切り替えたり、という日常からの努力も大事ですよね。

当院では、鍼灸治療も取り入れて、卵巣にしっかり血液が流れるようにケアをさせて頂くことも行っています。
鍼灸治療は、体の循環を整えるだけではなく、体に貯まった老廃物を体外に出せるように整えたり、体本来のもつ免疫機能や回復する能力を取り戻すことも助けてくれます。
なかなか、鍼灸治療に通うことができないな〜という方は、お家でツボを押したり、お灸をしたりすることでも、効果が得られたりしますよ。

また、当院では栄養指導や栄養セミナーを行い食事のこと、妊娠しやすい健康な体作りをお勧めしています。
前回も少し触れましたが、健康な体作りはなぜ妊活に必要なのでしょうか?

わかりますか?

その理由のひとつに
副作用を伴うような過剰な医療をせず、できるだけ自分の持つ体の能力を使って自然に近い妊娠をして欲しいと願うからです。
卵巣にたくさんのお薬を使って、副作用で入院するようなことがあってはならないんですよね。
でも、治療を受けられる患者様のお体の状態によっては、副作用を起こさないように注意して治療をしていても、入院加療した方がよい場合もあります。
必ずしも、副作用が発生した場合は過剰医療か?というと決してそうではありませんが、
お体が健康で、卵巣の状態も良く、少量のお薬で副作用を回避しながら治療を受けれたらいいな〜
と私達は願っています。


当院で行っている全ての治療、ケアの根本的な考え方は
「患者様の持てる力を最大に発揮し、生命力の消耗を最小に整えること」
という考えに基づいて展開しています。

患者様の「持てる力」って何でしょうか?
不妊治療で簡単に言えば「妊娠できる力」と言えるかもしれません。
・卵(精子)を作る力
・排卵する力
・受精能力を発揮できる卵(精子)を作る力
・着床できる子宮内膜を作る力
・妊娠を維持する力
・赤ちゃんを産む力
・赤ちゃんを育てる力

他にも思いつくこと、ありませんか?

人間は本来、自然に妊娠して産む力を持っています。
でも、社会の変化で便利になった反面、体に害を及ぼすものがたくさん生活の中に入り込み、日常的にそれに気づかずに毎日を過ごし、体の機能が低下してしまっている私達がいます。
これらの体の機能低下は卵や精子を作る力や受精する力を低下させることもつながります。
食品添加物や農薬、防腐剤や消毒のための薬剤、酸化した油、加工食品、電磁波、排気ガス・・・・
言い出したら切りが無いくらいの害が生活の中にたくさんあります。
でも、それらを排除することはできず、また、それらに頼っている私達も実際に存在し、それらがなくてはこの時代を生きることはできないのも事実なんです。
例えば、電磁波をたくだん出している携帯電話やテレビ、電子レンジや冷蔵庫が体に悪いからって生活から排除できませんよね〜

それならば、それらの「便利で役にたつもの」と共存し、それらの害に打ち勝てるような健康な体をつくれば良いわけです。
体に影響を及ぼす物に取り囲まれて生活しながら、食材の選択や摂取方法を間違い、体がどんどん弱っていくと体の機能は低下していく一方なのです。

例え、体が少々の害を受けて機能が低下しても、少しの医療の手助けで、体が本来持ち合わせている「力」を発揮して妊娠に近づくことはできます。
でも、体が健康であればあるほど、お薬に反応する力も出てきますし、医療介入も少なくて済むんですよね。
結局体が健康であれば、短期間で体にも金銭的にも負担の少ない治療で妊娠に近づけることができるのです。

色々な条件が重なり積極的な治療を必要とする場合や、高度な医療を必要とする患者様もたくさんいらっしゃいます。

「高度な医療だから、たくさんのお金を使って、たくさんの薬を使わなければならないの?」
と聞かれればその答えは

「NO!」です。

例え高度な治療を受けられる場合でも、体の健康度が高く、その方のお体の持つ機能が充分に発揮される状態になっていれば、少量のお薬の使用で体は反応してくれるので、必然的に副作用も少なくなると言えます。

「生命力の消耗を最小にする」
この一文は少し理解が難しいかもしれませんが、
例えば、不妊治療においては
・体の負担を生じないように副作用を回避する治療をする。
・負担が伴う場合でもそれが最小になるような治療をする
ということがひとつ言えるかもしれません。

「生命力の消耗を最小にする」については、まだまだお話ししたいこと、みなさんにお聞かせしたいことがたくさんありますが、
今回、お話しするととても長くなりますので
また別の機会にお話させて頂きますね。

自然妊娠に近いタイミング療法や人工授精の段階でも、体外受精の様に高度な治療を受けられる場合でも
皆さんのお体は健康で、体を構成する全ての細胞が活き活きと輝き、体が本来発揮する力を持ち備えている状態で有って欲しいと願っています。

そのためには
「正しい食事」をしてください。
そして、
「睡眠」をしっかりととってください
もう一つは、毎日、少しでいいです。 体が少し汗ばむ程の
「運動」をしてください。

これらのうちの睡眠と運動は今日からでもできますよ。
是非、実行してくださいね。
「正しい食事」については今後も少しずつ体の健康のお話に交えながら連載でお伝えしてゆきたいと思っています。

「患者様の持てる力を最大に発揮する。 生命力の消耗を最小に整える」
実はこの言葉
あの、有名な「ナイチンゲール」の言葉なんです。

ナイチンゲールはクリミア戦争で多くの負傷した戦士を手厚くケアしたことで有名ですが、実は、ナイチンゲールが行ったケアの根本は、傷ついた戦士たちの自然治癒力(体の本来持ち合わせる回復力)を引出すための環境整備(空気の質、温度、清潔)と睡眠(眠る時間、活動と睡眠のバランス、安楽)、栄養(回復力を妨げず促進するための食の種類と質、水分出納)、活動(動静)の管理を徹底して行ったと言われています。

私達は、皆さんの体に備わった自然治癒力、本来持ち合わせている力を最大に引出し、持てる力、妊娠できる力を最大に発揮できるように応援してゆきます!

「妊娠できる力を引出そう!」
この後も、楽しみにしておいてくださいね。

不妊症看護認定看護師
西尾京子

妊娠しやすい体作りへの近道とは?

December 15 [Thu], 2016, 19:00
不妊治療を始めて、「すぐに妊娠する人」と「なかなか妊娠しない人」がいます。
排卵日をしっかり見定めて、タイミング療法をしたり、人工授精を行ったりしているのにどうして妊娠しないのか?
何か大きな原因があるのかな?って心配になりますよね。

私達は毎日、毎日、色々な受精卵を見ることができます。
透明でプリップリしていて、生命力があふれ輝いているような受精卵から、変性してしまい生命力を感じることができない受精卵まで、様々な質の段階があります。

これらの受精卵の質の違い、何が原因だと思いますか?
原因には色々あると思いますが、そのうちのひとつに、体が健康かどうか、体を構成する細胞一つ一つにきちんと酸素や栄養が運ばれていて、酸化ストレスを受けていないか?ということが指摘されています。

仕事が忙しくて外食が増えたり、睡眠不足が続き体に疲れを感じ始めた時に、お肌の状態が悪くなったり、目の下のクマが気になったりすることがありますよね。
体の中に疲れの物質がたくさんたまり、循環が悪くなると体が本来排出するはずだった老廃物が体内に貯まってしまい体が酸化しやすくなります。
卵も精子も体の細胞の一部ですから、体に酸化した血液が流れているとその酸化ストレスを受けて質がわるくなってしまうんですよね。

体が酸化するってどういうことかわかりますか?
簡単に言えば体がサビる、ということです。
体がサビてくると、細胞は弱くなり壊れやすくなったり病気を引き起こしやすい状態に変わっていきます。
例えば、血管がサビると動脈硬化を引き起こすと言われています。

体がサビると顔色が悪くなったり、冷えて手先や足先が冷たくなる、という症状を感じる方もいらっしゃいます。
また、便秘したり、体に湿疹が出る、かゆみを感じる、といった症状で現れる場合もあります。
このような症状を自覚することなく、徐々に体のあらゆる細胞に影響を及ぼしていて、知らず知らずのうちににサビが広がる場合もあります。

妊娠を希望している人は、普段から体がサビないように抗酸化作用の強いものをしっかりと食事に取り込みましょう!

「食事なんて関係ない」
「私は、妊娠できる治療をしてもらえたらそれでいいので食事のことには興味ない」
そんな風に考えていらっしゃる患者様は非常に多いのが現状です。

「受精卵の質が悪い」
「どんなに高度な治療を尽しても受精卵の質の改善が難しい」

こんな状況の患者様は全国のどこの不妊治療の施設でもそれなりの人数がいらっしゃるようです。

しかし、その一方では
「抗酸化作用を期待した食事改善と体質改善に取り組んでもらったら、受精卵の質が改善した」
という事例も色々な施設から報告されています。

2016年7月にはフィンランドでヨーロッパ生殖医学会学術集会が開催され、その演題報告にも「抗酸化を取り入れた食事の改善と体質改善の必要性」について発表されていました。

食事の見直し、体質改善、健康な体作りは「妊娠」のためだけではないんですよ。
妊娠した後も、赤ちゃんはお母さんの体の中でお母さんの血液をもらって育つんです。
そのお母さんの体を流れる血液が、サビている状態では赤ちゃんの発育にはよくないのです。

生れてきた赤ちゃんには母乳を与えますよね。
母乳はお母さんの血液から作られるのです。
その母乳が、サビた血液から作られていると、赤ちゃんの体もサビやすくなるんです。
せっかく治療をして、生れた大事な赤ちゃん。
誰だって、健康にすくすくと育って欲しいと願いますよね。
それを願うなら、お母さんが今から食事のこと、食材のこと、体の健康のことを知っておいてほしいな、と思うのです。
子供が離乳した後は、お母さんの作る食事で栄養をとり成長してゆきますから、妊娠前から生れてもずっと「食」のことは大事な内容なんですよね。

「妊娠したい」の気持ちをきっかけに、抗酸化を意識した食事に意識を向けてみませんか?

急激な変化は感じないかもしれませんが、今よりもきっといい体の状態にかわることは間違いありません。

当院では、毎月、
栄養セミナーを開催しています。
そして、栄養士による栄養指導も行っておりますのでぜひご利用くださいね。
栄養指導を受けた3ヶ月後に、少しずつ体調の変化を感じ、自然妊娠された方もいらっしゃいます。
月経不順だったのに、毎月生理がくるようになったと喜んでいらっしゃり、それからすぐの妊娠でした。

毎週、週末には、丹波篠山の農家様より、低農薬で妊娠しやすい体作りを願って新鮮な野菜を送って頂き皆様には待合室で購入できるように提供しておりますよ。



高額なサプリメントを買うよりも、お金をかけず、少しの意識を食事にむけることで体の根本から健康になってもらいたいと願っています。

意外な妊娠への近道のお話、いかがでしたか?
興味を持たれた方は、是非、今日から、できることから始めてみてください。
※コンビニやお総菜コーナーで売られている揚げ物を控えたり、加工品(カップラーメンやインスタント食品)を控える、など。

「ばかばかしい」と思われた方は、また、思い出してもらえる機会があればうれしいな、と思います。

本日は、不妊相談でよくある質問から「食」について書いてみました。

不妊症看護認定看護師
西尾京子





不妊治療〜どうして悩みが伴うのかしら?〜

December 08 [Thu], 2016, 17:12
みなさまこんにちは
助産師の田中佳織です。

寒さが厳しい季節になってまいりました。
こんな時期はあたたかい食べ物が、おいしいですね。
皆さまは、この季節どんなものが食べたくなりますか?
鍋料理でしょうか?
辛い食べ物でしょうか?
それとも甘いものですか?
それともお酒?

それらを食べたり、飲んだりしたとき、とっても幸せな気持ちになりますね。
不妊治療をうけているときって、私も早く喜びたい!
と思っているけれど、なかなかその結果がでないし、すぐ手に入らない。
そして、頑張っても頑張っても、授かれない。

私が悪いの?おかしいの?

私、そもそもなんでこんなに赤ちゃんがほしいんだろう・・・

そんなふうに悩みの渦の中に入って苦しくなることありませんか?

女性の一生は、いろんな時期があり、それぞれの時期に思うこと、悩みがあるそうです。
そういった女性の一生について発達心理学的観点からわかりやすくお話を聞き、一人一人が、私らしく咲くにはどうしたらいいのか?というテーマで、学ばせていただく機会がありましたのでご紹介させていただきます。

人の心理社会的発達は、発達心理学者のエリクソンによると、八つの段階にわけられ、23歳から60歳を成人期とよびます。
さらに、成人期は二つにわけられ、以下のような課題(発達課題)をもちます。

前成人期(23〜34歳)   
 発達課題:親密性の獲得
        他者と友人や恋人・結婚などの関係が築ける

成人期(35〜60歳)    
 発達課題:生殖性の獲得
       子供を産むことや、後輩の育成、
       会社を発展させるなど次の世代を育てることに関心をもつ

上記のように、それぞれの時期に課題をもち、その課題がうまくクリアできない場合、人は思い悩むきっかけになるのだそうです。
この思い悩んでいるとき、この課題がクリアできない自分はなんのためにうまれてきたんだろう・・・この課題ができない自分はなんてだめなんだろう・・・このように自分自身の存在自体を否定する気持ちに陥りがちになるそうです。

皆さんの中でも、なかなか妊娠できない私は女性としてだめだ、
生理がくるたび悲しくなる・・・
みんなはもっと頑張っているのに、私が弱いからだめなんだ・・・
など苦しくなる気持ちになるときありませんか?
これ、発達心理からみると、課題がクリアできないから、悩んでしまうこと。
あたりまえのことなんですよね。

頑張ってきたのに思う結果が得られなければ、人は悲しくなるし残念な気持ちになることは、当たり前だと私は思います。なので、そんな気持ちのときは、一人で抱え込まず、我慢せずご主人様やご友人、もしくは私たちにその気持ち話してみてくださいね。

このように人の一生の中でうまくいかないことが起こる時期というのは何度かありますね。
そんなときは、なんだか自分だけが取り残された、遅れているような気持ちになるかもしれません。
でもこの時期はとても大事で。自分を大事にする時期、高める時期だそうです。
この時期にすることは、立ち止まって自分の幸せを考えるとき。講師の臨床心理の先生はこの時期を、熟成期間とおっしゃっていました。
この時期をいかに過ごすかで、今後に大きく影響するくらい大切な時期だそうです。
どんな人でもこういう時期は必ずくるし、これを繰り返し人はその人らしい人生を歩んでいくとのことでした。

長い人生、立ち止まり自分の人生を真剣に考える時期、確かに必要ですよね。
そして、この時間は人により様々であるようです。
そして、この時間は必ず終わりまた歩きだせるときがやってきます。

不妊治療においても、私は同じことが言えるのではないのかな〜と思います。
頑張れる時もあるし、頑張れず泣きたいときもある。
そんな時は、一度立ち止まり、自分の力をためて、元気がでたら歩きだしたらいいのではないかと思いました。

冒頭に、今食べたいものをお聞きしましたが、元気がないときはそんな自分の好きなものを食べたり、飲んだりして頑張った自分にご褒美あげてみてはどうでしょうか?
するとまた、元気がでて治療に前向きにがんばれる気持ちになれるかもしれませんね。

なかなか気持ちの整理がつかない方、じっくり話を聞いてほしい方は、当院でも不妊相談を承っておりますので、ご利用ください。
わざわざ、不妊相談のお時間をとらずとも、診療を終えて帰宅される前にできるだけお話ができるように看護師一同患者様にお声かけするようにしています。
不安な気持ちを抱えて帰るのではなく、すっきりして新しいエネルギーを蓄えて、毎回の受診を終えてくださいね。

応援メッセージを頂きました#32

December 01 [Thu], 2016, 11:30
当院で不妊治療を頑張られて、無事に出産された患者様より現在治療中の患者様への応援メッセージを頂きました

朝倉先生をはじめ、扇町レディースクリニックのみなさまご無沙汰しております。
この度、無事に元気な女の子を出産しました。
日々、少しずつ成長していく娘に育児の楽しさを感じつつ、こんな日が私に訪れるとはまだ夢のようです。
たくさんの人の協力があって娘が生まれた感謝の気持ちでいっぱいです。
中でも、扇町レディースクリニックのみなさんは私の妊娠がわかった時、スタッフみなさん笑顔で喜んで下さいました。
本当に心から喜んで下さっているのが伝わり扇町レディースクリニックにして良かったと思いました。
結果が出ずに落ち込んだり、イライラしたり、自信をなくしたりした事もありましたが、私の進んだ道は間違っていなかったんだとそう思いました。

治療中の方々も心が折れそうな時があると思いますが、朝倉先生をはじめ扇町レディースクリニックのスタッフみなさんを信じて前進してもらえたらと思います。
一人でも多くの方に赤ちゃんが授かる様願っています。

ご出産、おめでとうございます。
元気な女の子を無事に出産されたとのご報告ありがとうございます。
職員一同、とても喜んでおります。

妊娠を期待しているのに、月経がきてしまったときの心の沈みやうまく行かなかったときの苛立ち、妻として、嫁として、役割が果たせないことに自信をなくしたり、と本当に治療中の道のりは決して平坦ではなく、辛く険しいものだったと思います。
でも、ご主人をはじめ、ご家族、友人、たくさんの周囲の方の協力を得てよく頑張られましたよね。
当院を信じて頂いたことは非常に有り難く感謝しております。
ありがとうございます。
しかし、私達は、ほんの少しのお手伝いをさせて頂いただけで、何よりも患者様ご自身が自分を信じて頑張られたことが結果に結びついたと思っていますよ。
本当によく頑張られました。
これからは、大切な娘さんと新たな家族構成で楽しい生活を満喫してください。

現在治療中の方に暖かいメッセージを頂きありがとうございます。
こうやって、頑張られた先輩の体験を知り、くじけそうな方も「頑張ってみようかな」と力が湧いてくる患者様もいらっしゃると思います。
大変勇気づけられるメッセージだと思います。
ありがとうございます。

私達も一人でも多くの方に赤ちゃんを抱く幸せを感じて頂けるように願っています。
同時に、努力した結果赤ちゃんが得られなかった患者様には
「ここで頑張れてよかったな」
と思えるような施設でありたいと思っています。
不妊治療の経験が今後の人生にとって良い経験になるように努力してゆきたいと思います。
すてきなメッセージを頂き、ありがとうございました。

不妊症看護認定看護師
西尾京子


電話対応時間帯について

November 25 [Fri], 2016, 9:00
今回は当院へお電話でされる際のお願いと、時間帯ついてご案内させていただきます


お電話される際は、お手元に診察券をご用意いただき、
まず初めに「診察券番号」・「お名前フルネーム」を伝えていただきますようお願い致します


診察内容からお話される方がいらっしゃいますが、先に「診察券番号」と「お名前フルネーム」を伝えていただければ、スムーズにご案内できますので、ぜひお願い致します。


診察券番号がすぐに分からない場合、また代理の方からのお電話いただいた際なども生年月日をお伺いし、ご本人様確認をさせていただきます

受付スタッフが対応いたします電話番号は、06-6311-2511です。

受付時間は

月・水・金はAM8:30〜PM17:00まで

火・土はAM8:30〜PM15:00まで

木はAM8:30〜11:00まで

と、曜日によって異なりますのでご注意ください。

上記時間帯に受付スタッフが対応させていただきます。
自動音声アナウンスが流れますのでご希望の内容を選択して下さい。

まれに院外研修などで終日スタッフが不在になる場合や、通常の電話対応時間帯に変更が生じる場合もございますので、ご予約を取られる際は余裕を持ってお掛けください


尚、月・水・金であれば、PM14:00〜PM17:00
火・土であれば、PM13:00以降お電話いただけますと診療も落ち着いた頃になりますので、比較的つながりやすくなっております

お電話の際はお掛け間違いのないようお気をつけ下さい





特に冬場は注意!!精子検体のお持込みについて

November 18 [Fri], 2016, 14:30
みなさま、こんにちは いよいよ寒さが増してきましたね。今回は、冬場には特に注意していただきたい、精子検体のお持込みについてお話させていただきます

寒い日には、お持込みされた検体カップがとても冷たくなっていることがあります。顕微鏡下で観察すると、ほとんどの場合、前回の検査値と比較して運動率が低下しています。思いの外、元気な場合もありますが、ほとんど動いていない状態の方が多いです。

精子は外気温の影響を強く受けます。暑さ寒さにとても弱いです

状態が悪いと、治療方法の変更を余儀なくされたり(体外受精予定が顕微授精に変更になる)、治療自体が中止になったりする場合があります。

それを防ぐには、できるだけ体温に近い温度を保つために、採取後の精子検体カップは寒い室内で放置などせずに、速やかにタオルで包み、外気に触れないようにカバンの中に入れるか、コートの中にいれて抱えるようにして、クリニックにお持込ください。

ただし、カイロ等で保温はしないでください。熱にも弱いので逆効果です。

当院では採精室もご利用いただけます(別途費用あり)。ご本人に受診歴がある場合はインターネット予約も可能です。ただし、インターネット予約の場合は、後日確認のためにご連絡させて頂く場合がございます。ご了承ください。



ご質問がございましたら、いつでも胚培養士・臨床検査技師にお声かけください

プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:扇町ARTレディースクリニック
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大阪、梅田で不妊治療、体外受精を中心に治療をすすめているレディースクリニックです。
赤ちゃんが欲しいご夫婦に一日も早くお二人のお子様を抱いて頂けるよう、スタッフ一同、日々学び質の高い医療サービス提供を心がけております。
詳しくは扇町レディースクリニックHPからご覧頂けます
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