京都 2013.7.6-7

July 15 [Mon], 2013, 17:56
予定されていた飲み会が中止に。
雨も止み、曇り〜晴れの天気予報を得たので、初心にかえり、入京。
今回はいつもと違うテーマを持って準備しようと思っていたのだが、急だったこともあり、前日夜にプランニング。方向性が決まったとこで、宿だけ予約して就寝。
行程があまり決まっていないのは、京都に行くときはいつものことだが、引越後初の新幹線であり、どこから乗るかも定まらないし、寝坊するしで、とりあえず出勤するがごとく、品川へ。
この適当ぶりが間違いの元。ズボンはセレクトミス、靴は違うの履いてきちゃうし、カメラの充電器を持ってこないし、ガムとアメはカバンに入れたはずなのになぁ。。。
しかも、最近は外を歩き回らないこともあり、暑さ対策ゼロ。そんなここんなで、10時過ぎに八条に到着したのだが、車内が寒かったこともあり、プラットフォームに降り立った瞬間、呼吸が苦しくなり、N700Aに乗れた僅かな幸福感や、旅情は一気に減退し、そのまま帰りたくなってしまった。
これで京都を楽しめるのか、一抹の不安が立ち込めてきた5年ぶりの夏の京都。
陰気臭い私はすぐに東山に逃れたくなるのだが、今回は夏。ということで、夏休みっぽいところへ。<⇒京都(市内)>切符の(市内)を活用すべく、嵯峨嵐山へ。
もちろん、トロッコ列車に乗れるような準備はしていないので、歩いていける範囲に。

【大覚寺−だいかくじ】
まずは、大覚寺。

しかし、ここが遠い。しかも土地勘がない。「多分こっちだろう・・・」と歩き始めるが、間もなく、看板も見当たらない。暑くて熱中症になる懸念が。幸先の悪い出だしだったが、持ってきておいた地図を見ながら、無事到着。こういう時に、スマホを巧に使えれば早いのでしょうが、相変わらずアナログ地図。スマートになりたいものです。

大覚寺は素敵にことに、庭はFree。あれだけ広い庭がタダ。

かなり広いので周るのも時間がかかる。

庭の手入れに従事されているおじさん(休憩中)に挨拶すると、
「庭を見に来たんですか?」
「えぇ。庭を見に。」
おじさんは、ニコッとして、
「あっち見ました?いいですよ」と。
「ありがとうございました」と返してお別れ。
こういうおじさんの情報は結構有難いもの。とはいえ、本当にありがたいのは、庭を手入れしてくれること。ありがとうございます。


【宝筐院−ほうきょういん】
次は、今まで聞いた記憶もない宝筐院。デーンと構える清涼寺(釈迦堂)の横に、立派な門構えであるにも係わらず目立たない。ここは回遊式枯山水庭園。枯山水はそれほど好みではないのだが、回遊できるので結構楽しい。木漏れ日が楓の葉を照らし、“夏”を愛でることができたようで、楽しくなった。

奥に楠木正行の首塚があり、その周りではアジサイが楽しめる。

この辺りを歩いていると、ぷ〜んとクヌギと樹液の匂いが立ち込める。子どもの頃、父親に連れられて雑木林に虫取りに出かけた記憶が蘇る。ただ虫を見つけるために、一所懸命に目を凝らしカブトムシやクワガタを探したあの頃の視力は戻らないかなぁ。突然「父さんが連れて行く京都」を感じるお寺でした。

【祇王寺−ぎおうじ】
祇王寺というこれまた初の寺へ。

ここは苔と楓の緑が美しい。





写真を撮るとき、「どうこのコントラストを出せば良いのか」、悩ましい。やはり少しはテクニックを勉強した方がいいかもしれない。秋は紅葉を撮りに来たいなぁ。
この後は、落柿舎という向井去来の草庵に立ち寄った後、

常寂光寺の階段で汗を流し、




【竹林の道】
トロッコ嵐山駅をわたり、竹林の道へ。

この道が終わるとすごい大量の人が。野宮神社という小さな神社に人が群がっている。

小さいが、鳥居が木そのものといった感じであり、源氏物語縁なのだとか。縁結びの神らしく、やはり稼ぐには“恋”だろうけど、嫁ぐには別の方法を考えるべきかもしれません。
この後、天龍寺に寄ってから「この辺で一番安いソフトクリーム」を食べ、久々に嵐電に。
ちょうど電車があったので、ラッキーと乗車したのだが、渡月橋を見忘れた…。たぶん、次のFace bookのカバー写真になっただろうに、残念。
嵐電を乗継ぎ、仁和寺と地蔵院を巡り、ホテルに。
しかし、ホテルは「四条」大宮だと思い込んでいたら、実は「五条」大宮だったことが判明し、結構無駄に歩いてしまった。いつもどおり早々に寝ようと思ったものの、雷雨が!明日は大丈夫か…、しょうがないので、『容疑者Xの献身』を見てしまった。何度見ても良い作品だが、結局、ラストシーンを観た記憶は・・・。
おかげで、翌日はがっつり寝坊し、宿を出たのが9:30という異常事態。時差なしで(あっても)この遅さは久々。最近、とくにうまく寝れていないのだろうか。

【無鄰菴−むりんあん】
ゆくりと起きた朝は、既に暑く、歩き難かったが、早速、今回最も訪れたいと思っていた無鄰菴へ。無鄰菴は今まで存在は知っていたものの、あまり立ち寄ることがなかったのだが、そろそろ訪ねておくべきと思い、今回のメインとした。

山県有朋の庭園であるそれは、何というか、正に“文明開化”を感じさせるもので、京の寺の庭とも、西洋のそれとも、また昭和のそれとも異なる、ユニィクな風情である。

池泉回遊式のこの庭は、奥の滝から池、そして二つの川に別れた後、再び、母屋の前で一つに結び、数段降りて小さな池へ。

京都一の庭園とする人がいるのも納得の名勝である。

また、葉が色づくころに散策してみたいもの。

蹴上に来たら仕方ない。歩いて南禅寺まで上がって哲学の道コースとならざるをえないだろう。歩くと結構な距離である。しかも、あまり京都らしくない(といふより、普通の)住宅街が続く。歩いて少し疲れたので、順正で湯豆腐を食べようかと思っていたが、暑くてとても食べる気が失せてしまった。仕方ないので南禅寺に立ち寄った後に、哲学そば山源で、にしんそばを食べることに。

【永観堂−えいかんどう】
永観堂(禅林寺)は緑に囲まれ、その眩い色が白い壁面に映り込む様は、心地よい夏を感じさせる。


【法然院−ほうねんいん】
春や秋は人でごった返すがこの暑さで人も疎らな哲学の道を少し山側にそれるとある法然院。

秋の法然院も良いが、緑に囲まれる姿も一興。

法然院から白川通に出て、錦林車庫から祇園へ。八坂神社、円山公園から裏道に入り、階段を上がって高台寺へ。春に続き夏も訪ねることになったが、紅葉のシーズンも愉しみたい寺である。その後、泉涌寺から高台の道を通って東福寺へ。初めての道であり、途中、道に迷い、水に打たれて修行している人を見かけたり、高級住宅街を通ってようやく到着。人の少ない東福寺は初めてだったが、やはり、人が多いシーズンの東福寺に比べると寂しいものである。十七時も近くなったため、京都駅へ移動し、夕食をとって新幹線で東国へ。

今回の旅は、「父さんが連れていく京都」ではなく、「いつもと一味違う夏休み」をテーマに、東山から少し離れて嵯峨嵐山へ。もう一つのテーマは、ホワイトバランスをいじる。露出だけでは満足できないので、WBを意識しながら写真を撮ることに。少しでも「その時感じたもの」を再現できる写真を撮れるようになりたいものである。心を研ぎ澄まし、曇りなき眼で撮り収めたいものである。やはり、心が肝要であることは言うまでもない。

オススメBGM♪ラフマニノフ「交響曲第2番」第3楽章(アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団)



2011年7月24日(日)
P R
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