ティーカクテル

November 16 [Fri], 2012, 5:11
マクドナルドに行くことが一大イヴェントだった時代。
先日コレクターズのポッドキャストを聞いていて、そんな話題があったが、確かにそんな時代はあった。
マクドナルドが日本に入ってきたのは70年代。
小学生の頃マクドナルドは都内にもまだ片手で数えるくらいしか店舗がなく、しかも当初、地元池袋には一店もなかった。
今じゃ全く信じられないだろう話だがサンシャイン60ができるまでは確かになかった。
でも、当時の巣鴨には駅前に1店なぜかあった。
当時塾が大塚と巣鴨の間にあったので、そのアメリカからやってきた全く新しい概念ハンバーガーというものを食うためにわざわざ巣鴨に足を伸ばしていたものだった。
それは小学生にとってまさに一大イヴェント。
今じゃどこ行っても店舗は目につき、100円マックすらあり、見向きもしなくなったが、そう考えると昭和は遠くなりましたな。
日曜は新宿でご進物を高島屋で買ってから下北で芝居鑑賞。
ザスズナリ、何十年ぶりかに入った小屋だけど当時からして狭い印象だが、やっぱり今日もキッチキチの狭さだった。
でも80年代の小劇場ブーム時はその狭さにパンパンに客が入って食い入るように芝居観た熱さがあったわけですな。
なんか今日スタルジーネタばかり東京ヴォードヴィルショー竜馬の妻とその夫と愛人と、歌使いの唄ザスズナリ佐藤B作率いる東京ヴォードヴィルショーの40周年企画シリーズの第二弾。
去年の第一弾のアパッチ砦の攻防と同様に三谷幸喜作品。
三谷さんはB作に恩義があるのか弱みを握られてるのか、いままでその場しのぎの男達アパッチ砦竜馬の妻エキストラとヴォードヴィルショーに4作書いているが、再来年に新作依頼もしているそう、実はアパッチ砦以外はあんまりおもろみを感じていなかった。
今作も初演の本多劇場だったと思うと映画版を観ただけで再演には行ってなかった。
でも初演からほぼ10年ぶりの再見ですが、ちょっと違って見える。
基本のストーリーは坂本龍馬が亡くなって13回忌を迎えようという頃、龍馬の妻おりょうはうだつのあがらない男と再婚して横須賀の貧乏長屋に住んでおり、やがて龍馬に似た愛人を作っていたところに元龍馬の部下の土佐藩士が13回忌についておりょうに相談しにくるという話。
なんだかんだで男3人ともおりょうに惚れているもののおりょう自身は気の強さがあるものの最後まで龍馬の幻影から逃れられない。
実際のおりょうさんも晩年は飲んだくれて私は坂本龍馬の妻よと言ってたそうだし、再婚相手松兵衛もおりょうの亡くなったあと横須賀のお墓に坂本龍馬の妻という石碑を建てたそうな。
そんなおりょうさんの歴史に取り残された気持ち、ずっとスタルジーに縛られた感をあめくさんは見事に演じていました。
初演ではそこまで伝わって来なかったんですが、再演を繰り返してそこまで練られてきたんでしょうな。
主なのは部下の土佐藩士を演じるB作と、再婚相手を演じる東京乾電池の綾田さんですがそれぞれのおりょうへの想いの違いも面白かったし、この二人の丁々発止のやりとりも面白く感じた。
一部アドリブを交えているようでと言うか綾田さんセリフ忘れているようでその瞬発性が面白かった。
今回の再演の新しい趣向は脇で海援隊の千葉さんなどが芝居に合わせて生演奏するというところ。
その辺も初演と違い新鮮に感じドラマ感を強く出していましたな。
千葉さん、ときどき演奏だけじゃなくB作綾田のやりとりにそんなわけないだろとかツッコミ入れてましたね。
作三谷幸喜演出山田和也音楽演奏千葉和臣海援隊園田容子出演菅野覚兵衛佐藤B作虎蔵佐渡スタービー稔おりょうあめくみちこ松兵衛綾田俊樹客演ちなみに来年はやっぱり三谷ものその場しのぎの男たちの再演があるそうで、初演、過去の再演同様に伊東四朗の客演もあるそうです。
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