けまりが難波章浩

February 18 [Sat], 2017, 20:48
掃除や書類を用意するなど細かな作業は苦にならなくても、不動産会社に支払う仲介手数料は家を売却する際にけっこうな負担となります。手数料の額は法律で定められているものの、取引された額によっては手数料が100万円を超える場合もあります。それに、売却で利益が出れば、譲渡所得として課税されることになります。転居はもちろん、場合によっては不要品の処分費などもかかりますから、相応の出費は避けられないでしょう。住宅を売却するのであれば、納得できる取引にするために、ウェブ上にある一括査定サービスなどを上手に利用しましょう。一括見積り可能なサイトはいくつもありますが、どこでも最初に情報を登録すれば一度に多数の不動産業者に見積り依頼することができます。こまごまとした入力作業に煩わされずに手間も時間も省略できるのはありがたいです。一括見積りサービスを活用し、金額もさることながら、熱心に販促してくれる不動産業者を探すと良いでしょう。住宅を売却する際、権利証を紛失もしくは滅失している場合はどうなるのという質問は意外とよくあるものです。権利証(あるいは登記済証)をなくしたら売買はできませんし、原則として書類の再発行も応じてくれません。そのような状態で売却するには方法があります。物件の登記簿上の所有者が司法書士と面談し、『本人確認情報』という書類を作成してもらえば、登記上の手続きは問題ありません。司法書士報酬として数万以上かかるのが普通で、時間も手間もかかるため、権利書はしっかり保管しておくに限ります。ちなみに汚れや紙の皺などは不問です。売手は高く、買手は安い価格を望むものですから、価格面で交渉が生じるのは当然と考えていいでしょう。買う側からすると安ければ安いほどありがたいのですし、交渉なしで売却が成立する物件はほとんどないでしょう。なかなか交渉に応じないで買い手が諦めてしまっては、あとあと後悔するかもしれません。多少でも値引きされれば相手は嬉しいはずです。タイミングを間違えないよう、売手として物件の市場価格を把握しておくのは重要なことです。幸いにも、家を売りに出したところトントン拍子で売れてしまい、退去日まで時間がほとんどないなんてケースもあります。最後の思い出をドタバタにしないためにも、買い手がつく以前から積極的に荷物の整理をしておくと良いでしょう。居住中で売り出すつもりなら、最小限の食器や家電等を出すにとどめ、不用品や不急の品などを分類し、箱詰めしたり、資源回収に出したりすると、荷物も減らせるので転居先でもすっきり生活できます。住宅を売る際は契約書を交わすわけですし、書類一式の準備は不可欠です。不動産の登記済権利書、あるいは登記識別情報のほか、最新の固定資産税を確認するための納税通知書や評価証明書などは不動産取引では欠かせません。それに、物件の内容や所有者の状況によって、必要書類というのは変わってきます。書類については仲介を担当する不動産業者から連絡が来ますから、時間を決めて早めに準備していったほうが、取引終了までの時間は少なくて済みます。自分で何でもやるのなら別ですが、一戸建てやマンションを売る時は仲介業者に市価を見積りさせ、それを参考に売り出す価格を決定して仲介契約をします。そこまでは数日ないし一週間といったところでしょう。購入希望者がいつ現れるかは、物件次第、価格次第で早くも遅くもなるでしょう。といっても法律上の決まりにより、不動産売却のための媒介契約というのは媒介契約書の契約日を起点に3ヶ月で一旦終了するため、そのあいだに購入希望者を見つけられるかが売却のカギとなります。給与所得者には縁が薄いですが、確定申告というのは、一年間に生じた所得の金額に対して税額を算出し、申告する手続きです。会社員のように源泉徴収されている人は、実際の納税額との差を調整(還付または納税)するためのものです。ここでいう所得というのは給与だけでなく、土地や家の売却利益なども申告対象に含まれます。所有期間5年以下の不動産は税率が40%、5年超でも所得税に住民税を加えた税率は20%にもなるため、注意しなければいけません。太陽光発電システムを導入している家を売却する場合、太陽光パネルをどうするかが問題になります。売買契約書の設備欄や備考に特に記載がなければ、新居のほうへ引越しさせることができます。ただ、撤去と設置には費用がかかりますから、結局は諦めるというパターンが多いです。太陽光パネルを手放すにも手続きを踏む必要がありますが、新しい住まいに設置可能な場所がなかったりすると置いていかざるを得ません。自分の手で家を売るのは、頑張ればできそうな気がしますが、リスクは覚悟しなければなりません。取引では権利や責任を明確にする必要がありますし、法律、税務、登記などの特別な知識を独学で身に付けるのは困難ですし、シロウトが真似したところで、もし訴訟などの問題が生じたら対処しきれるでしょうか。手数料の負担は痛手かもしれませんが、迅速かつ確実な取引を行うためにも実績のある専門家を活用したほうが良い結果が出るでしょう。しかしどうしても自力でという希望があれば、業者を頼まずに家を売ることも可能です。
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