今年1月に他界した山元峯生全日本空輸副会長のお別れの会が12日、東京都港区のANAインターコンチネンタルホテル東京で執り行われ政財界を中心に約2600人が集まった。
「焼酎を飲むと、『お主(ぬし)』と熱く語る、在りし日の故人がしのばれる」。長年、片腕として支えてきた全日空の伊東信一郎社長は、そんな言葉を寄せた。鹿児島県出身で西郷隆盛を慕った。「薩摩隼人らしく、こうと決めたら強い人だった」と同社幹部は振り返る。
最後の大仕事は昨年の大型公募増資だった。周囲の反対も気にせず、病を押して、シンガポールに出張し、投資家に「全日空はこれから大きく成長する」と語った。優しくほほえむ遺影は、親しげに「お主」と語りかけているようだった。(米沢文) 3月13日8時16分配信
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