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[BOSEのANC勉強会]音の正体、音の干渉を理解する / 2010年07月29日(木)
日産『フーガ』にはオーディオ用のスピーカーを利用したANC(アクティブ・ノイズ・コントロール)が搭載されている。

[関連写真]

これはオプションのBOSEサラウンド・サウンドシステムを選ぶとBOSE製ANCが装備され、標準のオーディオシステムならパナソニック製のANCとなっているが、原理や基本的な仕組みはほぼ同様のものだ。

ボーズ・オートモーティブ株式会社は、ここ10年ほどANC(ボーズではアクティブ・ノイズ・キャンセリングと呼んでいる)の開発を行なっており、フーガには同社として初めてのANCが採用されている。このANCの勉強会がジャーナリスト向けに開催されたので、報告しよう。

ANCの効果を知るには、その仕組みを理解することが必要だ。まずは音の正体を把握する。音とは空気中に伝わる圧力の波だ。波の高さで音の大きさが変わり、波の細かさで音の高さが変わる。実際には日常生活でも様々な音の波が複雑に絡み合って伝わっているのである。

音の波は、水面の波紋と同じようなものだ。音が絡み合うというのは、2つ以上の波紋が重なって複雑な波を作っている状態。ところが、2つの波の高さと大きさが同じで、周期が正反対にズレている波(逆位相の波)がぶつかると、お互いが打ち消し合って波が消えてしまう。これがANCによる消音の原理だ。

色々な音が絡み合う状況で、すべての音を消音させるのは難しいが、特定の周波数を狙って消音するには、この原理を利用すると効率的だ。ボーズは1978年から騒音低減の技術としてANCの研究を行なっており、航空宇宙工学の分野やヘッドホンではいち早く、ANCを利用した騒音低減策を実現してきた。

ANCの原理が理解できたところで、シンプルな構成でANCの効果が体験させてもらった。単一の音をスピーカーから放ち、その隣にあるもう一つのスピーカーから同じ周期の音や逆位相の音を切り替えて放つことで、どう聞こえるかという実験だ。

同じ周期の音を出せば当然、音は大きくなる。ところが、逆位相の音を出すとキレイに無音状態になってしまった。オシロスコープで周期は表示され、スピーカーの振動はストロボライトで確認できたから、効果は間違いない。ANC、面白く素晴らしい装置だと思わされた。

《レスポンス 高根英幸》

【7月28日20時45分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100728-00000047-rps-sci
 
   
Posted at 09:49/ この記事のURL
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