いよいよ、最終幕。
そしてやっと出番…(笑)
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第三幕 森の中・グンターの館
ライン河―
指輪を探し、求めてさまよう水の乙女たちは、ジークフリートの角笛を聞きます。
ハーゲンらとともに狩りにやって来たジークフリートは、獲物を追ううちに一人はぐれてラインの乙女達の前にやって来ました。
乙女達はジークフリートと言葉で遊び、からかいながらも指輪を頂戴とねだりますが、ジークフリートは応じません。
そこで乙女たちは指輪にかけられた呪いを教え、呪いによって指輪を手にするものは死にいたること、ラインの流れだけが呪いを浄化することを教えます。しかしこれは、恐れを知らぬジークフリートにとっては逆効果でした。
「そんな呪いがあるのならノートゥングの剣で断ち切ればいい。私は恐れを知らない。脅迫になど屈しない。自分の命や体など、いつでも投げ出すのだ」
そう言うと、乙女達を乱暴に追い払ってしまいます。
忠告を全く聞かないジークフリートに乙女達は失望し、ジークフリートの死を予言しながら「彼女の元へ」と去っていくのでした。
ジークフリートは、ハーゲン、グンターと合流します。
何か獲物は見つかったか、と問うグンターに、ジークフリートは川に三羽の小鳥がいて、自分は今日殺されるだろうと歌っていた、と告げました。
ジークフリート殺害を目論むグンターはぎくりとしますが、ハーゲンはそ知らぬ顔です。
「あなたは鳥の言葉が分かるようだが、どうやってその言葉が分かるようになったのか」
そうハーゲンに問われ、ジークフリートは、かつて竜を倒したこと、ミーメを殺したことなどを語り出しました。
しかしジークフリートにはそこから後の記憶がありません。
ハーゲンは、「よく思い出せるように」と、酒の中に薬草を搾って入れ、手渡しました。
それは過去を思い出せる霊薬、ホレ薬の魔力を消して、彼自身に、失われたブリュンヒルデとの過去を蘇らせるためのものでした。
酒を飲み干したジークフリートは、語りながら思い出していきます。
―小鳥に連れられ、炎の囲む岩山へ行ったこと。
炎を越えて、美しいブリュンヒルデに接吻し、彼女を妻にしたこと―
グンターは驚愕の思いでそれを聞いていました。
その時、後ろの木から、ニ羽の鴉が飛び立ちます。
その声に思わず振り返ったジークフリートの背中に、ハーゲンは問い掛けました。
「あのカラスがなんと言っているかわかりますか?――…私に復讐せよ、と言っているのだ!」
ハーゲンは婚礼の時、ジークフリート自身が誓約した槍を振り上げ、一気に深く突き刺したのです。
グンターや家来達が止めようとしましたが、時は既に遅く、ジークフリートは崩れ落ちました。
抗議するグンターに、ハーゲンは「偽りの誓いに復讐したまでだ」と言い残し、去っていきました。
瀕死のジークフリートは、グンター達に見守られながら、その目を輝かせ、真実の妻を讃えます。
「ブリュンヒルデよ!神聖な花嫁よ!お前に接吻して目覚めさせよう。ああ、この目は今、永遠に開かれた!ブリュンヒルデが、私に挨拶するのだ―!」
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館で夫を待っていたグートルーネは、人々が運んできた夫の亡骸を見て叫び、慰めようてするグンターを非難します。
グンターは、それをしたのはハーゲンだと罪を転嫁しますが、ハーゲンの態度は堂々としたもの。
神聖なる誓いを破った者には当然の報いだ。むしろ自分は、その報酬として指輪をいただいてもいいくらいだと言うのです。
これにはグンターも激昂しました。
「指輪は渡すものか、この恥知らずのアルプの子め!」
「アルプの遺産を、その息子が要求するのだ!」
ハーゲンは争いの中、グンターを一刀のもとに斬り殺し、ジークフリートの手を掴むと、指輪を奪おうしました。
しかし、ジークフリートの死体がまるで生きているようにそれを拒み、恐れのあまり手を止めてしまいます。
「騒ぐのはおやめなさい」
そこへ、とうとう、ブリュンヒルデが現れました。
彼女のせいで、この悲劇は起こったのだと詰るグートルーネに、ブリュンヒルデは、かつて自分がジークフリートと永遠の契りを交わしていたことを語ります。
ブリュンヒルデこそが、ジークフリートの誠の妻なのだと。
そこで初めてグートルーネはハーゲンの企みを知り、自分が利用されていただけなのだと知りました。
グートルーネは絶望に叫び、恥ずかしさに耐え兼ねて、グンターの遺体の上に身を伏せます。
ブリュンヒルデは、ジークフリートを痛ましそうに見つめますが―しかしそれを強く受け入れました。彼女はラインの乙女に全てを聞いていたのです。
彼女はジークフリートの周りに、薪を積み上げさせました。
指輪を乙女達へ返し、自分はジークフリートと共に逝くことを望みます。
今やブリュンヒルデは、何ものからも自由でした。
ジークフリートを讃え、神々の終焉を伝えると、松明を振り上げて積み上げた薪に火を点します。
「ああ、明るい炎が私の心を掴む。ジークフリート!見てください!あなたの妻が喜びに満ちて、あなたに挨拶をするのです!」
やって来た愛馬グラーネと共に、彼女は喜びをもって火の中へ飛び込むのでした―。
ライン河の水が溢れ、現れたラインの乙女達がブリュンヒルデの残した指輪を受け取ります。
ハーゲンはそれを見てうろたえ、指輪に飛びつこうとしますが、乙女たちに捕まれてラインの中へと飲み込まれていきました。
―そうして黄金はようやく、ラインに戻されました。
ブリュンヒルデとジークフリート、そしてグラーニを包み込む炎はギービヒの館を燃やし尽くし、そしてまた天上でも、ワルハラ城にローゲの火が放たれました。
かつて運命の女神たちの予言した通りに、明るい焔に包まれて崩れ落ち、神々と英雄たちの世界は全てを終えたのです―
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お し ま い !!!!!
長かった…。
結局、ヴォータンの一族は、誰一人として生き残りませんでした。
資金もないのに、権力のために城を建て、そのせいで人の指輪を不当に奪い取り、呪いをかけられた。
つけを払うのはいやだと足掻いたものの、結局周りを巻き込みに巻き込んで、大きな代償を払うことになりました。
ワーグナーのお話の中にはいろんな矛盾もありますが、、、
まずは押し寄せる壮大な音楽の流れを感じていただけたらと思います。
さて、神々の黄昏、
25日は13時に始まり…
私の出る3幕は18時開始予定です(爆)
途中、長い休憩が二回入るせいもありますが…
とんでもなく長い…。
その間、歌いっぱなしのジークフリートやブリュンヒルデは鬼のように大変ですが、弾きっぱなしオケも指揮者も聞きっぱなしのお客様も大変ですね…
でもそこはやはり皆様実力者!全く飽きずに見られます。
今尾さんの若々しく天真爛漫なジークフリート
高橋さんの色男なグンター
福田さんの熱く美しいブリュンヒルデ
皆様素晴らしいので、始めから見ないと勿体ない!
私も、妖艶な水の乙女目指してがんばります〜!
まだまだチケットもありますので、
ortensia@mail.goo.ne.jp
までご連絡くださいね!