未確認飛行物体

May 08 [Tue], 2012, 12:26
あれは友達と二人で散歩していたときの話です。
よく晴れた日で、僕たちは特に行く宛てもなく、ぶらぶらと歩きさまよい、いつしか荒川という大きめの川にぶちあたりました。
金八先生でもお馴染みの荒川です。
そこに掛かる橋を渡りながら、ふと河原を見ると、その日は休日ということもあり、草野球を楽しむ人々の群れ。
見える範囲だけでも野球場が34面あり、どの球場でも試合が行われています。
そしてその先には駐車場でしょうか。
大量の車が並んでいます。
友人と他愛のない話をしながら、橋の中腹辺りに差し掛かった頃、何気なく再び河原を見ると、そこには衝撃的光景が広がっていました。
東の空に光る謎の飛行物体が浮遊していたのですそれも1つや2つじゃありません100近い謎の飛行物体が荒川の土手上空に浮遊しているのですもはや気持ち悪いレベルです。
位置的には野球場の先、おそらく駐車場の上空あたりです。
一つ一つはユラユラと浮遊している感じがありますが、全体的には駐車場の上からあまり動きません。
夏にふと頭の上を見ると大群の小さい虫がついて来てることありますよね。
イメージ的にはあれです。
駐車場上空に謎の飛行物体が集まってきた感じ株式会社ドリーム わいわいです。
しかも僕の記憶が確かなら、橋を渡りはじめたときはあんな光景はなかったハズです。
野球場に目を向けながら、あれに気付かないのは不自然です。
つまりこの短時間の間に突如現れたのです。
なんなんだあれは友人と無い知恵を絞ります。
二人ともオカルト的な話は信じない教の信者の為、最初はどうしても現実的なところで手を打とうとします。
風船を飛ばしたんじゃないかいや、この風の強さを考えると風船は考えにくい。
凧じゃないかあんな密集して凧揚げはナンセンスだ。
なにより糸が絡まる。
ラジコン飛行機じゃないかそれこそあんな密集は有り得ないだろう。
何か新しいオモチャかもしれないいろいろ意見は出ますが、どれもしっくり来ません。
僕たちの常識ではもはやお手上げです。
宇宙人軍団の襲来かもしれない考えたくありませんでしたが、もうそう考えるしかありません。
他のあらゆる選択肢は消されてしまいましたもの。
橋を渡るつもりでしたが、思い切って引き返すことにしました。
この謎の飛行物体、おそらく宇宙人の襲来を間近で見てやろうと思ったのです。
謎を謎のままにしておくほど、僕たちの好奇心は老いぼれちゃいないのです橋を戻り、土手へ。
そのまま河川敷を、謎の飛行物体に向かって歩きます。
が、近づくにつれ、飛行物体の数が減っていくように見えます。
一つ一つも小さく見えます。
地球探索を終えた宇宙人から順番に大気圏外に移動をはじめているということかもしれません。
一気に大気圏外に出ようとしたら混雑しますからね。
恐怖と好奇心を抱きながら、橋から1キロくらい歩いたでしょうか。
ついに飛行物体のそばまでやってきました。
そしてそこで我々は驚愕の真実を知ることになりました親子凧揚げ大会そうです。
凧だったのですつまりは、この飛行物体、なんと宇宙人の襲来ではなかったのです事実は小説より奇なりとはまさにこのことですあれだけ考えて宇宙人の襲来しか考えられないという結達したのに、まさか宇宙人の襲来ではないとは。
おそらく、橋の上で目撃したときちょうどみんなが凧揚げを始めたときで、その後ちらほらと墜落し始め、減っていったものだと思われます。
ちなみに凧揚げは有り得ないと言い放っていた友人は、凧揚げをする親子を目の当たりにしてもあんだけ密集してたら糸が絡まるハズなんだよなといつまでも呟き続けていました。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:od0sajapll
読者になる
2012年05月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/od0sajapll/index1_0.rdf